A26をパーフォレーション有りのフィルムで使う

 パーフォレーション無しのフイルムが手に入る可能性がほぼなくなったが、ゾナーのレンズを眠らせておくこともどうかとういうことで、昨日から使用再開してみた。

 昨日はまず、パーフォレーション有りのフィルム(Acros100)に、ブローニの裏紙を35mm幅に切って、裏紙として使ってみた。パーフォレーション無しのフィルムと同等になり、空シャッター/フィルム送りは不要となるはずだったが、見事に像が重なっていた。フィルム厚の段差でも、敏感にパーフォレーションを感知してしまうようだ。

 ということで、今日は126のカートリッジについている、パーフォレーション検知用の窓をマスキングテープで塞いでみた。その結果、パーフォレーション無しのフィルムと同様、空シャッター無しで適度な間隔を取ったネガになっていた。枚数が進むにつれて間隔は長くなるがこれはしかたがない。これでペットボトルのフタで空シャッター切らなくても、普通に撮れることになる。

 120のフィルムから、35mm幅で切り出せば、普通にパーフォレーション無しのましかく写真が撮れることになるが、コスト的にはいまいちという感じ。いずれにせよ、パーフォレーション無しのフィルムがまだ数mあるので、それを使い切ってからだろう。

 フィルムの巻き直しとか苦労しないで、普通にローライ35で撮ればよいだけなのだが・・・。

 フィルムのコマ間隔はこんな感じ。左が初めのコマ。たぶん、同じ角度だけ巻いているので、だんだん間が空いている。12~15枚ぐらいが無駄のない使い方。126フィルムのパーフォレーションを検知すれば、そこで巻き上げが止まる仕組みなのだろう。暗闇でパンチで穴を開けることを考えると、このぐらいの無駄はしかたない。また、昨日のネガ(D-96(1+1)10.5分@20℃)が薄かったので12分にしてみたら今度はちょっと濃すぎた。たぶん昨日は温度をまちがえていたのだろう。D-96の時間は結局D-76と同じでよさそう。

こんな感じですね。とりあえず紙で作ったキャリアでスキャンしているけれど、スキャナのピントが合わないようなので、他のものはとりあえずパーフォレーション無しでUP予定。たぶん、ガラスキャリアにはさめば良いと思うのだけど、何処かに行ってしまって未発見。家探ししてみないと。

 2025/02/09 撮影分

ピンホールカメラ6928TICCどうにか試写成功

晴天の予報だったのに、雲が多く冷たい強風の中の山登り。どうにか試写は成功。ただ、6×9で対角画角が120°は大きく、このコマでは画角を見誤り鳥居がはみ出てしまった。紙垂(しで)も強い風でゆれている。ここもEv=7~8で、一枚当たり約10分の露光時間が必要だった。ピンホール写真はシャッター開けてからが暇だ。

【高座神社】2025/02/03 撮影分

地味に難しいフィルム装填

針穴写真協会から購入したピンホールカメラは、内部にあるフイルムケースに装填して使うことになる。しかし、両側同時に挿入する必要があり、途中で裏紙がほどけたりして、フィルムを装填するのが意外に難しい。何回か試した最善の方法が以下。

①左側の巻取り軸にフィルム裏紙をテープで固定。同様に、右側のフイルムもほどけないようにテープで仮に固定する(新品のフィルムなら不要)。
②右側から隙間に裏紙を入れ込み、順次左まで入れ込む。
③中間まで裏紙を押し下げたところで、フィルム側の仮止めのテープを取る。
④メトロカードに添わせて、裏紙を下側の溝に入れ込む。

とりあえず、この方法でどうにかなりそう。

三脚

 この前ハードオフで手に入れた500円の三脚を測ってみたら860gだった。もとからある三脚は1.8kgあるので、比べるとやはり軽い。もともとビデオカメラ用らしく90°傾けられないのが難点だけど、L金具や自由雲台でどうにかなる。軽いピンホールカメラにはこれで十分だ。

 結構風が強い日にもとりあえずOKだった。この三脚には3方にサポート棒がついているので、シューズ袋のようなものを準備しておけば、石を詰めて吊れば強風にも大丈夫と思う。