今年は中判、大判ということで、今日はSWC

 今日は十数年ぶりにSWCを持ち出して見た。とりあえずイエローフィルターを付けて。スポットメータで測ったら、ハッセルのイエローは1/2段落ちだった。1/2段は露出計に設定がないので1/3段落ちで使ってみる。隼人新港まで往復12km。やはり徒歩では疲れる。早速現像してみたけど、一年毎に空シャッターでチェックしているので、どうにか機能的に問題は無いみたい。乾いてからSCANすることに。
 さすがにSWCという感じの二枚。街角スナップとか撮りたくなりました。 

Hasselblad SWC Biogon 38mmF4.5+Y2 Kentmerepan100(80) D-96(1+1) 12分 @ 20℃
2025/01/23 撮影分

ハッセル2日目

 今日は前回のコースを逆打ちで周る。早速現像してみて、どうにか絵は出ていて、ハードには問題なかったことの再確認。やはりフィルムを上下反対に装填していたのが原因と判明。
 今日の最初の訪問地は田の神様。うしろの電線がうるさい。

現像結果はこんな感じです。(調整済み) 現像時間を10.5⇒13分に長くしてみた。ちょっと長かったような気もする。でも、12枚全部ほどよく撮れていた。これもスポットメータの効果? 左のコマの船体の右側が日を受けて白く飛んでいるが、これはしょうがないかなと。また、他のカットでは雲が薄いので、黄色か赤のフィルターが必要みたい。

Hasselblad 501C/M with Planer 80mmF2.8 Kentmerepan100 D-96(1+1) 13分 @ 20℃

2025/01/20 撮影分

今回は暑かった

今回のはフィルム自体にぶつぶつのゴミが多かった。同じ液で現像したダブルXは問題なし。みなとみらいにて、Zero6x9(改) 8月7日。
窓に太陽が反射していたので、ハレーションするかなと思ったが、どうにか大丈夫でした。これはセンターのピンホールでカメラを傾けて撮影。構図的には思った通りに収まっていた。

Zero 6×9の試写

 今日はまともな三脚を背負ってZero6x9の試写。最初の撮影場所でレリーズを落としてしまい、次の撮影地点から2km引き返して、往復4km、1時間のロス。しかし、やはりしっかりした三脚だと、ゆっくり撮れる。帰って現像しようとしたらD-96が200mlしかなく断念。ロジナールを1+50で、15分@20°。ちょっと濃いめな感じだった。

 今回は6×9で全8コマ、ダブりもなく撮れていた。やはり撮影後すぐにフイルムを巻くことが大事なよう。最初のコマは電車が通過中だけど、7秒ではさすがに止まってくれない。
 Zero 6×9は焦点距離40mm、画角は105°程度で35mm換算で17mm程度しかないが、レタッチすると周辺減光も大きい。被写体が大きいせいか、もしくは現像液のせいか、画像もこれまでのものより解像度がいいように思える。ピンホールのサイズも0.18mmと計算値の0.23mmより小さいが、特に問題はないようだ。張り替え用に純正の0.25mmのピンホールも用意していたが無駄だったようだ。
 今回の試写で残念だったのは、フォーマットを変更する敷居板からトゲが出ていて、フィルムを傷つけていた。Zero2000では薄いフエルトが貼ってあるが、Zero 6×9は木のむき出しだったので、やすりで滑らかにした。写真は線が目立つものは修正したが、目立たないものはそのまま。これも試写ということで。
 あとこの120のフィルムを6×9で撮ると、コマ間がほとんど無く、ちょっと困る。最初の方が10cmぐらい余っているので、裏紙のコマ番号の割り振りに余裕を持ってもらいたいものだ。フィルム上で縦が56mmぐらいに対して横が90mmちょうどあるのが原因ではあるようだ。縦横比が6x9なら1.5だが、56mmx90mmでは1.6もある。

World of Pinhole

Holgaピンホール改造機I型(45mm)試写結果

 改造したHolgaピンホールカメラで試写してみた。とりあえず画像はうまく出ていたが、一番下の写真のように、小さなまるい輪っかのゴミが各画像の上端に出ていて、いまのとこと原因不明。ピンホール回りのゴミであれば、もう少し大きく出てもよさそうだけど。それにホルガ特有の光線漏れが4枚程度あった。いずれもUPした写真はソフト(Silkypix)で修正している。135換算で25mm程度なので、超ワイド感はない。今回はNDフィルターを使う代わりに、全てにY2フィルターを付けている。今回残したホルガのレンズ台座は、ほぼ52mmで、ガラスを外したフィルターの枠がちょうどはまるサイズだった。

