久しぶりに16mmの現像

 今日は昼から総裁選ということで、朝から久しぶりにMinolta-16 QTで撮った16mmの現像。撮影日は9/23と10/2日。初めて2浴現像でやってみた。しかし、原液で現像するので、つい温度も測らずに現像液をタンクに投入してしまった。投入後気づいて温度を測ったら25℃ということで、3.5分+3.5分に縮めて現像。でも、ネガをみると良い具合に象は出ている。この個体は露出計は生きているが、夕方なので結局セコニックの露出計に頼ることに。

結構いい感じに仕上がった。16mm Double-Xと2浴現像は相性が良いのかも。

本日の散歩写真

Kentmere400 with D-19(2回目) 9分@20℃

 現像時間を(1+1) 12分@20℃から9分に短くして、2回目の現像をしてみた。結果はほぼいい感じ。普通のネガになってきた。今回は明るさの調整のみで、強めのコントラストはかけていない。しかし、ネガでみるとまだ空が真っ黒なので、現像時間はもう少し短く8分ぐらいてもよさそう。 しかし、これだけ写ればKentmerepan 400は散歩写真の常用フィルムとして問題なく使えそう。
  本日の散歩写真

Kentmere400でD-19現像液を試してみた

コントラストが弱いKentmerepan400に硬調の現像液を試してみた。しかし、現像時間が分からずとりあえず、D-19(1+1) 12分@20℃ で試してみたが、明らかに過現像だった。次回は9分で試してみることに。D-19はハイライト部をアップしてコントラストを上げる硬調の現像液。始めはFomapan400用に作ってみたが、ハイコントラストのFomapan400にさらにコントラストを上げても仕方ないので試していない。

本日の散歩写真

なお過減象のため、空などに粒子が一杯でるコマがあったけど、PhotoDirector365を使えば、無かったことにしてくれます。以下は66%除去した例。画像が小さく分かりにくいので、詳しくは本編で確認ください。
【追記】記事部の枠を広げたので、違いが見やすくはなっている。こ汚い空が透き通る空に変わった。

なおD-19の処方は以下。10リットルの原液を作るのに約1万円かかる。1本現像するのに1+1で125cc必要なので10リットルで80本分。135円/本となる。しかし、現像液は同じような薬品を使うので、D-19以外の現像液も簡単に作ることができる。なおMarixでMX-19という同等品を880円/1リットル販売していおり、興味のある人は、これを試してみるのもあり。

処方の出典は『暗室百科』(写真工業出版社、2003 第9刷)p.53。

Kentmere400 調整後はこんな感じに

Fomapan400との違いはコントラストが低いこと。しかし、暗いところがつぶれていないので、ソフトで調整可能。調整と言っても、windows付属のPizef LTで3step分暗くして、コントラストを25で調整しただけ。とりあえず、使えそうなフィルム。次回はネガを薄く仕上げないと。

9月18日の散歩写真

スキャナーからの出力                     画像調整後

Kentmere400 初撮影/初現像

 朝は雨だったけど、昼から天気もよくなったので、夕方Kentmere400の初撮影に。とりあえず現像はFuji SPD(1+1) で10.5分@20℃でやってみた。10分が標準のようだけど、安全策で若干長めに。取り敢えず画像は出ていて、若干濃ゆ目。次回は若干短めにやることに。Fomapan400ではまだらになることが多かったので、シート全体に画像が出てきているのは久しぶり。やっと普通のフィルムに戻ってきた感じ。しかし、スキャンしてみないと本当のところは分からいけど。

 ただ、フィルムが普通と逆方向にそねっていて、リールに巻くのに苦労した。フィルムを裏表逆に巻けばよいのだろうけど、乳液面に傷が付く可能性もあるのでやりたくない。

【追記】以下が何も加えていない、スキャンの出力画像。濃いめの現像だったこともあり、うわさ通りのフラットな画像。明るさやコントラストをソフトで調整する必要がある。Fomapanの場合はそのまま使えるほどのコントラストが付いた画像が出てくる。ただ画像を見てわかるように、ほぼ暗くつぶれたところがない。Kentmere400はコントラストが弱いのが欠点とされるが、ソフトで調整することを前提とするのであれば、こちらの方が向いている。なぜなら、コントラストがきつい画像から、コントラストを落とすことはできないから。次回は現像時間を9.5分ぐらいまで落としてみることに。

Fomapan400と2浴現像は相性が悪い

今日はFomapan400をISO400設定で撮影し、2浴現像をしてみたが、やはり暗いところが黒がつぶれ相性は良くないようだ。途中にわか雨で雨宿りした。なお、初出動のOM-1nに問題はなかった。

明暗差のない場合には問題ないのだけど。
急な雨で雨宿りしたあずまやから。

今日の結果(うまく撮れたものをセレクト)

【追記】いろいろやってみたが、Fomapan400をISO400の設定で使うのは難しい。そもそも実効感度がISO160ぐらいしかないようだから。ならば、次に試すとしたら、Fomapan200をISO400に増感して見ることだろう。数を撮るとしたら、100ft缶を1万円程度で買えるのはFomaのフィルムしか無くなっている。

街を撮る・上野

会社のOB会で上京した時に撮ったもの。これも、ロジナール(1+25) 9分@20℃でちょっと濃すぎ。この冬からコロナ禍で数年間、県間移動でも動きが取れなくなりました。

2020年秋からの写真はスキャン済みなので、デジタル化プロジェクトも白黒フィルムは、明日には完了予定。残りは2000年以前の古いカラーネガが30シートぐらい。来週には全数完了予定。全部で920本分あった。

【Filmデジタル化 2019/07/02 上野】

街を撮る・鹿児島 鹿児島駅前

 鹿児島市では鹿児島中央駅がメインのターミナル駅。しかし、鹿児島駅前も再開発が進み、このいい味だしていた駅前の店たちも、今はビルごとなくなりマンションになりました。[ロジナール(1+25) 9分@20℃でちょっと濃すぎ。] 

【Filmデジタル化 2019/03/02 鹿児島市】

街を撮る・霧島 最初のネガ

撮影を再開して最初のネガに入っていたお気に入りの場所のひとコマ。
ここも今では更地になってます。

【Filmデジタル化 2017/11/15 霧島】

街を撮る・尾道 突き抜けた酒屋さん

 撮ってるときには分からなかったが、今になって調べてみると、ここは酒屋さんだったようだ。ストリートビューでみると、今はすでになく、シャッターは閉まっているが、普通の貸し商店にリフォームされている。翌年には早期退職して鹿児島に帰ったので、現時点では最後の尾道。

目のきれいな猫。

【Filmデジタル化 2013/05/01 尾道】