都筑の丘の道祖神めぐり


都筑の丘の道祖神をめぐる(2002年8月25日(日) 晴れ 10時前に出発。)
 家の回り道祖神は回ったので、ちょっと足を延ばして、都筑の丘の道祖神を回ることにした。でもまだ夏まっさかり、歩いて回ると汗だくになった。

@最初の道祖神
 10時過ぎに横浜線鴨居駅着、北口に出て松下通信の看板を目印に最初の道祖神に向かう。鴨居の人道橋を渡り、松下通信を裏に回って進むと、仲原街道交わる。その交差点に最初の道祖神はあった。(10時半)交通量が多いわりにはまだ状態は良い。隣には二十三夜塔が並ぶ。
A山王信号前の庚申塔
 次の道祖神は川和に行く途中にある。交通量の多い仲原街道を車に気をつけながら進むと、山王という信号機のそばに小さな社がありその前に庚申塔発見。(10時40分)予期せぬところで発見するとうれしい。昔からの街道なので、この道沿いには多くあるのだろう。

Bアパート前の道祖神
 次の信号機(都田西小前)で左に折れ坂を登る。都筑の丘と呼ばれるだけあって平坦な道ではない。頂上付近に月出待公園がありハイビスカスが咲いていた。そこを左に降りると次の道祖神の目印である交差点が見えた。方角的には交差点にあるコンビニの裏なので、コンビニを少し過ぎると予想通り案内図にある階段発見。そこからアパートの前に建つ小さな祠がみえた。(11時10分)まわりはかんかん照りであるが北向きの祠の中はくらい。やはり低速にて数枚撮る。

C森の鎮守の道祖神
 次の道祖神は丘を川和方面に降りた川のそばなので、川和方面に降りる道に見当をつけて下る。ジグザグに丘を下りていくと、森の鎮守様を絵に書いたような風景があった。近づくとやはり道祖神があり他にも石仏が建っている。裏はお墓だった。本当は4番目の道祖神に先に行く予定であったが、とりあえず撮影。道祖神は小高い盛土の上に祠がありその中に安置されている。(11時30分)

D人形の道祖神
 小さな道を川に向かって行くと、信号機がありそれを越えてまた小道に入る。右に入る路地が2、3本あったけど、最後の路地の入り口から祠を確認。ここの道祖神には小さな人形がお供えしてあったが、ちょっと表情が怪奇的。土建屋さんの入り口に建ってるので、遠望ではトラックが入り絵にならない。

E天宋寺の石仏
 今来た道を引き返し、天宋寺に向かう。先の鎮守の森を過ぎて少し行くと到着。(12時10分)ここにも道祖神があるとのことであったが、道祖神らしくなかったので割愛。それより入り口に石仏20体あまりが並んでいて壮観。

F八所坂の道祖神
 次の道祖神は星が谷の近くで結構遠い。途中川和富士公園の中の小山に上る。ここからは横浜方面まで一望できて、やはり都筑の丘が結構な丘陵地帯であることを実感。南に下り、仲原街道を越えるて少しいくと、八所坂の道祖神を発見。(1時10分)ここは後ろが竹山になっていて、屋根で覆って道祖神と庚申塔が置かれていた。

G星谷の道祖神
 歩道も無い仲原街道を進むと、車が来るとよける場所もない。車が来ないことを見計らって進む。星谷の交差点を越えて進むと目指す竹藪を発見。でも小道を入っていってもなにもない、竹藪の中は地域の墓地になっていた。墓地を過ぎて道の方に帰ってくると、草ぼうぼうの空き地の中に祠が2つ、3つ。これだなった思って、藪の中の段差をくだる。やはり真中の祠のなかに道祖神。別の祠にお地蔵さんがおかれていた。祠の前は多少草が払ってあるが、その他は生え放題。入り口も柵がしてあるので、ここにあることを知ってる人以外は見つけることは不可能だろう。

H竜雲寺前の庚申塔
 星谷から最後の道祖神に向けて、仲町台方面に進むと、途中の竜雲寺前に庚申塔を発見。(1時50分)

I天満宮の前の庚申塔
 天満宮の前にも庚申塔。彫りが深い。(1時55分) P>
J源東院門前の文字道祖神
 その次の源東院の門前にも石仏が一杯。(2時5分)文字の道祖神と、お猿さんだけ刻んだ庚申塔も。

K最後の道祖神
 そのまま進むと広い道につきあたり、そこを渡り、進む。 第三京浜を越える二つ前の道を左に折れて坂を進む。電柱の住所を見るともう次の町になっている。引き返して注意深く右左みると、祠発見。(2時35分)なんで来るとき分からなかったんだろうという感じ。でも、木立のなかで薄暗い。最後の写真を撮って今日はこれでお開き。

感想
 きょうは地図サーベイもしっかりしてたので予定通りに終了。 星谷付近で裏道を行けば4、5時間の手頃なハイキングコースかも。

今日の散歩の地図




参考資料
HP 私の中の道祖神
神奈川の道祖神たち