Robot Star I さっそく入院

 初回の撮影は大成功だったのに、すぐにシャッターが不調に。シャッタースピードを変えないと露出オーバーに。修理屋さんに連絡したら、シャッターの羽が油粘りしているのではないかということで、さっそく入院することに。

マミヤ スケッチ修理品帰る

シャッターが効かずに修理に出していたスケッチがようやく帰ってきた。4ヶ月程度かかったことになる。ケースは買った時についていたもの。三脚アダプタは付いていなかったが、結構タイトに入っているので、抜け落ちることはなさそうだ。しかし、アダプタも別途入手した。基本は前の個体と同じと思うが、試し撮りはこれから。

カメラ・ストラップの補修

アマゾンで800円の皮紐(8mm)と1000円のカシメ金具セットを買って、
切れたストラップの金具を取り付けた。
かしめ金具の止め方がいまいちわからないけど、とりあえず使えそう。

【追記】
カシメ金具がカシメてないという感じで、安全のためケーブルタイトで補強した。

Konica C35 更なる不具合整備

 ようやく整備も終わったと思っていたが、ファインダースクリーンのフレームの左枠の下の部分が出ない。とりあえず、再度上蓋を開けてみたら、写真中央の、距離計の光の通路に付けてあった、黒枠の四角い穴の空いた部品が、下に落ちていて、光路を邪魔していた。落ちていた部品をファインダー室から出したら、フレーム枠はOKとなった。これで終わろうかとも思ったが、ファインダーに光の線がでているので、多分この部品が無い影響と考えて、両面テープで付けてみた。これで、光の線も消え全てOKとなった。

水銀電池代替え電池の特性

水銀電池で検索したら平成19年の資料にこんな図があった。LR44を使う場合は劣化に注意が必要だ。PR44はどうなんだろうか?

PR44の特性のグラフがあった。これを見ると、結局水銀電池の代替えはPR44の一択しかないことになる。

PR44も予備が無くなったので補充した。価格はヨドバシの通販で6個入が522円だった。補聴器用ということで、近い将来ディスコンされるリスクはないだろう。(2023/06/06)

またジャンクコーナーからお出迎え

 強い日差しの中、遠めの1000円床屋さんに行く途中に、涼みのつもりで入ったHardOffのジャンクコーナーの棚に、前から欲しかったC35の距離計付きのFlashmaticが置いてあった。
 モルトがボロボロだったけど、2重像はしっかり合っていた。レンズもカビなし。電池が入っていたけど、露出メータは動かず。電池室はきれいだったので、電池切れと判断。この機種、露出計にスイッチがないので、使わないときは電池を抜いておかないといけない。帰ってからPR44を入れて確かめたら、ほぼ正常の振れをしていた。あとの難点は、上の写真でも分かるように、正面ファインダー窓の横に、カビのような白い汚れがあること。これは、上蓋開けたら取れるかもという判断で即購入決定。値段はこの前のFTbと同じで税込み2200円。ヤフオクならこの値段でも、送料加えたら4000円近くになってしまうのでありがたい。モルト剥がしと、貼りをがんばらないと。

【当日夜追記】
 古いモルトを剥ぎ始めたら、明日まで待つのが面倒なので、結局モルトを貼ることに。ということで、新しいモルトに張替え完了。C35は裏蓋を開けたところにもモルトが貼ってあった。また、スクリーン横の汚れは、上蓋を開けたら、本体のフレームの鉄が白くサビていて、そのサビがカバーにくっついていた。無水エタノールでサビを拭き取ったら、圧着がなくなり白い汚れは消えた。開けたついでにファインダーの清掃も完了。
 ということで、すぐに使える状態となった。多分、試し撮りも不用と思う。同類のカメラとしては、オリンパス35の方が人気があり、価格も高いが、写りから見ればC35がお買い得と思う。使い心地も、T-3よりもこちらの方が良い。T-3は小さい分ホールドが効かず手ブレしやすい。

 なお入っていた電池はナショナル製の【MR44】という電池で、調べたら水銀電池だった。水銀電池は1990年代なかばに生産中止になったようなので、このカメラは20年以上使われていなかったようだ。よく液漏れしないでいてくれた。このカメラ、露出計によるシャーッタースピードと絞りの自動設定なので、電池が無いと、写真はとれない。シャッターが押せても、露出計がダメだと、本当のジャンクなので要注意。結局、50年前に製造され、20年以上棚に放置されていたカメラということになる。

