フィルム代や現像代が値上がりしてしまった現在では、自家現像以外に110フィルムを経済的に使う方法はないのではないかと思う。WEB検索で現像法を探したところ、現時点で失敗が少ないと思われる方法には以下がある。
①配線カバーの片側にフィルムをつめ、それを1m余りの塩ビパイプに入れて、現像タンクとするもの。これは案外安全確実と思って、カバーとパイプをハンズマンで仕入れたが、②③のもっとうまい方法があった。
②16mmフィルム用の現像リールはもう販売されていないと思い込んでいたが、Marixでパターソンタンク用が販売されているのを見つけた。パターソンの現像タンクがある方はこれが確実かも。1個2750円(リールのみ) ただし溶液量が多いのが難点。Marix 16mm用リール 一個ぐらいは買っておいても損はないかと。
③一番安上がりがこれ。失敗した透明の35mmの現像済みフィルムに16mmフィルムを抱き合わせて、35mmの現像用リールに巻く方法。LPLのタンクを常用している人には、これが一番良いかも。
うちにも、127フィルム現像用にパターソンのタンクを仕入れているが、まずは③で簡単にできれば、使用液も少なくて良いと思う。
【2025/02/25追記】③でやってみたが、現像途中でマスキングテープが外れたらしく、現像ムラができてしまった。スプライシングテープのように簡単には外れないテープなら良かったのかもしれない。次はリールを仕入れて②でやってみることに。