小さめの4×5現像用タンク

 動画を見ていたら小さめの4×5用現像タンクを使っていたので、B&Hで調べてみた。4枚用(16 oz/470cc)と6枚用(20 oz/600cc)があるようだ。今持ってるタンクは6枚できるが、1リットルの現像液が必要なので、ちょっと考えてみることに。どうせ一回に撮るのは2、3枚なので120と同じ500ccで現像できるのは魅力だ。

【Stearman Press SP-445 Compact(4枚用)】

海外の動画は具体的に、こういう細かいところまで説明してくれているところがよい。

ピンホールカメラ用 フィルターホルダ

ピンホールカメラ用のフィルターホルダを作ってみた。と言っても、プラ板にフィルターの空枠をつけただけ。フィルターが必要な時には、これを穴の前にマスキングテープで貼って、フィルターを付けることにした。シャッターレリーズが無いものには、これで十分だろう。

オリンパスシックスには面倒なので、前にガラスだけにしていたものを、裏側に付けてみました。接着ガムというのが、剥がせて便利なようですが、とりあえず紙の円筒で抑えただけにしてみました。上のフィルターホルダも、全面に置けないようなら、裏に貼る手もあります。黄色(1/3EV落ち)やオレンジ(2/3EV落ち)なら常用でも構わないでしょう?空が黒く、雲が白くなります。

今日は鹿児島女子駅伝 流石にトップは神村勢

今日は地区対抗女子駅伝。1区中間点、やはり強い人は神村にいっているみたい。
今回から名称やルールが変更され、中高生主体の大会の印象だった。

この大会で実業団引退の上原美幸選手の駅伝レースでのラストラン。
鹿児島地区4年ぶりの優勝で有終の美。
都道府県対抗女子駅伝(2013)1区での後続を寄せ付けない走りは忘れられない。

ピンホールカメラに適するフィルムサイズ 

 ピンホール写真はピンボケ写真とも揶揄されるが、逆に解像度の高い映像を求められている写真だ。ピンホール写真は理論上は全面でピントがあってる写真であり、ピンボケに見えているのは、小さなネガを大きく拡大しているのも一つの理由だ。以下は各フィルムの画像の面積を比較した表だ。35mmフィルムと比較すると、6×6フィルムは3.6倍、6×9フィルムは5.4倍、4×5フィルムは13倍も広い。それだけ拡大せずに済むわけだ。作品として公開されている写真も手製の4×5カメラのものが多い。それはレンズで撮ったものにも劣らない感じもある。

 したがって、解像度という意味では4×5が一番良いわけだが、フィルムの価格は面積に比例する。現状4×5のフィルムは200~400円/一枚なので、135フィルムや120フィルム(860円)の値段で2~4枚程度しか撮れないことになる。また撮影や現像の手間もそれだけ増える。このバランスを考えると、普通に撮る場合には120フィルムが最適ということになる。

ピンホールカメラ 必要な画角が得られる焦点距離

 ピンホールカメラで必要な画角が得られる焦点距離を逆算してみた。ピンホールカメラではセンターから離れるに従って減光していき、画角120°で2段落ちる。なのでこのあたりの画角で設計されているピンホールカメラが多い。これは35mm換算で焦点距離約12mmの画角だ。
 また超広角(35mm換算で焦点距離約7mm)は画角150°あたり。通常見る広めの広角レンズの35mm換算で焦点距離20mmの画角は約95°だ。

 具体的には6×6フィルムでの145°は12mm前後、120°は23mm前後、95°は36mm前後だ。Zeroimage2000は25mmで120°を狙っていることになる。しかし、Zeroimage6x9は40mmで画角は102°となり、超広角の画像を求めるには、物足りない仕様となっている。6×9用としては、やはり30mmぐらいがほしい。なので日本針穴写真協会で会員用に販売している、6×9用焦点距離28mmのピンホールカメラをの完成品を注文してみた。なお、日本針穴写真協会は年会費が2000円で、入会金は2025年度まで無料になっており、本格的にピンホールカメラを使いたいなら利点が多い。
 ピンホールカメラは4×5判なら自作も比較的容易にできるが、中判120フィルムを使う場合はには、巻き上げ機能が必要で、自作は難しく、6×9カメラのフィルムバッグを使うことが普通。でもこれが重く、比較的安価で出来あいのものがあるのであれば、それを利用しない手はない。海外製品はやはり数万してしまう。

