16mm 単孔フィルムの実装方法

 フィルム上に写る画像は以下の図のようだ。Minolta-16IIの場合は10x14mmの画像なので、ダブルパーフォレーションであっても孔にかからないので、方向はどちらでもよい。Mamiya-16も同じ。

 Minolta-16 MG-Sでは12x17mmの画像がフィルムの上部にくるようになっている。なので、カメラの下の方に孔がくるように、フィルムを実装する必要がある。Minolta-16の場合は、フィルムマガジンを上下逆にしてカメラに装着する。なので、フィルムマガジンにフィルムを入れるときには、フィルムマガジンの左右を結ぶバーの側に孔がくるように巻く。

 110カメラにシングルパーフォレーションの16mmフィルムを使う場合には、カートリッジの巻き上げギヤがついている方に、孔がくるようにする。しかし、上の図のように下側の1mmぐらいには、孔がかぶってしまうことになる。ただし、画像は上下逆なので、屋外での写真であれば、空に穴があくことになる。