昨日16mmのフィルムを詰めて試写をしようとしたが、フィルム送りができず。原因はこれもパーフォレーション。Kodak Double-X 16mmは片側にパーフォレーションがあるフィルム。
A110はパーフォレーションをシャッターには使っていないが、フィルム送りには使っている。一応カセットの穴をふさいでいるが、110のカセットには126のように、フィルムと本体の間にカセットのフレームが無い。なので、パーフォレーション検知のピンは直接フィルムに接触している。たぶんフィルムの厚さだけでパーフォレーションを感知しているようだ。
なので、16mmフィルムを使うためには、パーフォレーション検知ピンを折ってしまう処理が必要となることに。しかし、試験を繰り返している最中に、110のカセットについているプラの歯車がつぶれてきて試験続行不可能ということに。したがって、新しいカセットを用意してから次の試験になる。
110のフィルムパッケージには126と違い、普通の間隔のせまい小さな歯車が付いる。1回の使い捨てで設計されているので、普通に使っていても繰り返し使えば、プラスチックの歯車が劣化し、フィルム送りが出来なくなることが予想される。