ハッセルの製造年

ハッセルブラッドの製造年は、創業者の名前にちなんだ数字が使われている。
「V(1)H(2)P(3)I(4)C(5)T(6)U(7)R(8)E(9)S(0)」
今回使ったのものを調べると、501C/MはRPxxxxxxxから、1983年。
そのマガジンは30ETxxxxxから、1996年。
SWCはUSWxxxxから、1970年。マガジンはTExxxxxxから、1969年。
こちらは最初からペアだったようです。

ハッセルは備品も多いが値段も高い

 SWCの相場は20年まえとほとんど変わらないけど、501 C/Mの価格は2~3倍に上がり、SWCと同じぐらいの相場になってますね。フィルも高騰したにもかかわらず、驚くばかりです。ハッセルには備品が多いですが、値段も高いので、手に入れるときには、フード、やフードキャップ(SWC)、フィルター、ファインダー(SWC)など、できるだけ揃ったものが良いです。
 一昨日のSWCの撮影では純正のファインダーを使いましたが、やはり以下のコシナのSWC用アングルファインダーの方がクリアで見やすいです。内部スクリーンに6×4.5用の線が引かれています。しかし、おじぎする姿勢になるため、場面によっての使い分けでしょうか。

 SWCは普通ファインダーのアバウトな画角で撮影するわけですが、三脚でしっかりした画角で撮りたいというときには、以下のスクリーンアダプターをフィルムバックの代わりに付けて、それに501C/Mなどのフォーカスフードを取り付ければ、フィルム上の画角をしっかり決めることができます。プリズムファインダーをつければ、上からのぞけます。当然撮影時には、はずして、フィルムバックをつけます。

今年は中判、大判ということで、今日はSWC

 今日は十数年ぶりにSWCを持ち出して見た。とりあえずイエローフィルターを付けて。スポットメータで測ったら、ハッセルのイエローは1/2段落ちだった。1/2段は露出計に設定がないので1/3段落ちで使ってみる。隼人新港まで往復12km。やはり徒歩では疲れる。早速現像してみたけど、一年毎に空シャッターでチェックしているので、どうにか機能的に問題は無いみたい。乾いてからSCANすることに。
 さすがにSWCという感じの二枚。街角スナップとか撮りたくなりました。 

Hasselblad SWC Biogon 38mmF4.5+Y2 Kentmerepan100(80) D-96(1+1) 12分 @ 20℃
2025/01/23 撮影分

美瑛がひどいことになっている

 私が美瑛に行ったのは2003年の2月初め。美瑛は冬ということで、この時期に行ったけど、観光客はわずかしかいませんでした。帰りの富良野発旭川空港行きのバスはほぼ満員だったけど、途中の美瑛から乗ったのは一人だった。いまは宿を確保するだけでも大変なのかも。歩きだったので、泊まった宿のご主人に車で半日案内してもらったりと、のどかでした。今ではもう無理でしょう。京都と同じで、行くのが困難になった観光地ですね。 この車列みるとうんざりですね。生活道路がこれだと困りますね。確かに美瑛の「名前の付いた木達」を伐採すると観光客は激減するでしょうけど。

美瑛 2003冬

Y2,YA2フィルターによる減光

 白黒写真の説明書には、フィルターの減光は黄色は1段、赤が2段とよく説明されており、信じていた。スポットメータがあることだし、測ってみた。すると黄色のY2フィルターは1/3段の減光、オレンジのYA2フィルターで1段の減光しかなかった。なので、フィルムにもよるけど、イエローフィルターは常用しても問題ないレベルだったことが分かった。