FTbのプリズム移植とましかくカメラ化

 ヤフオクで1000円(+送料1200円)でプリズムが使えそうなジャンクFTbを落としてみた。送料の方が高かったが、電池室になぜかSR43からの電圧変換用のアダプタが残されていて、それなりだった。本体は動いたらどうしようと思っていたが、幸い(?)レンズの絞りと連動しない本当のジャンクだった。とりあえずプリズムは使え、ファインダーもクリアになった。

 ついでにジャンクのファイダーについてた金属フレームを切って、24mmx24mmのフレームとして、プリズムの下の本来のフレームと重ねて置いたのが上の写真。露光計に入る光が弱くなるが、ちょうど、SR44をそのまま使った時のメータの振れ過ぎが相殺され、ほぼ適当な絞り値となった。ちなみに機種はファインダーに速度が表示されない初期型の後期(巻き上げにかしめねじが無い)と思われる。ドナーはねじのある初期型、フレームにも露出計の突起がなかった。

 フィルムの遮光は、FTbにはマスクを差し込む隙間がないので、メトロカードで作った端切れを、窓の両側に両面テープで貼る簡易式にしてみた。光もれを防ぐために、テープをかぶせたが、ここだけが直接フィルムのパーフォレーションの部分に触れるので、若干心配。

 戸棚に放置されてから約6年、ようやく使えるようになったFTb。
 正面からだとこんな感じ。

FTbを開けてみた

 4,5年前に最初にヤフオクで落としたFTb。ファインダーを覗くと鍾乳洞状態。プリズム腐食の個体を掴まされていた。その後ほってあったが、せっかくなので、カニ目買って、練習用に開けてみた。
 露出計も動き調子はいいのだが、プリズムは腐食がひどく、少々の補修では回復できそうに無い感じ。補修には、HardOffかヤフオクでドナーを見つけないといけないみたい。

FTb還る

朝修理から戻ってきた。昼一回り試写で回ったがとくに問題無し。巻き上げ軸を調整してもらったので、裏蓋も普通に開くようになった。

FTbカウンタがリセットしない件

修理屋さんに届き、さっそく見てもらったら、カウンターの窓が脱落して文字盤に干渉しているとのこと。いろいろガタがきてたみたいだ。修理はすぐにしてもらえることになり、明日完了で返送してくれるとのこと。個人の修理屋さんは対応が早いのがいい。
合わせて裏蓋を開けるのが重い(巻き上げ軸の不具合)のの調整とか、スクリーンの清掃とかやってもらうことに。それに、裏蓋のモルト貼りは不合格ということで、これも貼り直してもらうことに。

結局修理店送りへ

FTbにフィルムをいれようとしたら、フィルムカウンターがリセットせず。結局修理店送りに。モルト掃除のクズが入ってしまったのかもしれない。

Canon FTb 露出計用電池

改めて単体露出計と較べてみたら、LR44では絞りが2段も違っていた。ということで、空気電池PR44(6個/713円)に替えたところ、単体露出計とほぼ同じ値に。前回の試写が若干心配。なお、水銀電池にくらべボタン電池は小さいので、サポートのために外径15mm内径11mmのゴム製Oリングを使っている。10個で600円ぐらい。ちょうど電池室に合う大きさだ。

とりあえずFTbのモルト張替え完了

 円形カッターが届くまで待つのもななんで、クラフトカッターで切ってみたら簡単に切れた。メトロカードで24x24mmのマスクを作るより全然楽勝。FTbの場合必要なのは、フィルム室用に1)4mmx19mmが2個、2)6mmx49mmが1個、3)1.5mmx200mmが2個、4)4mmx16mm、5)3mmx16mm。それにミラー室用に4mmx40mmが1個。125x250mm(1.5mm厚)のモルトから切り出した。

 裏蓋上下の細長いモルトを溝に入れるのが苦労した。無水エタノールで湿らせながら行ったが、やはり難しかった。裏蓋を開けるのが重くなったので、もう少し細いか薄いのがいいのかもしれない。まぁ、問題あったら貼り直せば済むことなので、気は楽だ。モルト張替えで、裏蓋のパカパカ感がなくなった。