花粉が・・

なんか今週始めから花粉がひどい。
早足でウォ―キングするのが精一杯な感じ。
ゆっくり写真を撮るのはしばらく無理。

今週は点検でスローに不具合を見つけた大判レンズと、
最初から空回りしていたSL26を駄目元で修理に出してみただけ。

防湿庫の棚卸

 久しぶりに防湿庫の棚卸しと状態チェックを始めた。在庫リストを更新したら、レンズも含めて20ぐらい項目が増えていた。防湿庫を増やすたびにカメラが増えていくが、もう防湿庫は増やさないのでこれが限界だろう。同時に半年に一回の空シャッター大会。ちょっとスローが粘っている個体を一台発見。

 今日はTシャツでも暑い日になりました。

    【冬の夕暮】

SMS認証導入でヤフオク卒業とは行かない模様

 先月末導入されたはずなのに、SMS認証の画面がなかなか出てこない。ところが、関係ないYahooショッピングで16mmのダブルXを購入する場面で現れた。ただこの時は、選択肢として、予備のメールアドレス登録とワンタイムパスワードがあって、どうにか購入できた。なかなかヤフオクから卒業できず、出費は増えるばかり。

 調べてみると、Yahooショッピングも昨年末に「SMS認証」を「必須」にしていたようだ。しかし、メールを使った「ワンタイムパスワード」は残しているようだ。たぶん現状では、携帯を登録していない人が結構いるのだろう。Yahooショッピングのアナウンス通知には「携帯電話をお持ちでないお客様:ワンタイムパスワードの設定」がある。これと同じなら、ヤフオクを卒業できないことに・・・。フリマのように「SMS認証」を問答無用で完全実施してほしいものだ。そうしたら、無駄な買い物できなくなるのに。

 そこで、ヤフオクの通知を再度見直すと、携帯の無い場合の対応が修正されていた。以前は携帯が無い場合でも「携帯を用意してください。」のような素っ気ない一文だったが、今回は以下に修正されていた。たぶんクレームがたくさんあったので、後追いでプログラムの修正作業をしているのろう。結局『ワンタイムパスワード』でお茶をにごされそうな感じ。やりたいことは、『ログインパスワードの廃止』のようだ。なので、ヤフオクを卒業きないことがほぼ確定。
Q. 携帯電話を持っていません。どうすればいいのでしょうか?
A.「生体認証」や「パスワード+ワンタイムパスワード(SMS/メール)」のログインでも、本人確認手続きが行えるようになりましたら(2025年4月予定)、本人確認手続きのうえ「生体認証」または「パスワード+ワンタイムパスワード(SMS/メール)」のログインをお願いいたします。』

 しかし、X(Twitter)やGoogleが「悪用されているため」というセキュリティの理由からSMS認証を中止する時代に、いまさら一周遅れの方式『SMS認証』を採用する理由が不明だ。『SMSを使った二要素認証、Googleが廃止へ–なぜ? 「実は安全ではない」が業界の常識』(2025/02/25)とかの記事もある中で。

【追記 2025/03/01】先ほどのログインで聞かれたので、3月からヤフオクもワンタイムパスワード(メール)が有効になったようだ。なので、結局、ヤフオクは卒業できず。

久しぶりの体重測定

OM-1が増えたので、手持ちのカメラの体重測定を改訂してみた。(電池無しでの状態) OM-1はAriaと同じ程度。(*)は新規追加機種。【追記2025/02/17】SL26を追加。【追記2025/02/26】Optima 5000を追加。【追記2025/03/15】Minolta-16II, Mamiya-16, Lollei A110を追加。【追記2025/03/27】Minolta-16 MG-Sを追加。【追記2025/04/08】Minolta-16 Psを追加。【追記2025/04/21】Minolta-16 QTを追加。

