16mm 単孔フィルムの実装方法

 フィルム上に写る画像は以下の図のようだ。Minolta-16IIの場合は10x14mmの画像なので、ダブルパーフォレーションであっても孔にかからないので、方向はどちらでもよい。Mamiya-16も同じ。

 Minolta-16 MG-Sでは12x17mmの画像がフィルムの上部にくるようになっている。なので、カメラの下の方に孔がくるように、フィルムを実装する必要がある。Minolta-16の場合は、フィルムマガジンを上下逆にしてカメラに装着する。なので、フィルムマガジンにフィルムを入れるときには、フィルムマガジンの左右を結ぶバーの側に孔がくるように巻く。

 110カメラにシングルパーフォレーションの16mmフィルムを使う場合には、カートリッジの巻き上げギヤがついている方に、孔がくるようにする。しかし、上の図のように下側の1mmぐらいには、孔がかぶってしまうことになる。ただし、画像は上下逆なので、屋外での写真であれば、空に穴があくことになる。

Minolta-16 Model Psを入手

本来の目的は、おまけで付いていたフィルムマガジン。これでやっとフィルムケースが2個体制になった。これれも送料込み2,500円。

Model-P(25mm F3.5)はMinolta-16の中では廉価版だったようです。なにせ、スピードが白が1/100s、赤丸がフラッシュ用の1/30sの2つのスピードしか選べない。後は絞りが、F16,11,8,5.6,4,3.5から手動で選ぶ。上から、快晴、晴れ、薄曇り、曇の絵がついている。これがIS0100のフィルム用で、ISO200だと絵が一段ずれる。画面の仕様は14mmx10mm。前に赤白の切り替えがあるのがPs、無いのがPらしい。フラシュがなくても、1/30sは使える。フルマニュアルなので普通に写りそうだけど、使う日がくるかが問題ではある。小型のMinolta-16 IIで間に合いそう。これに三脚穴が付いているのも不思議。しかし、体重は122gで一番軽い。