
水準器
カラーフィルターの絞り補正(白黒写真)
フィルターを説明しているWEBを読むと、例えばイエローフィルターは1段補正(開く)し、露出内蔵のカメラなら補正の必要はないとしている。しかし、イエローフィルターを単体露出計で測ると1/3段しか落ちていない。なので、1段補正すると、2/3絞りのオーバーとなってしまう。逆に、内蔵式の場合には、1/3段落ちた光を測り、1/3段だけ開けていることになる。
カラー特性が違うという考え方もあるが、カメラの露出計は色には反応しない。なので、内蔵の露出計も、単体の露出計も同じ値を示すことになる。さらに、オレンジ(YA2)は1段しか落ちないのに、2段開けてしまったら、1段もオーバしてしまうことになる。今どき、露出計が無いカメラにフィルターを付けて、白黒写真を撮る人も少ないのだろうが、結構問題と思う。
小さめの4×5現像用タンク
動画を見ていたら小さめの4×5用現像タンクを使っていたので、B&Hで調べてみた。4枚用(16 oz/470cc)と6枚用(20 oz/600cc)があるようだ。今持ってるタンクは6枚できるが、1リットルの現像液が必要なので、ちょっと考えてみることに。どうせ一回に撮るのは2、3枚なので120と同じ500ccで現像できるのは魅力だ。

【Stearman Press SP-445 Compact(4枚用)】
海外の動画は具体的に、こういう細かいところまで説明してくれているところがよい。