Kentmere400の現像液まとめ

 フィルムKentmere400に対して、Fuji SPD(10.5分)、D-19(12分,9分,7.5分,6.5分)、D-96(14分)を使って試写してみた結果。まずD-96は(1+1)14分@20℃で薄いネガに仕上がったので、まずボツ。
 Fuji SPD(1+1)10.5分@20℃はほぼ標準現像なので、まずOK。D-19の場合、7.5分と6.5分はスキャンとの相性がわるく、調整に手間取ることになった。スキャン的には現像不足なのだろう。また、12分は逆に濃ゆめだった。結局残った(1+1)9分@20℃が採用値ということに。
 現像液のコスト的にはSPDが246円/1L、1000円/4Lなので、D-19の半額ぐらいと思う。なので、残りのD-19を使い終わったらSPDに移ることになるだろう。

 Kentmere100のISO100現像に対しては120のピンホールで使っているので、D-96(1+1)11.5分@11.5分で使うことになるだろう。

Kentmere400をD-96(1+1) 14分@20℃で現像

 標準現像なので普通の仕上がりになる予定だったけど、薄いネガになった。こんどは現像液が弱いみたい。Scanすると黒目になるので、仕上げに手間がかかる。粒子も目立つ結果に。結局、今までのなかではSPDが良いという結果。あとはD-19を(1+2)で使うのを試してみようと思う。結局安めのフィルムはなにかある。

Kentmere 120 15本買う

 セールということで、イルフォードのオンラインショップで「KENTMERE 120フィルム 撮り比べセット 3種(ISO100/200/400)各5本(計15本)」を9,900円(税込み)で買ってみた。660円/本ということで満足。ただし、送料無料は10000円からということで、定着剤(5L用、1441円)をあわせてご購入。

【追記 12/09】135フィルムkentmere 100 も値上げ前の100ft缶が13000円で置いてあったので、とりあえず1缶ご購入。普通に 400に増感できるという話なので・・・。(Foma400には懲りたので。) 

120フィルムと100ft缶におまけが付いてきた。

七五三のお詣り

今日は市長・議会議員の投票の帰りに鹿児島神宮の周りを回る。七五三のお詣りの人出が多かった。
Kentmere400とD-19(1+1)で7.5分の現像を試してみたが、元のネガが過露光だったようで、黒めの仕上がりに。

今日の日録

【編集後記(11/17)】檜皮葺 (ひわだぶ)きの屋根が出るように、SilverFast9でScanした画像差し替えた。

かわうそ商店のKentmere400も値上げ

フィルムの値段をチェックしたところ、かわうそ商店のKentmere400も17200円/100ft缶になってますね。2500円ぐらいの値上げみたいです。

次回買うときにFomapan400がまだ1万円程度(現状9000円)だったら、日録用はFomapan400(or Marix 400)でも良いかも知れない。現像はFuji SPD(1+1) 11分@22℃という内容で。さすがに、ほぼ倍の値段は辛い。

デフォルメされた道祖神

古代文字みたいにみえるけど、「道祖神」と書いてあるのでしょう。
「いわざる、きかざる、みざる」は絵文字になっている。
ただ制作は最近で、昭和55年(1980)とのこと。

【2003/10/25 長野県明科】

フィルムの保管温度

 フジのフィルムガイドを見ると、長期保管の場合、ネガは10℃以下、ポジは0℃以下となっていた。なので、ネガは冷蔵庫保管、ポジは冷凍庫保管が最適となる。ちょうど、冷蔵室が備蓄米で満杯になってきたこともあり、いまさらながら、20年もののポジを冷蔵室から冷凍室に移動することに。

【富士フイルムテクニカルハンドブック FILM GUIDE Vol.14】