3Dセキュア2.0に負けてスマホをネットで申し込み

 早期退職の無収入生活にともない、スマホをやめて早10年、最初はフリマの申し込みができないぐらいで不便は感じなかった。しかし最近は、SMSができないと、ヤフコメ投稿拒否とか、ヤフオクができないとかだんだん不便になってきた。楽天カードとか携帯登録がないと、ヘルプへのアクセスもできないとか、最低だった。でも、決め手はクレジットカードに「3Dセキュア2.0」というのが導入されたみたいで、最悪必要な時に使えないことも予想される事態に。

 ということで、前にキャンペーン(4/30まで)が来ていた、20Gコースで440円/月(1年間だけ)に申し込んでみた。(WiFi主体なので、1年経ったら2Gコースへ変更という前提で。) スマホはアマゾンでSIMフリー機種を注文。設定に困りそうだけど、まぁ届いてからということで。

35mmピンホールどうにか参加作できた

 世界ピンホール写真デイということで、Bessa-Tのピンホールを試す。
 ちょうど28mmの画角ぐらいなので、28mm用外付けファインダーで撮影。
 しかし、近接で撮ったバラが切れてしまっていた。
 また、内臓の露出計を信じ過ぎてしまったので、暗い所が出ていなかった。
 明るいところに露出があっていたようだ。
 提出用は700ピクセル、180kbの制限があるので小さな絵になった。

27日撮影分

現像で前浴が必要かどうか

 前浴は不要としている人もいる。しかし、現像液を投入する前に、タンクの温度は現像液と同じにしておく必要がある。特にステンレスタンクの場合には。それには現像液とほぼ同じ温度の水でならすことになるが、その時に、フイルムが入れてあるか、ないかの違いであり。あまり議論する必要もないだろう。手間のかかる話でもない。現像作業は、悪影響の可能性があるものは極力排除することが基本。 
 Vision3のカラーフィルムの場合は、重曹液でリムジェトを除去するこになるので、それが、前浴の代わりとなる。

windowsが勝手に標準フォント変更で文字化け

 最近表示文字がおかしいと思っていたら、4月のWindowsのアップディトでChromeのフォントを勝手に変更しているようです。昨日は文字化けもあってページでフォント修正をしてみましたが、原因はこれだったようです。新らしく設定されたフォントでは、フォント指定なしの英文字のいくつかは文字化けするようです。

文字化け等あるようでしたら、Chromeのフォントを以下の前の設定に戻してみてください。
標準フォント: Meiryo
Serifフォント: Yu Mincho
Sans Serifフォント: Meiryo
固定幅フォント: MS Gothic

参考URL
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2409/11/news036.html

結局、最後の落札品ではなかった 

 今日入札しようと思ったら、携帯番号を聞かれるようになった。SMS規制が始まったようだと思ったけど、時間を置いてワンタイムパスワードの設定画面から入ったら、すんなり即決落札できてしまった。なかなかヤフオク卒業できない。

 ということで、今日届いた最後ではなかった落札品。やはりMinolta-16 MG-Sの白がほしいということで3台目を落札。結構高くて少量込み3300円あまり。水銀電池が入ったままだったけど、PR44に替えたら、とりあえず露出機能も動いている。

カメラの露出の考え方

 カメラの露出の説明では、例えば「ISO100のフィルムを使い、晴れた日ならEV14なので、絞りはF11で、シャッタースピード(ss)は1/125で良い」とか説明されるが、これが物理的にどういう意味を持つかの説明は省かれている。あとは、F11と1/125から相対的な話が進むわけだ。これは、簡単にわかりやすく説明しているつもりなのだろうが、かえって分かりにくくしている。

 これを物理的に説明すれば、ISO100のフィルムが適正に露光される明るさを基準(EV0)として、晴れの日の明るさはEV14だ。これは2の14乗倍(x16384)明るいことになる。なので、そのままこの光をフィルムに当てると真っ黒となる。被写体から反射される光(EV14)を、フィルムの適正露出(EV0)の明るさまで14EV(14段)暗くするのが、カメラの役目だ。

