ローライ35の露出計(I)

 物欲の冬ということでコシナの旧型の露出計(MCメータ)を購入。やはり散歩に持ち歩くにはセコニックのL-308Bは大きい。MCメータも同等の値が出てひと安心。MCメータはそのままではちいさすぎて持ちにくいので,コールドシューマウントアダプターに付けて使っている。

 ついでにあまり正確でないと思っていたローライ35の露出計の原因を探ってみた。このカメラの露出計は日が照ってる所に比べて2段位落ちるはずの日影の場所でも振れがそのままで落ちない。まぁこんなものかと思って別に露出計を使っていたが,ひょっとして光を広角で拾いすぎているのではないかと思って,黒い筒でカバーするとやはり2段落ちた。
 結局全面から光を拾っているのが原因ということで,下の写真のようにフードのように遮光するために,銀色塗装されたM3ナイロンナット(8個204円)というのを両面テープで貼って測ってみたら2段落ちた。強度的には問題ありそうだけどあまり違和感もなく,これでこのカメラにはMCメータは要らなそう。でもこれ構造的な問題と思うけど,みんなはどうしているのだろう。

【追記 2024/03/04】 ローライ35の露出計はEvの上と下の2点で調整しているようだ。