昔、一箱いくらで落とした中に、まだ110機があった。シャッタースピード固定で、パンフォーカスなので持ち出していないものだった。左のFujica Flash 350はF5.6で1/400sの固定。ISO100でEV13.6なので晴れた日用。KodakのEktralite 400は、F9.5で1/125sの固定。ISO100でEV13.5なので、Fujicaと同じ晴れの日用。電池なしで使える機械式シャッターのようなので、試験用に使ってみることに。
Fujica Flash 350はフラッシュをポップアップさせると、1/100sになる仕様のようなので、EVが2段さがり11.6になり、夕方などはこちらが良さそう。いずれにしてもフラッシュ自体はコンデンサが死んでるだろう。電池がいらない、写ルンです仕様。Kdakはフラッシュではスピードが1/60s、絞りがF6.8に。
両方とも、ISO400のフィルムの検知ピンがついているので、Kodakはスピードを1/250sへ、Fujikaはスピードを1/100sへ。どちらかというと、Kodakの方が有利だろう、解像度という面で。というか、F5.6でパンフォーカスなら、近場しかピントが来ないということに。結局、Fujicaは絞りF5.6固定で、フラッシュまで使おうとして、中途半端な仕様になっているようだ。絞りの制御がない分造りは簡単になる。
反面、レンズはFujikaは3群4枚のテッサー型、Kodakは3群3枚のプラスチックレンズのようだ。構造をレンズで補っているのか。
そういう意味では、これらのカメラはメカニカルシャッターのカメラであり、AgfaのOptima5000やRolleiのA110などは、電子シャッターにテッサー型レンズを付けた、当時では最新の一段進んだカメラだったことになる。いずれにせよ、110カメラは画面サイズの制限に寄る画質から、35mmカメラやそのハーフ版に、需要を食われていくことになる。