110の画像は粒子が荒いのが特徴だけど、世の中には写真からノイズを除去するソフトが普通にあるとうわさで聞いていたので、検索にかかった内の無料オンラインでつかえる「MyEdit」というオンラインソフトをとりあえず使ってみたのが下の写真。マーク無しの編集後の画像の無料ダウンロードは一日1枚(1000円/月で制限なし)だけというので、一枚試しにNo Markで落としてみた。
すると、なんということでしょう! 110の粒子だらけの写真でも、35mmで撮ったのと変わらない普通の写真になってしまった。ピントもノイズが消えたせいか良くなっているし、文字もくっきり、かえって110で撮影する意味がなくなってしまうぐらいの出来。むしろデジタルの感じすらある。他のWEBの110写真でもノイズが少ないのがあるが、世間ではこのワザを使っているのだろうか? Lightroomだとかだと普通につているような。
いずれにしても、110や16mmのフィルムで普通の写真を撮るのであれば、必須の機能といえる。当然、粒状感を利用し楽しむ場合には必要ないが。


Noisyな16mmの白黒もこう変わってしまう。(ビックリ) ファイルを放り込んだだけで、こんな絵が出てきてしまう。粒子に埋もれていた霞む霧島連山が姿を現した。


(画像は「MyEdit」から「PhotoDirector 365」のマーク無し版に入れ替えた。)
これが無かった時代は、35mmに比べノイズが多すぎて、16mmを諦めたのかもしれない。
とりあえずDxOのソフトを見てみた。DxOのソフトは基本rawファイルなので、jpgできるDxOの「Filmpack」というソフトのお試し板を使ってみたが、フィルムの種類毎に粒状性を調整する機能しかなく、一発でノイズを除去してくれる機能はメニューには無かった。気長(一日1枚)に「MyEdit」を使うのが安上がりではあるが。
次に「Paintshop pro」というソフトを使ってみた。AIノイズ除去機能が付いてはいたが、「MyEdit」のクリアさには負けている。「MyEdit」にはピント調整機能もはたらいているのかもしれない。
結局、CyberLink社の「PhotoDirector 365」というのが、「MyEdit」の販売ソフト版だった。試用版には機能が有効化されてなくて若干心配だったが、「MyEdit」と同じ出力結果だった。一通りの画像編集機能が付いていて、3/23までの割引期間中で5200円/1年ということなので購入してみた。(よく読まずに同額で間違って入札してしまったものが、今日締切直前で他の人がさらっていって一安心だったので。) なお、「PhotoDirector 365」でのノイズ除去は、「MyEdit」の結果を100%の例として0%まで効果を設定できる。