磐越西線

「磐越西線ひとり」のデビュー一周年ということで、磐越西線の写真の整理。この写真を撮ったのは21年前の2003年6月29日。場所は磐越西線・猪苗代駅のほぼ構内。これが便乗した最初の撮り鉄の写真。といっても撮り鉄の旅は磐越西線の2回しかない。カメラは501C/M+80mmF2.8の標準レンズ。なので、ずいぶん近くで撮っているような気がするが、このころは規制はほとんど無かった。今のようにSNSに上げられることもないし。駅に止まってるときには周りはこんな感じ。(同じ撮影場所から) のどかな時代だった。発射直後で、フィルムもTRY-X(D-76 1+1)なのでブレずに撮れている。このC57 180号機は今も元気に磐越西線で運行しているようだ。

翌年のカラー版はこちらにUP。

ロジナールを無水亜硫酸ソーダ割りについて

 ロジナールでは3%の無水亜流酸ソーダの水で使ってみたが、コダックの現像液のD-76やD-96ではそれぞれ1リットル当り100gと75gの無水亜硫酸ソーダが処方に含まれている。これを(1+1)で希釈してつかうので、半分になり、濃度としては5%と3.5%となる。したがって、3%のソーダ水はD-96とほぼ同じ処方の濃度になっていたことになる。したがって、ネガの硬軟が無水亜流酸ソーダで決まっているとすると、最初からD-96を使えば良いことになる。D-96はその(3.5%)当りで最高の処方を選んでいるはずだから。
 逆に、D-96から無水亜流酸ソーダを減らすと、硬めの方向に向かうことになるから、それも面白いかもしれない。なお、ソーダ割りの元記事を発見した。

自家現像液試算改訂

 前回の試算ではハイドロキンを50gの製品で計算していたために、D-76やD-96が高めに出てました。250gの製品を用いると、両方とも3.8リットル用6,7回分の作成で一回当り1500円程度となります。D-76の代替え商品より300円程度安いです。写真用薬剤の販売停止も進んでいるので、現時点で1万円程度投資しておくと、当分の間白黒現像液の心配がなくなります。

 また今回はこのページで紹介されている、阪川式高希釈高鮮鋭現像液というのも試算に入れてみました。このページの著者がロジナールの代用として修正したもののようです。なお、下の表にある処方は「暗室百科」p.64に記載のオリジナル。(1+20の希釈で、一般のフィルムで20℃ 7~10分とある。) これだと、1リットルの原液で80本程度現像できるこおとになり、費用が一桁下がります。無水亜硫酸ソーダが少ないので、尖った結果が出るようです。軟調方向にするには無水亜硫酸ソーダを増やしてみます。いずれにしても、試してみる価値はありそうです。なお、上記HPでは修正を加えているの、処方や温度/時間が違います。

 この表で使われている薬品は現在ヨドバシ通販で簡単に手に入るもので、種類も少ないので、揃えておいて損はないでしょう。

 現時点での現像コストを考えると、D-76/96の場合1500円/3.8リットル、1+1の希釈で現像できる本数は30本、1本当り49円となる。一方、ロジナールは現在100ml/1780円、500ml/4280円。1+50の希釈で1回あたり5ml使うとすると、89円/100ml瓶、43円/500ml瓶。無水亜硫酸ナトリウムを30g/1L加えると、1本当り12円UP。なので、大瓶を使った場合は、D-76/96と同定度の費用。小瓶だと倍近い費用となる。阪川式高希釈高鮮鋭現像液の場合は1本当り10円。ロジナールは使用量も少なく、安い印象があったけど、最近の値上げで、他の現像液とほぼ変わらなくなっている。

【修正 2024/01/23】炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)について「無水」のもので計算していましたが、「一水塩炭酸ナトリウム」(H2O付)が正しく、単価が1050円円から594円に下がり、D-72が2677円/5回から2312円/5回に下がりました。なお、必要量は、(無水炭酸ナトリウム必要量)x1.17=(1水塩炭酸ナトリウム必要量)とのこと。

白黒現像液の自家調合のコスト(最新版)

【2023/04/21の書き込みを内容修正しました。】
コダックのD-76とデクトールが日本での販売を終了した現在、アメリカからの通販に頼らざるを得ず、その場合の価格は3.8L用の一袋が3,000円台の後半になっている。これも4~5年前の4倍近い。

 そこで、同等品を自家調合した現時点での製造コストを調べてみたのが下の表。なお、仕入れ元はヨドバシ通販(送料込み)。結果として、D-76同等は3.8L用の袋を6袋作った場合の、1袋当たりのコストが1,700円。現在かわうそ商店(送料込み)でD76同等品が1,870円で販売されいる。また、同等の価格帯にマリックス(3000円以上送料無料)の同等品(1500円/3リットル、2800円/6リットル)があります。D76にこだわるのであれば、処方は変わらないと思うので、これらの同等品を購入すればよいことになる。
 また、デクトール同等は5袋分作ったときの、1袋あたりのコストが2,677円なので、1袋あたり千円弱安いということになる。国内に同等品があればいいが、昔何種類か試した時にデクトールにたどりつた経緯がある。そのときにはまだ、Gekkoの現像液があったが、今はそれもない。さすがに、デクトールの同等品はでそうにない。ただ、印画紙用の現像液の自家調合は、プリントの調子を変えられるというメリットがある。またこれを機会に、【SILVERCHROME BW PAPER DEVELOPER 10L用】(1050円)など千数百円の現像液で試してみるのもよさそうです。温黒調みたいです。冷黒調は最近はなくなりました。ヨドバシ通販でとりあえず買ってみましたが、まだ使っていません

価格表を修正しました。D-96も追加。

6月分をようやく現像

今月も4本しか撮れなかった。それも試し撮りが2本。
一番右がKonica C35 Flashmatic、その左がMamiya Sketchの試し撮り、その左はFTb_square。どうにかC35の露出計とスケッチのシャッター&絞りは正常みたいで、絵が出ている。1枚飛んでいるのは、バッグのなかで空シャッターを切っていたみたい。スケッチは長巻機で25の目盛りまで巻いたフィルムで36枚撮れていた。スケッチの露出測定はコシナ(VL)の小型露出計を使った。スケッチは絞りを変えるのに、レンズに指を突っ込む形で、ここも面倒な構造。ピント調整も、個体によるのか、白いはっきりしたものでないと2重像が出てこない。FTb_squareは正方形に難があり微調整中。

【2023/07/02追記】
 スケッチのネガをスキャンしてみたが、やはりテッサー系のレンズに比べ、解像度はよくないようだ。C35 Flashmaticは一部光線を引いているコマがあったが、パトローネの問題と思う。写りはC35 E&Lと同じ、露出も同じく精度もいい。

放浪写真(干拓地)

天気も良かったので海ちかくの干拓地辺りで散歩写真12km・4時間。 ローライ35の露光メータに頼らずに撮ったらだいたい揃ったネガになっていた。 明るいところは正しいが、陰に入ってもメータの振れが同じ・・・。 また、フードで四隅がけられていることを発見。。 前回は気づかなかったが、前回も切られていた。 フィルター+フードの組み合わせはNGということに。。 わざわざフードがつけられるフィルタを買い増ししたのに。
 Scanもフィルムホルダーからのスキャンができず、道半ば。

DELTA400 D76で正常現像確認

今日は蒲生の大楠を撮りにチャリででかけた。
目見当で往復30kmぐらいかと思ってでかけたが、
結局50kmあった・・・。歩道の凸凹道も辛かった。
早速D76 1:1 14分で現像したところ正常な濃さ、
あと一ロールのこっているのでひと安心。