Mamiya-16 Automatic試写結果

 とりあえずこんな感じでした。(PhotoDirectorでノイズ30%を除去しています。) 今回はスキャン上がりでノイズを軽減してから作業を始めたが、最終段階でノイズを軽減した方が効果がありそう。なお、全てのコマで付属のイエローフィルタを使用しています。

[Mamiya-16 Auto. with Y2, Kodak double X (16mm), D96(1+1) 9.5分@20℃]

MARIX 16mm現像リールの巻き方(覚書)

苦戦した16mmフィルムのリール(パターソンタンク用)への巻き方のメモ。

まず、写真の例のようにフィルムの先端の角を落としリールのフィルム止めの差込口に入りやすいようにしておく。

差込口にフィルムを差し込み、テープで止める。長く出すと、一回りしたフィルムの画像面に接触してしまうので。

リールの片側を付ける前に、フィルムの片側を溝にはめた状態で、フィルムを写真のように寝かせる。その状態のまま、片側のリールを取り付ける。(片側のリールを付ける前に、フィルムを寝かせておかないと、付けた後で寝かすのは難しい。) フィルムを逆に寝かしてしまうと巻けない。

そのままフィルムを寝かせた状態で、リールを回し、フィルムを溝にはめこんでいく。フィルムが無くなったら終了。50cmだとリールの少しの幅しか使っていない。たぶん、35mmフィルムと同じで1.5mぐらいは巻けるのではないか。

Marixの実演も同じことをやっているのだが、映像から読み取るのは難しい。映像では片側のリールを付けてからフィルムを寝かしているが、片側を付けたあとのリールの間は13mmぐらいしかないので、16mmあるフィルムの取り回しが難しい。
 

なお16mmのプラスティックのリールは軽いので、現像中にタンクの中で浮かないように、重しとなるものを上に置いて現像タンクに入れる。1巻の現像なら250cc、2巻なら400ccほどの液量が必要。

Mamiya-16 フイルムマガジンの怪

 Mamiya-16のフィルムマガジンの最初は、こういう真ん中に軸がある金属製の同じマガジンを左右に並べて使うものだったらしい。

 たぶん次に出たのは、これをバーでつなげたプラスティック製のタイプ。これも両側に軸がある。本来は右の送り側には軸は必要ないが、この軸を使っている機種があることを想定したものなのか? このタイプは軸が無いと、穴の中央が空洞となってしまうので、光が穴から直接入り込んでしまう。 私のマガジンのように、軸がないものを見受けるが、どうやって使っていたのだろう? 穴をふさぐか、光を防ぐ黒い筒状のものが内部に必要だ。

 そして最後に出たのが、フィルムタンク側の穴をふさいだタイプ。これで光漏れの心配はなくなった。