簡単なスポットメーターの動画があったので貼っておきます。(英語です)
現像時間の調整はシート・フィルムでないとできませんが、以下が目安だとか。
現像時間の増減で、明るい部分(ネガで暗い部分)のゾーンが増減する。それによりコントラストの調整をするようです。暗い部分(ネガで透明の部分)はフィルムに写っていないので、現像時間を増減させても変わらない。
N-2 ⇒ 標準x0.6 (明暗差が大きいコントラストが高いネガ)
N-1 ⇒ 標準x0.7
N+1 ⇒ 標準x1.4
N+2 ⇒ 標準x1.4×1.4(x2) (明暗差が小さいコントラストが低いネガ。)
ロールフィルムでも、コントラストの弱いネガになる場合は、現像時間を伸ばすことでコントラスが上がることになる。ということ?
結局、スポットメータで、表現したい一番暗い部分を測り、それの+2段で撮影する。そして、明るい部分の測定値をもとに、(撮影+2段)を基準に現像時間を増減する。これで、標準±2段のネガができあがる、ということらしい。
ロールフィルムでも、明るい部分、暗い部分の測定値と、実際に撮影する設定値±2EVぐらいを比べることで、黒く潰れるか、白飛びしてしまわないかがわかることになる。例えば、晴れた日の空が多くの部分を占める場合、地上部分が黒く潰れないためには、地上部分+2段ぐらいまでは開けないといけない。逆に風景の明るいを表現するためには、明るい部分-2段絞るぐらいになる。
今年は露出を考えるということで。スポットメータも用意しないと。