最適なピンホールのサイズは焦点距離により変わり、Root(焦点距離)x0.036とされている。しかし、実験結果を見るとそのピークは尖ったピークではなく、滑らかなピークのようだ。なので、0.3mm程度のサイズの穴の時、±0.05mm程度の変化では解像度はほぼおなじのようだ。
例えば焦点距離40mmではZeroimageのZero6x9は0.18mm、Onduの6×9は0.25mmを選択している。
最適サイズはRoot(40)x0.036=0.228mmで、±0.05mmでは0.178~0.278mmとなり両機種ともに許容範囲となる。したがって、2機種は同様の解像度ということになる。このことからも、当初考えていた0.18mmのピンホールを0.25mmに張り替える必要は無いわけだ。ただし、F値は0.25mmがF160で、0.18mmのF222より有利だ。
したがって、ピンホールを自作する場合にも0.05mmステップの単位に合わせて作れば問題無いことになる。