カラーネガ色調整ソフト

 これまでWebにUPした写真はモノクロは、写真修正ソフトはWndowsに付いていたソフトで済ませていたが、カラーネガの場合はホワイトバランスの調整が必要とのことで、適当なソフトを探してみた。しかし、Lightroomは1078円/月のサブスクで月に数回しか使わないのに高すぎる。他の買い切りのソフトも数万するようで手が出せない。

 Jpegファイルのみで、WBの調整ができて、ごみ取りが簡単にできるという視点で探したところ、jpegファイル専用のSILKPIX JPEG Photografhy11というのがあった。魅力は1月中であれば2300円ポッキリの買い取り。ということで、トライヤルでインストールして使ってみた。ごみ取りは、ゴミを丸枠で囲みクリックするだけで簡単に消えた。Windowsの”ペイント”ソフトで、しこしこ消しているのとは雲泥の差。WBを含めとりあえずの自動の初期設定値で指定した範囲のファイルを取り込み、その上で、必要であれば個別に修正していくスタイル。すべて終わったところで、一括してファイルに落とせる。
 でやってみたのが下の唯一ネガで登録している以下のパリの写真。エプソンのGT-X970フラットスキャナーで取り込んでいるが、ネガのベースの色が残って赤みがかぶっている。これをWBの調整で色温度を指定するだけで簡単にできる。ただ、問題は画面に表示されている色味と、実際に出力されたファイルの色味が違うこと。これはなにかまだ設定があるのかもしれない。【追記:表示の設定で「Color Managementを有効にする」という項目のチェックを外したら、同じような色目になった。】なので、実際に出力されたファイルで色は確認した。しかし、2300円で一般的な色処理はなんでもできそうなので、購入してみることにした。

 こんな感じで修正できると、ネガフィルムで撮ってもポジと変わらないことに、いまさらながら気づいてしまった。(Realaが良すぎただけなのか?) また、これがあると、85Bフィルター無しで撮ってもいいかもしれない。

【他の不具合】スキャナから出力された白黒ネガのipgファイルを読んでくれない。一旦他のソフトで読んで上書きかければ読んでくれた。

【WB調整前】

(CANON new F1 with nFD50mm F1.4 FUJI REALA)

【WB調整後】