湿度計の検証(II)

 食塩水の飽和の試験では湿度が安定せずはっきりとは分からなかったので,アマゾンで200円のデジタル湿度計を6個購入。正月早々に中国から到着。早速くらべてみるとこのうち5個はほぼ同じ湿度を示したので,この湿度計で,防湿庫のアナログとデジタルの湿度計を検証した。ちなみに,電池はAG13(LR44相当)のボタン電池2個で動いている。大きさは約5cm(w)x3cm(h)x1.5cm(d)ぐらい。

 結果,防湿庫の既存のアナログとデジタルで10%違うのは,アナログが5%高く,デジタルが5%低いのが原因だった。35%の湿度の時,アナログは40%,デジタルは30%を指していたことになる。これは食塩水の飽和試験で予想したこととほぼ同じ。したがって,2つの湿度計と100円アナログ湿度計たちはお払い箱となった。

今年最後の撮影

 おとついの撮影で露出の調子の悪かったF-1 with nFD28mmの組み合わせで,寒風吹くなかいつもの試写コースで試し撮り。早速現像してみたが,電池をいれっぱなしにしておいたせいか,今日は全コマ,AEマニュアル共に露光OKだった。とりあえずは修理に出す必要はなさそう。たぶんコンデンサあたりがへたっているのか。

 しかし,nFD28mmの花形フードを無造作につけてしまっていたため,全コマフードでけられていた。このレンズにしか花形フードは付いていないので,花形フードに指向性があるのを知らなかった・・。試写にしては良いコマもあるのに残念。

神宮に暦を買いに

今日は鹿児島神宮に来年の暦を買いに。早めにお参りする人が多くいた。
写真は神宮前にある宮内小学校。県民歌「茶わんむしのうた」はこの宮内小学校が発祥の地。

ハッセルブラッド 6×45マスク

 グリッドのスクリーンだと必要無いけど,長年探していたマスク(右)をようやく入手。左が薄いプラ板でA16の穴を参考に自作したスクリーンマスク。純正品の穴の形は正方形で横の長さは37mm。トリミング前提で,16コマの正方形ネガを想定しているようだ。127のベスト判を意識しているのかもしれない。しかし,これでは6×45として撮るには左右のプラ部分が気になってしまいそう。
 グリッドのスクリーンでは,穴の部分にグリッド線があるので実用上は必要無いが,グリッドありの明るいスクリーンはプレミアがついていて手が出ない。

ロジナールを無水亜硫酸ソーダ割り

 きのうの夕方はCanon FTbにUltron 40mmを付けて散歩。Rodinal現像液は粒子が気になるので,ネットの情報を参考に,粒子を潰す効果がある無水亜硫酸ソーダ(ナトリウム)を1Lに30gの割合(3%)の溶液を作って水の代わりに使ってみた。とりあえず現像があがったネガを見ると,現像に問題はなさそう。

2020/12/25 追記
今日スキャンしてみたが,やはりカリカリ感がうすまり,軟調に仕上がっている。

水銀電池の代替え

 Canon FTbとKonica C35の露出計がLR44やSR44では振れすぎなので,代替えを検証してみた,一つは1.5Vから1.35Vに変換してくれるアダプタ(+SR43)。もう一つは空気電池とよばれる1.4VのPR44電池。そもそもC35にはこのアダプタは入らないが,2機種ともにPR44で露出計とほぼ同等の結果を得られた。 したがって,水銀電池互換のアダプタを使うまでもない。