 フィルムのEV値に対応した、カメラの機能の基準は絞りがF1、シャッタースピード(ss)が1秒で決められている。
 ssを半分づつ縮めていと、1/2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64,1/128となり1/125のssでは7段暗くしたことになる。
 絞りは若干複雑で、絞りの大きさの単位は直径に比例している。しかし光量は面積に比例するので、F1からF4へ1/4にしたとしても、その2乗で効いてきて、2段ではなく4段絞ったことになる。ここで、F1からF11まで一段づつ絞ると、F1.4,F2,F2.8,F4,F5.6,F8,F11となり、F11までには7段絞ったことになる。
 ssと絞りを合計すると、7+7=14段となり、カメラにEV14で入った光が14段(14EV)暗くされて、フィルムにはEV0の光として届くことになる。

 同じ環境でISO感度が高いフィルムを使った場合、余計に絞る必要がある。例えば、ISO200のフィルムの適正照度はEV-1、ISO400はEV-2であり、ISO100のフィルムより暗い光でも露光する。なので、ISO100のフィルムのときより、それぞれ1EVと2EV光を絞る必要がある。これは下の図を見れば明快だ。

 なお、露出補正は露出計側の問題だ。露出計は被写体を反射率18%のグレイと想定して、それがグレイに写るように測定している。したがって、被写体が白い物、例えば雪の場合でも、被写体がグレイと想定して照度を高く(EV値を大きく)測定してしまう。実際にはEV14しかないのに、EV16とかで測定してしまう。それに応じて自動露光のカメラなら、16EV絞ってしまう。なので誤測定分の2EV開ける(+補正)必要がある。同様に、暗い被写体は実際より暗く(EV値を小さく)測定するので、その分絞る(-補正)必要がある。±補正は、段数とは符号が逆方向になるので注意が必要。

 同様のことは被写体にも言える。例えば空と地上の明るさは4段ぐらい違う。写真で空の部分が大きい場合、平均測光だと、地上だけの場合にくらべ、度明るく測定しカメラはその分絞るので、地上の部分は暗く写る。地上の被写体を普通に写すためには、地上の部分の測定値にくらべ、1段絞る程度に抑えないといけない。スポットメータがあるのであれば、一番暗い部分の測定値にくらべ、2段絞ると地上の部分は適正露出になる。その極端な例が太陽が写野に入る場合で、この場合でも、地上の風景をちゃんと撮りたいのであれば、地上の露出に合わせないと、太陽だけ光る真っ暗な写真となる。

 また、露出を説明しているところでは、「EV0とは、ISO感度が100で、絞りがF1.0で、シャッタースピードが1秒での適正露出。」とか説明されている。しかし、これも知らない人を混乱させる説明だ。絞りとシャッタースピードはF1と1秒が基準というだけで、段数の合計が「0」(カメラをそのまま通過)ならば、どんな組み合わせでも良い。例えば、F1.4なら2秒でもいい。「EV0はISO100のフィルムの適正照度」ということだけで、EV0の説明に、絞りとSSというパラメータは余計なものでしかない。

「マイ・フォト・デイズ」by 池田葉子

 5年ぐらい完全にやめていたフィルム写真を、2017年に復活させて早8年余り。
 なんでまた始めようとしたんだろうと考えたら、答えはこの文庫本でした。
 2008年のデジタルカメラ絶頂期に出版された、LomoやHolgaなどのそれまでは
 トイカメラと呼ばれていたカメラで、フィルム写真を楽しんでいる、
 四国のアマチュア写真家が出した本。
 いまのフィルムブーム再来の先駆け的存在。
 この本ではフィルム写真のいろいろな表現方法を試していて、フィルム写真も
 結構遊べるなと思った次第。

Double Xの粒子(グレイン)も消えてしまう

 デジタル写真も、ノイズを載せてフィルム写真風に見せる現在、フィルム写真の粒状性を、フィルムの銘柄、現像液の種類、現像方法などで、アナログ的に制御する古き良き時代は終わっているのかもしれない。

 ノイズを消して、デジタル写真で使っているXXフィルム風ノイズを入れれば、銘柄を替えられることになる。

古写真復元

ノイズ除去技術を使えば、簡単に古写真も現代の写真として蘇りますね。
これはPhotoDirectorでノイズを除き高画質化して、Silkypixで自動補正した写真。
写真は敦煌の莫高窟で発見された文書を1908年にロウソクの灯りを頼りに調査しているペリオさん。積まれている文書は900年代の始めに洞窟に隠された文書。この部屋の入口は土で埋められて壁になってました。
ただ、右上の部分は暗いのでうまく出ていません。原紙を使えばもっと良くいくでしょう。