伝説のピンホールカメラ(2): 穴ガメ

 「穴ガメ」は写真家の小室三喜雄さんが製作販売されていた、マミヤRB6x7ホルダーをベースにしたピンホールカメラ。このカメラで撮られた写真はストリートスナップ的なものが多いようです。飛行機の離陸の様子を撮った写真もこのカメラによるものだ。

 焦点距離は25/26/27/28mmの4機種で6×7判で画角を計算すると、121°~116°前後、35mm判換算で12.5~14mm程度。ピンホールのサイズは0.2mmのようで、穴の出来上がり次第で焦点距離を調整していたようです。 2023年初めに販売15周年とされているので、2008年頃から販売を始められていたようです。

 なおHPは「2023年3月13日をもって閉じた」と表示されており、販売も同様と思います。

【参照サイト】
小室三喜雄のピンホール俱楽部(閉鎖)
ピンホール写真と旅の記憶
よどじん(平成27年1月)