 自作ピンホールレンズを付けた改造機のフィルム試写としては初めてだが、うまく行ったと思う。なお、前の着色は濃かったので、薄茶に全て修正した。

「世界Pinhole写真の日」ということで

 今日はピンホール写真の日ということで近場を回ってみたが、2重露光を2度もやってしまい、撮り高が少なかった。

【追記】上記のウエスタンというフィルターはやり過ぎ感があったので、若干赤みを加えたものに修正しました。

フィルム(120,4×5)を買い増す

 円安が加速してもうすぐ160円。少量ながら120と4×5のフィルムを買い増した。120はヨドバシのKentmere100の840円。4×5は一時期無くなっていたがかわうそ商店のFormapan100(8900円/50枚)。ほとんどの4×5フィルムが400円/一枚になった現在、180円/一枚で買えるのは貴重だ。4×5は一日せいぜい数枚しか撮らないが、5枚撮って1000円と2000円はえらい違いだ。Formapanは長時間露光には向かないが、AcrossやDelta100のストックもあるから大丈夫だ。

 なお、白黒フィルムは20年ほっておいた経験上、冷蔵保管していればほとんど劣化はないようだ。カラーリバーサルもいっぱい残っているが、まだ撮っていないので状態は不明。

ピンホールカメラ プロジェクト(7)

今年の世界ピンホールの日(4月の最後の日曜日、2024年は4月28日)を前に、ピンホールのページWorld of Pinholeを追加してみました。Zero2000で撮ったものをSilkypixの既存のフィルターでレトロ風にしてみました。Silkypixで光線引きも修正してみました。

【追記】上記のウエスタンというフィルターはやり過ぎ感があったので、若干赤みを加えたものに修正しました。なおCanonF1の20mmで撮った画像はこちらに。

ピンホールカメラ プロジェクト(6)

 Zero2000で撮って、画像の回りをトリミングしただけで調整無しのものを下に貼った。12枚とも露光時間は計算通りであっているようだ。②枚目は光線漏れが大きかった。(巻き直しによるもの。) ①③④番目は光線もれが目立たないようにトリミングしている。観覧車はいつもは止まっているのだけれど、この日はお客さんが来てちょうど回り始めてしまった。なので若干ぶれている。フィルムだと⑫の室内も結構写っている。フィルムはKentmere100 (120) D-96 11.5分。Kentmere100 はコントラストが高くないのでピンホール写真向けのフィルムだ。

各露光時間(上の右から左へ)
露出の計測はGR Digital IIによる。
晴れた日はEVが14以上、露光時間が1秒以下となるので、UVフィルターが必須。
2秒以上に伸ばした方が誤差が少ない。
国分寺跡
①F3.5 1/810 Ev=13.25 ⇒ 2.3sec/F138
城山公園
②F7.1 1/760 Ev=15.25 ⇒ 0.5sec x UV4 = 2sec
③F7.1 1/760 Ev=15.25 ⇒ 0.5sec x UV4 = 2sec
④F7.1 1/460 Ev=14.50 ⇒ 0.8sec x UV2 = 1.6 ⇒2sec
⑤F7.1 1/560 Ev=14.75 ⇒ 0.7sec x UV4 = 2.8 ⇒4sec
高座神社
⑥F3.5 1/100 Ev=10.25 ⇒ 32sec
⑦ 同上 32sec
⑧ 同上 32sec
⑨F3.5 1/73 Ev=9.75 ⇒ 50sec
⑩ 同上 50sec
⑪F3.5 1/270 Ev=11.75 ⇒ 8.6sec
自室
⑫F2.4 1/40 Ev=8.0 ⇒ 3.8分

露光時間については、ピンホールカメラの露光時間の目安を参照。

ピンホールカメラ プロジェクト(5)

 Zero2000とCanon F1に20mmを付けて、Zero2000の試写に。ピンホールカメラといえば観覧車ということで、国分の城山公園に行ったが、ちょうど市内(鹿児島県で市内と言えば、鹿児島市)の女子中学校の遠足(?)のお昼休憩と重なってしまって落ち着いて撮れず。とりあえず、学生さんにはカメラは向けないことに。
 もう一箇所の高座神社は、今日は掃除する地域の方々もおらずゆっくりと撮れた。早速現像したけど、とりあえず写っている感じ。しかし、最初の方のコマは、赤窓にでるフィルムカウントの数字の見方がわからず、何回か巻き戻したこともあって、光が入っていた。後からは暗袋でやったのだけど、最初ののが効いたらしい。120は何度も使っているが、裏窓で枚数を確認するタイプは初めてだった。
 ここらで撮るためには20kmぐらい歩かないといけないので、機材の重さもあって大変だった。

とりあえず、コンデジの城山からの眺望。2,3日前の72時間で鹿児島空港での春の別れをやっていたけど、途中に入った夜景はここからの夜景だった。真ん中にあるのは京セラの新しい工場。本体は左側の画面の外にあり増殖中。