Spot meter(L-508)届く

ほぼ最後の落札品としてスポットメータが届いた。30年ものにしては結構相場が高い。機種はL-508 Zoom Masterという名前。2003年ごろに生産終了ということで30年ぐらい経ったものだろう。L-308Bより一周り大きい感じ。

できることは、1度~4度の調整ができる反射式スポットメータと入射式メータ。広角の反射式の測定はできない。3個のメモリ機能があって、その平均も計算してくれる。スピード固定の場合、絞りの値がスケール上にプロットされるので、明暗差がすぐに読み取れる。1回の測定では、EV値とスピードと絞りが同じ画面で確認できるのも便利。ISOも2個設定できて、2番目はボタン押してる間そのiSOの場合の値が表示される。最新のものはほとんどがパネル操作になってるようで、やはりボタン操作の方が安心。スピード固定と絞り固定の測定ができるが、絞り固定では平均ができない。結局Ev測定モードのスピード固定という測り方になるのだろう。一回測ったら、ダイヤルでスピードを変化できる。
L-558とかは、スポットメーターの窓内に、基準値との差を表示させる機能があるようなので、まず設定値を中間に決めてから、暗い部分と明る部分を比較する場合は便利のよう。

18%グレー板を反射式で測った場合、入射式と同じ値が表示された。L-308Bの入射式とほぼ同じ値。デジシックスもほぼ同じだが、値が不安定。

若干ダイヤルの仕様が違いますが、この動画と同じモデルです。
この動画でも4:30辺りで、光が全体的に辺りハイライトや影等がなければ、入射式で完璧な計測ができるとしています。なので、スポットメーターだけでなく、入射光でも測れるような仕様です。測定方法はカメラの方向に向けて測定しています。また、7:10ぐらいからは、18%グレイカードに当たる光を反射式で測定すれば同じことができるとしています。たぶん、入射式の無いスポットメーターはそうやってるのでしょう。