石仏を追のに落とせないのが安曇野の道祖神ということで、10月12日(2002年)からの三連休を使って安曇野に道祖神を訪ねてみました。 | ||||||||||
交通 横浜から信州は遠い様で近く、近い様で遠い場所、横浜市内から横浜線で八王子に出て「あずさ」に乗り換えると3、4時間で道祖神のメッカ(?)大糸線・穂高駅に着く。値段は往復で特急料金入れて一万数千円というところ。余裕のある旅にするならJRで指定席の空席確認。 | ||||||||||
宿 |
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足 安曇野は結構広いので数多く見るためにはレンタサイクルは必需品、値段は一日1200円ぐらいだった。西の山の方に行くに従って標高が若干(100mぐらい?)あがるので、電動機つきのレンタサイクルも楽かもしれない。でも街道沿いは交通量が凄いので要注意。ママチャリタイプは前のかごに荷物が載せて便利。 |
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地図 駅に着いたらまず買うのは穂高町で発行している通称「道祖神マップ」(右の写真)。一部200円で駅から出て左の観光案内所で販売している。でも、引出しの中に仕舞ってあって言わないと出てこなかった。他のお土産品屋さんとかでも売っている。このマップを見れば穂高町内にあるほとんど全ての道祖神130余りの所在が明記されているのだが、現地に行かないと手にはいらないと言うのが難点。インターネットで探しても場所の詳しい情報は発見できず。そこで、今回まわった70余りの道祖神の所在を2万5千分の一の地図(272KBytes)に描いてみましたので、事前調査の参考にしてください。(現地に行ったら「道祖神マップ」買って下さい。) |
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行程 二日目は燕岳(つばくろだけ)の登山口の中房温泉に紅葉見物に行くのを予定したので、初日、二日目の午後、三日目の実働二日。最初の日は手始めに穂高駅から西部の地域、二日目は南部、三日目は穂高町中心部および東部を中心にまわった。 | ||||||||||
撮影のポイント 行ってみないと分からないのが陽射しの方向。結構東向きに置かれているものが多く午後にはもろ逆光になってしまうところも多かった。畑仕事にでかけるおばちゃんにさえ「逆光だろ。」とか指摘されてしまった。朝から回るのが正解と思える。道祖神かたろぐに道祖神の向きを入れときました。参考にしてください。 それと、回ったところは町の中に建てられているものが多く、常念岳、燕岳を背景に撮れるものは限られている。それに、今の季節は晴れてももやっていて、山に雪が積もる冬が最高の時期になると思う。 二日目は早起きして撮りに行こうと思っていたが、朝もやが出て断念。川中島も思い出す。高度が高くなるともやも切れた。三日目は朝寝を決め込んでいると、今度は晴れ上がってて、ちょっと損した感じ。 |
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いろいろなシーズン
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道祖神の人気は? 観光シーズン真っ最中というのに、道祖神を巡ってる風の人は、ほとんどというか、全く見かけず、かといって観光客がいないのかというとそう言う訳でもなく、観光わさび農園に行くと大型バスや車で、大混雑状態だった。 | ||||||||||
石仏・石神 安曇野の道祖神は、神奈川の道祖神と比べると、大柄なものが多かった。また円形のものが多いのも特徴か? しかし、1mを超える巨石に庚申塔、二十三夜塔、道祖神が彫られた三点セットがあったのにはびっくり。 |
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猫 三匹遭遇。首輪なかったけど、どの猫も人懐っこい猫でした。一匹は道祖神枕にねてました。そういえば、電車の時間を気にしながら自転車こいでる時、橋の下に子猫が群がってるのが見えたけど、暗いのと、時間なしで撮影は断念。今は子猫繁殖の季節らしい? |
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感想 安曇野も他と違わず、新しい家が並び、新しい車が走り回ってる、風情を味わうのには物足りないと言う感じ。もうちょと山奥の村の道祖神をいつか訪ねてみたい。近代化されてない所ってもう何処にも無いのだろうけど。 | ||||||||||
穂高駅周辺の道祖神地図地図(272KBytes) 注: ・番号は道祖神マップの番号・赤数字は双体道祖神、青数字は文字道祖神 ・穂高駅と柏矢町駅の間が約2Km。 道祖神かたろぐ 1)穂高町西部(一日目) 2)穂高町南部(二日目) 3)穂高町東部(三日目前半) 3)穂高町東部(三日目後半) |
書籍 | 安曇野・穂高 道祖神めぐり 穂高神社・御船会館発行(通称・道祖神マップ 1999.2版) |
道祖神散歩 道祖神を歩く会 野中昭夫発行(1996年) |