機種フィルムタイプコマサイズ重量(g)
Minolta-16 Ps(*)16mm14x10122
Minolta-16 QT(*)16mm17x14136
Minolta-16 II(*)16mm14x10155
Ricoh GR1s13536x24180
Rollei A110(*)11020x14183
Minolta-16 MG-S(*)16mm17x14191
AGFA Optima 5000(*)11020x14220
Contax T313536x24235
Rollei A2612630×30290
Mamiya-16 Automatic(*)16mm14x10292
Konica C35 E&L13536x24350
Taxona Tessar 37.5mm/F3.513524x24364
Konica C35 Flashi matic13536x24375
Rollei 3513536x24380
Mamiya Sketch13524×24440
Rollei SL26+40mm/F2.8(*)12630x30545
Bessa-T+35mm/F3.513536x24590
Konica I型 Hexar 50mm/F3.513536x24592
Leica IIIf+35mm/F3.513536x24640
Robot Star Xenar 38mm/F2.813524x24664
Olympus OM-1+35mm/F2.8(*)13536×24720
Contax Aria+35mm/F2.813536×24745
Leica M2+35mm/F3.513536×24765
Contax S2b+35mm/F2.813536×24850
Canon FTb+nFD35mm/F213536×241040
Contax RXII+35mm/F2.813536×241090
Canon nF1+nFD35mm/F213536×241130
SONY DSC-T30デジタル165
Ricoh GR Digital 2デジタル200

三脚

 この前ハードオフで手に入れた500円の三脚を測ってみたら860gだった。もとからある三脚は1.8kgあるので、比べるとやはり軽い。もともとビデオカメラ用らしく90°傾けられないのが難点だけど、L金具や自由雲台でどうにかなる。軽いピンホールカメラにはこれで十分だ。

 結構風が強い日にもとりあえずOKだった。この三脚には3方にサポート棒がついているので、シューズ袋のようなものを準備しておけば、石を詰めて吊れば強風にも大丈夫と思う。

6×9ピンホールカメラ 試写失敗・・

 きょうは入手した6×9ピンホールカメラの試写。山の麓まで自転車で行って、歩いて山登り(標高200mぐらい)。早速現像してみたら、これまでで最高の盛大な光線漏れ。全コマほぼ駄目で、枠も残ってるのがわずか。最後のコマの方はほぼ像が残っていない。

 原因を考えてみたが、一番可能性が高いのが「巻太り」若しくは「ゆる巻」による、フィルムを取り出した後の光線もれ。単に巻いていくだけで、巻き太り防止の機能はない。ふすまの隙間目張りテープで対策してみることを考えたが、フィルム室がスプールとほぼ同じ幅なので、貼れないこと判明。できるだけ強く巻いて、暗袋の中でフィルムを抜いて、タンクに巻けばいいのだろう。一回で2本も撮ることもないだろうから。

これを撮ったのだけれど・・・。

【追記(2025/02/01)】ほぼ原因判明。固定で付けた黄色フィルターで良く見えなかったが、①”シャッターの引き戸が半開き”になっていた。これが原因の8割ぐらいと思う。また、最後の2コマぐらいが駄目なのは、②”巻がゆるい”ためでは無いかと思う。なので、隙間目張りテープを買ってきた。たぶんこれでOKのはず。いずれにしても、②は暗袋で取り出して、そのままリールにまけば、問題ないはず。

【追記(2025/02/02)】フィルム室の隙間が1mmもないので、隙間目張りテープを貼ることはできなかった。強めに巻き上げるしか方法はなさそう。

下の写真で、引き戸が完全に開いていないのがわかる。なぜネガが透明なのかと思っていたら、光線漏れではなく、光線が届いていなかった。この時気づいていれば良かったのだが・・・。

対角画角と縦・横画角

 このWEBで説明しているピンホールカメラの画角は全て対角画角だ。なので、縦や横方向の画角は小さくなる。6×6と6×9で計算してみる。前提として、6×6のフィルム長を56mmx56mm(対角長79.2mm)とする。また6×9のフィルム長を83mmx56mm(対角長100mm)とする。

 まず、6×6のカメラで対角画角が120°の場合、焦点距離=(79.2/2)/tan(60) =22.9mmとなる。なので縦・横方向の画角=2xarctan((56/2) /22.9)=101.5°となる。従って、上下左右には±50°程度の画角。

