Formapan400 & XT-3での試撮結果(1)

 生き還ったF-1にFormapan400を詰めてISO400で試写。それをXT-3 (1+1) 10分@20℃で現像。

 結果は、一目みて薄いという感じ。スキャンしたら足りてそうなコマもあるけど、半分ぐらい透明のコマもあり。第一印象としては、やはりISO200で撮ってXT-3 (1+1) 11~12分@20℃ぐらいの感じか? 3段階露光で済む話ではあるが。

 今日の試写は現像ムラが発生し判断つかず。ムラの無いところは良かったりする。ムラの影響がないのは数枚しかない。これはこれで、良い感じ。結局ISO200で撮り直し、XT-3 (1+1) 10分@20℃か? しかし、Massive Dev ChartではXT-3 (ISO400,1+1) 9.5分@20℃となっているので、ISO400,10分でも以下のように十分のはず。結局、暗いところでは1段+補正ぐらいということか?。ますます、スピードが落ちることになるけど。

ついでにこれも。昨日より明るいので、ピントも深く、粒子もきにならない。とりあえず、ISO400で良いのかもしれない。撮影時は暗くてピント位置が見えていない。


XT-3(1+1)の現像例(ISO400)

Formapan400,XT-3,SPD届く & 試撮結果

 早速注文したフィルムと現像液が届いた。Formapan400はD76(1+1)ではISO125ぐらいの感度しかでないということなので、自家製D96(1+1)もISO200ぐらいで試してみることにしたい。SPDも1,2回しか使ったことがないのでどうなるか楽しみ。XT-3とSPDはとりあえずiSO400で試すことに。

 とりあえず、XT-3とSPDを溶かしてから、1日寝かすことに。それから、ローダーは2台とも使用中だったので、4本パトローネへ手巻きする。パトローネへ直接手巻きは初めてのこと。

 そして、いつものコースで試写。ISOの設定は一段落としてISO200で設定し撮影。現像は、今日のところはD96(1+1)で若干長めの11分@20℃。乾燥前のネガの段階では、クリアな画像で問題なし。あとはスキャンして粒子がどの程度でているのかの確認。うまく行ったらD96のままで良いかもしれない。

1枚目は暗がりの林の中だったので、F2でピントは浅い。スピードは1/15sぐらいだった。暗いところなので粒子が見える。昭和な感じで粒子好きにはよいかも。ラチチュードは狭そうだけど、とりあえず、Formaton400+D96でも使えそう。

Canon new F-1 with FD35mm F2.0 SSC, Fomapan400(ISO200), D96(1+1) 11分@20℃,SILKYPIXで調整。

2024年12月23日撮影分のリンク

現状でモノクロフィルムを選ぶならFormapan 400?

 Double Xが買えなくなったので、早晩フィルムを変える必要があるが、あとTri-xを含め3巻分あるのでちょっと先になる。現状の選択肢だと、Kentmare400の1万5千円と、Formapan 400の9000円というところ。Kentmare400は普通に写りそうなので、取りあえずFormapan 400で試してみて様子をみることになるだろう。問題なければそのままということに。もともと、DoubleXは1巻あたり12,500円だったので、安くはなる。また、一度に5万円というのも負担ではあった。Formapan 400は感度が400出ていないという話もあるので、調整も要りそう。

【追記 202412/18】ポイントが1万ぐらい溜まってたので、Formapan400 1巻(8990円)と相性が良いというADOX XT-3(1280円/1L分)(Xtol同等品)という現像液をかわうそさんへ注文してみた。
SPD(295円/1L分)も使えそうということで、こちらはヨドバシに注文。

現像データはとまるさんのYouTubeによると(Marix400だったりするが)以下のようだ。とりあえずこのへんから調整。
FUJIFILM SPD 22℃ 1+1 11分
ADOX XT-3 20℃ 1+1 10分
費用は、
Formapan400:100ftで18本とれたとして、500円/本/36コマ
ADOX XT-3 :1+1で使って8本分=1280円なので、160円/本
FUJIFILM SPD: 1+1で使って8本分=295円なので、約40円/本

D-96自家製は50円/本ぐらいを想定しているので、XT-3だと100円/本高い。
しかし、DoubleXは5万円/(4×18)=700円/本なので、合計では100円/本安い。SPDでも使えるようだと、200円/本安いことになる。こうなればうれしい。いずれにしても、Formapan400がDoubleXに遜色ない写りをしての話だけど。
なお、D-76 1+1だとFormapan400は標準現像では実効感度ISO125ぐらいしか出ないようだ。なので強めの現像液が必要なようだ。

<Rodinal+フォマパン400の情報>
露出:ISO 200/24° (400の感度が出ない)
希釈・時間:Adox Rodinal 1 + 50、20℃、16分
攪拌:30/60/3(最初の30秒は連続撹拌、以後60秒毎に3回)
(粒状性は悪そう。これに3%の無水亜流酸ソーダのドーピングか?)

面白そうなフィルム、試写だけで暇がつぶせそう・・・。

【追記 2024/12/21】B&Hでは、純個人であれば販売しているという情報もあり。Double-Xを試しに注文しようとしてみたが、サバットで日曜まで休業中だった。月曜にまたトライしてみることに。