Fomapan400と2浴現像は相性が悪い

今日はFomapan400をISO400設定で撮影し、2浴現像をしてみたが、やはり暗いところが黒がつぶれ相性は良くないようだ。途中にわか雨で雨宿りした。なお、初出動のOM-1nに問題はなかった。

明暗差のない場合には問題ないのだけど。
急な雨で雨宿りしたあずまやから。

今日の結果(うまく撮れたものをセレクト)

【追記】いろいろやってみたが、Fomapan400をISO400の設定で使うのは難しい。そもそも実効感度がISO160ぐらいしかないようだから。ならば、次に試すとしたら、Fomapan200をISO400に増感して見ることだろう。数を撮るとしたら、100ft缶を1万円程度で買えるのはFomaのフィルムしか無くなっている。

Olympus OMシリーズ(フィルム)を選ぶなら

 OMシリーズはやはり軽いのが取り柄。35mmのレンズをつけて700gあまり、Ariaより若干軽く、一眼レフでは最軽量の部類。毎日持ち出しても苦にならない重さ。特に女性が一眼レフを使うには最適と思う。Konica C35のようなレンジファインダー機ならこの半分だけど、接写ができないのが難点。毎日通る道だと風景は変わらず、自然草花に目が行ってしまう。
 OMシリーズはOM-2以降も続くが、OM-2からは電子シャッター&AE(マニュアルも可能)となるので、シャッターが不良になったらほぼおしまいということになる。CanonならF-1やFTbは機械式シャッターだけど、new F-1以降は電子シャッターなので、これも壊れたら修理はできない。現状では古いカメラの電子シャッター機はお断りの修理屋さんがほとんど。70年代以前の機械シャッター機と80年代以降の電子シャッター機では、機械シャッター機の方が長生きする。
 なのでOMシリーズを買うのであれば、OM-1やOM-1nがおすすめとなる。ただ、CanonのFTbと同じく、プリズムの腐食している個体が多いので、確認が大事。ファインダーの下側に雲のようなもやや汚れがあるものには手を出さないこと。(手に入れた個体も、ジャンク機で開け方を練習してから、プリズムをサポートしているモルトをはがずつもり。) あと、露出計も動かないものや、不良が多い。これは動いたらもうけものという感覚か。基本は単体露出計で対応することになる。
 OM-1等ではアクセサリーシューがついている個体は、それを外した場合跡が残るので、最初からつけていなかった個体がよいだろう。また、OM-1はピントスクリーンはプリズム式が標準だったようで、特に広角ではピントが合わせづらい。交換可能なので、スプリット式を探して替えるのがよい。OM-1nはスピリットが標準だったようで、うちのやつもスプリットだ。

OLympus OM-1n 予備機導入

 過去のネガの整理もついたところで、秋のシーズンに備え、OM-1の予備機OM-1nを導入。重さ的にはほぼ同じ。OM-1(n)の良さはやはり軽いこと。今回は露出計もどうにか動いている。ただ、アクセサリーシューも付いていたので、外したら跡が残ってしまっている。これはあるあるのようで、設計ミスだろう。磨いていればそのうち薄れるか? OM-1と違うところは外見にはISOのダイヤルぐらいか? でも、これはOM-1の方が良かった。 

 OM-1についていたピントスクリーンはマイクロプリズム/マット方式でピントが合わせにくかったけど、このOM-1nについてていたのはスプリット/マット方式で、こちらのほうが断然ピントが合わせやすい。ピントスクリーンは交換できるようなので、探してOM-1の方も替えてみよう。

【追記】小さいボディなのでグリップも付けられるといいかなということで、Bessa-T用のグリップを付けて見たところ、写真のように付けることができた。グリップと本体の間はあいているが、底板で固定されていて問題はない。ただ窮屈なので、三脚ネジで固定する際に、上側から落ちるボディでグリップの前側のフエルトが剥がれそうになるので、メンデイングテープでカバーした。グリップの上側の出っ張りが、巻き上げるときに邪魔になるようなら、2回で巻き上げればよい。フィルム交換もグリップをつけたままできる。 

【追記(2025/08/24)】OM-1とOM-1nの違いとしては、ストラップ金具の穴がOM-1nの方が小さくなっている。OM-1には問題なく入った口輪式のストラップの金具が、OM-1nには入らないので良く見たら、穴の内部に円筒状の金属が追加されていた。補強のためなのか、理由は分からない。