今日入札しようと思ったら、携帯番号を聞かれるようになった。SMS規制が始まったようだと思ったけど、時間を置いてワンタイムパスワードの設定画面から入ったら、すんなり即決落札できてしまった。なかなかヤフオク卒業できない。
ということで、今日届いた最後ではなかった落札品。やはりMinolta-16 MG-Sの白がほしいということで3台目を落札。結構高くて少量込み3300円あまり。水銀電池が入ったままだったけど、PR44に替えたら、とりあえず露出機能も動いている。

過露光のコマも有り、あまり効果は無かった。やはり、D-96ということで。
でも、散歩写真には16mmで十分という感じがする。
軽いし、携帯で写真撮ってるようで気を使わなくてもすむ。
[Minolta-16 MG-s(2台目), Kodak double X,ロジナール(1+50) 9分@20℃、
PhotoDirectorによるノイズ除去/手振れ補正(30%除去設定,6,7,10は100%)】
今日は10kmぐらい歩いたところで、Minolta-16 MG-Sのフィルターを落としたことに気づいた。駄目元で戻ったら、どうにか1kmぐらい戻ったところで発見。今度から付けるときはテープでとめておこう。こんなに外れやすいとは思ってなかった。
桜もおわり、花の季節になりました。
フィルム上に写る画像は以下の図のようだ。Minolta-16IIの場合は10x14mmの画像なので、ダブルパーフォレーションであっても孔にかからないので、方向はどちらでもよい。Mamiya-16も同じ。
Minolta-16 MG-Sでは12x17mmの画像がフィルムの上部にくるようになっている。なので、カメラの下の方に孔がくるように、フィルムを実装する必要がある。Minolta-16の場合は、フィルムマガジンを上下逆にしてカメラに装着する。なので、フィルムマガジンにフィルムを入れるときには、フィルムマガジンの左右を結ぶバーの側に孔がくるように巻く。
110カメラにシングルパーフォレーションの16mmフィルムを使う場合には、カートリッジの巻き上げギヤがついている方に、孔がくるようにする。しかし、上の図のように下側の1mmぐらいには、孔がかぶってしまうことになる。ただし、画像は上下逆なので、屋外での写真であれば、空に穴があくことになる。
前にホルガを使い、126のインスタマティック用フィルムと16mmフィルムを切り取る器具を作った。しかし、結構力のいる作業だった。また、120フィルムの横幅は60mmなので、15mmづつ切れば4本分撮れることになる。16mmカメラは巻き付けて、フィルムを巻き上げる方法なので、15mmでも問題ないと思う。現像リールもどうにか大丈夫なのではないかと思う。そこで、検索した結果、フィルムを台座に寝かせ、15mm幅にナイフをつけたカッターで、一気に切ってしまうのが、一番簡単な方法ではないかと思う。
用意するのは、10cm幅ぐらいの1mの板と、15mm角の角材を3mあまり。そして、カッターの刃。器具は下の図のように、1mの板に60mmの幅をあけて角材を貼り付けた台座を用意する。これが、カッターの刃が横揺れするのを防ぐレールになる。フィルムカッターは、15mmの角材の間にカッターの刃を3枚はさんで作る。
ホルガで作る方法では、カッターの刃をフィルムの方向と全く同じ角度で、プラの台座に焼き付けて取り付けるのが難しい。これが斜めに付いていると、刃がぶれて、切るのに力が必要。その点、15mm角の角材で挟むのであれば、刃が斜めになる可能性がほぼない。
フィルムを切り取る方法は、まず120のフィルムを台座に固定する。そして、レールに沿ってカッターを動かし、フィルムを切るだけ。これで4本x83cmのフィルムが出来上がる。ただしこれでは長すて、カメラに負荷(*)がかかるので、半分の41cmx8本のフィルムにする。16mmカメラで16コマ、110カメラで12コマ程度が撮影できる。1,2時間の散歩のかたわら撮るのにはちょうど良いぐらいだ。
(*注意点)16mmマガジンや110や126のカートリッジを使うカメラの故障/破損の原因は、フィルムを詰め込み過ぎて巻き上げができなくなり、それを力で無理に巻き上げようとして、カメラの部品を壊してしまう場合が多い。なので、16mmや110カメラに使うフィルム長は53cmぐらいを最大と考えておいた方が良い。
コスト的には、今120フィルムの最安値が900円、カラーはその倍くらいなので、4本分で考えて、白黒フィルムが225円、カーラーフィルムが450円ぐらいだ。ただし、110カメラを考えない(もしくは、パーロレーションの映り込みを気にしない)のであれば、KodakのシングルパーフォレーションのDouble XやVision3を使った方が安くなる。約1万円(30.5m)で53cmのフィルムが57本取れるので、175円/本(白黒/カラー両方)となる。(110カメラの場合パーフォレーションの穴がネガの写野の下の1mmにかかる)
ただし、120フィルムの上下1mm程度のところには、フィルム品番やメーカ名などが焼き付けられているので、これを避ける方向(下側に使う)でフィルムを使う必要がある。なお、通常の35mmフィルムから16mmを作る場合は中央部分しか使えないが、36枚撮りなら53cm長で3本取れることになる。
カメラごとのネガが出揃ったので、比べたところ、110カメラの写野は、パーフォレーションの穴と被ってしまうことにようやく気づいた。ネガの下の部分の1mmに穴が来ることになる。これを避けたければ、120のフィルムから切り出すしか無い。110カメラで、シングルパーフォレーションフィルムを使う場合、スクリーンの下部1/14のところはトリミング前提となる。
MG-s2台ともに、絵は出ているが、またフイルムの上下が逆のミス・・・。次回からは必ず確認しませう。モルトは2台ともボロボロになっておりきれいにしたが、特に張替えはしなかった。けれど光線もれはなく特に影響はないようだ。
【2025/04/10追記】
とりあえず両機ともに写ってました。ちょっと過露光気味のような。穴を消すために、14x17mmから10x17mmにトリミングしている。ただ、桜はさすがに16mmでは難しい。53cmのフィルム長で22から23枚ぐらいは撮れている。手巻きフィルムで撮る場合、110ではフィルム間調整機能を壊しているので、53cmで13枚ぐらいしか撮れない。カウンターが付いていて裏紙も必要ないので、16mmカメラの方がメリットがある。ただし、Minolta-16II やMinolta-16 MG-sなどでは固定焦点なので、そこが弱い。Minolta-16 の最後の機種QTには、焦点距離の調整機能が付いているが、レンズがMG-Sの3群4枚と違い、3枚玉に戻ってしまっている。
【画像のシャープ化】上の例はノイズを若干(30%)除いたただけで16mm特有の解像度の低いボンヤリとした写真ですが、PhotoDirectorの高画質化、手振れ補正を30%施すと、そんなに造られた画像ではなく、シャープな写りの普通の写真になります。110のデジタル化で割増料金で「シャープ化」をしている店もあるようです。