今年最後の撮影

 おとついの撮影で露出の調子の悪かったF-1 with nFD28mmの組み合わせで,寒風吹くなかいつもの試写コースで試し撮り。早速現像してみたが,電池をいれっぱなしにしておいたせいか,今日は全コマ,AEマニュアル共に露光OKだった。とりあえずは修理に出す必要はなさそう。たぶんコンデンサあたりがへたっているのか。

 しかし,nFD28mmの花形フードを無造作につけてしまっていたため,全コマフードでけられていた。このレンズにしか花形フードは付いていないので,花形フードに指向性があるのを知らなかった・・。試写にしては良いコマもあるのに残念。

神宮に暦を買いに

今日は鹿児島神宮に来年の暦を買いに。早めにお参りする人が多くいた。
写真は神宮前にある宮内小学校。県民歌「茶わんむしのうた」はこの宮内小学校が発祥の地。

ハッセルブラッド 6×45マスク

 グリッドのスクリーンだと必要無いけど,長年探していたマスク(右)をようやく入手。左が薄いプラ板でA16の穴を参考に自作したスクリーンマスク。純正品の穴の形は正方形で横の長さは37mm。トリミング前提で,16コマの正方形ネガを想定しているようだ。127のベスト判を意識しているのかもしれない。しかし,これでは6×45として撮るには左右のプラ部分が気になってしまいそう。
 グリッドのスクリーンでは,穴の部分にグリッド線があるので実用上は必要無いが,グリッドありの明るいスクリーンはプレミアがついていて手が出ない。

ロジナールを無水亜硫酸ソーダ割り

 きのうの夕方はCanon FTbにUltron 40mmを付けて散歩。Rodinal現像液は粒子が気になるので,ネットの情報を参考に,粒子を潰す効果がある無水亜硫酸ソーダ(ナトリウム)を1Lに30gの割合(3%)の溶液を作って水の代わりに使ってみた。とりあえず現像があがったネガを見ると,現像に問題はなさそう。

2020/12/25 追記
今日スキャンしてみたが,やはりカリカリ感がうすまり,軟調に仕上がっている。

水銀電池の代替え

 Canon FTbとKonica C35の露出計がLR44やSR44では振れすぎなので,代替えを検証してみた,一つは1.5Vから1.35Vに変換してくれるアダプタ(+SR43)。もう一つは空気電池とよばれる1.4VのPR44電池。そもそもC35にはこのアダプタは入らないが,2機種ともにPR44で露出計とほぼ同等の結果を得られた。 したがって,水銀電池互換のアダプタを使うまでもない。

ローライA26最終形

 手持ちで可変のNDフィルターをレンズの前に置くと,撮りづらい。そこで,55mmのフィルターが付く46mmのフードに支えのプラスチック板をテープで貼りつけて,かぶせフード風に作ってみた。絆創膏テープを両面にして軽くつけている。フードはKonica C35(40mm)用に使っているものなので,けられることはないだろう。しかし,ファインダーの右下はけられるので,できればフィルター径は小さい方がよい。これでホールディングも良くなり,カメラの絞りを調整している体で撮影ができる。

A26過露光対策(III & 結論)

 きょうは別の個体で試写したが,結果としては同じだった。さらに,EV10以下では露光不足。結論としてはEV11,減感しているのでEV10(1/60,f3.5開放)ぐらいで固定で動いているようだ。すなわち2台共に自動露光が動いていないことになる。正常に動いている個体は極めてまれらしい。なのでA26を卒業して,一眼レフのSL26に手を出す人が出ることになるようだ。しかし,SL26はパーフォレーションの穴がないとシャッターが降りないようで,また苦労することになる。

 A26の露出不足の部分を多くたすけるためには,減感現像をやめ,過露出の場合はEV10にもってくるようなNDフィルタの設定が必要いになる。中古のA26で遊ぶにはこのぐらいの手間が必要ということになる。
 Holgaなどは1/100・F8(EV13ぐらい)の固定なので晴れ曇りでも±2ぐらいでどうにか使えている。(晴れ用の設定F11もあるが,絞りの穴がレンズより大きくて効いていないようだ。)

 A26のパッケージのセンサとしては,パーフォレーションのチェックのピン以外にもう一つ,パッケージ上部の切り欠きをチェックするピンがあるが,これもISO設定とは関係ないことが判明。テープを貼って切り欠きをなくした所,パッケージをセットしてA26のふたを閉めることができなくなった。したがって,この切り欠きは感度設定とは関係なく,A26にはフィルムパッケージのISO感度を識別する機能はない。

 改めてA26のマニュアルを見ると,プリントが明るすぎるという質問に,答えはASA50のフィルムを使うようにとなっている。したがって,A26はASA50ぐらいのオーバ目の設定になっているようだ。

 パーフォレーション無しフィルムのコマ送りに関してはやはり捨てシャッターは必要なし。ただし,フイルム間隔は長く8mm,一枚あたり約4cmとなっている。通常の35mmとほぼ同じ間隔。また,パーフォレーションがあれば,シャッターを切らない場合は,そのまま閉めてもフィルムは進まないが,パーフォレーション無しの場合はシャッターを切らなくても1回毎に8mm進むような感じ。

A26巻き上げギヤの交換

今日は割れているフィルム巻き上げギヤの交換。死んでるA26から部品取りをして付け替えた。真ん中のネジを外した後に,軍艦部に付いている3つの小さいネジをはずして,カバーを取るとはずれる。写真上の個体がすでにカバーをはずした状態。
プラスチック製なのでよく壊れるようだ。どういうわけか,ギヤにネジが埋め込んであるので,そこから割れてしまう。