 次に、6×9のカメラで対角画角が120°の場合、焦点距離=(100/2)/tan(60) =28.9mmとなる。なので横方向の画角=2xarctan((83/2) /28.9)=110.3°。縦方向の画角=2xarctan((56/2) /28.9)=88.2°となる。したがって、6×6に比べて、横方向は約10°広いが、縦方向は逆に10°狭いことになる。

 いずれにせよ、この120°対角画角のカメラは、縦方向は90°に近いので、対象物の高さの半分の距離までよらないと、画面いっぱいにはならない。例えば1mの高さのものは、50cmまで近づく必要がある。30cmだったら、撮影距離は15cmだ。

 また、明るさは距離の2乗に反比例するので、120°(対角の端)の地点は中央より距離が2倍で光が2段分落ちていることになる。しかし、レンズから6×6の横の端までの距離は36.2mmで中央に比べ1.6倍の距離だ。なので、落ちる段数=2xlog(1.6)/log(2)=0.68×2=1.36となり、1と1/3段の落ち。なので、直系56mmの円の範囲はほぼ1段しか落ちていないことになる。なので、適正露出で撮ったフィルム上では余り目立たない。日没とかセンターが明るい状況で撮ると周辺減光がみえてくることになる。

ピンホールカメラ届く

 土曜日に注文した日本針穴写真協会の会員向けに販売しているピンホールカメラ(6928TICC)が届いた。キットでも販売しているが、完成品にした。試写までしてくれてあるので、写ることは確か。

 仕様は、120フィルム6×9用、焦点距離は28mm、針穴サイズ0.19mm、F=150、画角121°。サイズはW124×H84×D51mm、重量173g。6×9用だけど、ZeroImage社のZero2000と同様のサイズ。Zero 6×9より幅が5cmも短い。

【追記】 枠だけのフィルターを間に入れるとケラレそうなので、イエローフィルターを直接つけてみた。ハードオフで仕入れたレンズキャップを、シャッター代わりに使うことに。SIGMAのこのキャップが一番遮光性がよかった。この上に被せる蓋も作ったけど必要なさそう。ハードオフではついでに500円の三脚も仕入れてきた。この構成でKentmerepan 100を使うと、晴れたところ(Ev=15~14)で1秒から2秒、くもり(Ev=12)で12秒、さらに暗い(Ev=10)と1分ぐらいの露光時間。あと水準器を付けて準備は終わり。

水準器

 ピンホール写真のような超広角写真で必要となるのがこの水準器。水平で撮るだけなら、左の丸型で足りるけど、カメラを若干上向きにしたい時に必要なのが、右の円筒型の水準器。左右の水平を保ったまま上向きにできるので、用意しておけば便利。もう少し小さければ、ピンホールカメラに貼っておける。

カラーフィルターの絞り補正(白黒写真)

 フィルターを説明しているWEBを読むと、例えばイエローフィルターは1段補正(開く)し、露出内蔵のカメラなら補正の必要はないとしている。しかし、イエローフィルターを単体露出計で測ると1/3段しか落ちていない。なので、1段補正すると、2/3絞りのオーバーとなってしまう。逆に、内蔵式の場合には、1/3段落ちた光を測り、1/3段だけ開けていることになる。

 カラー特性が違うという考え方もあるが、カメラの露出計は色には反応しない。なので、内蔵の露出計も、単体の露出計も同じ値を示すことになる。さらに、オレンジ(YA2)は1段しか落ちないのに、2段開けてしまったら、1段もオーバしてしまうことになる。今どき、露出計が無いカメラにフィルターを付けて、白黒写真を撮る人も少ないのだろうが、結構問題と思う。

小さめの4×5現像用タンク

 動画を見ていたら小さめの4×5用現像タンクを使っていたので、B&Hで調べてみた。4枚用(16 oz/470cc)と6枚用(20 oz/600cc)があるようだ。今持ってるタンクは6枚できるが、1リットルの現像液が必要なので、ちょっと考えてみることに。どうせ一回に撮るのは2、3枚なので120と同じ500ccで現像できるのは魅力だ。

【Stearman Press SP-445 Compact(4枚用)】

海外の動画は具体的に、こういう細かいところまで説明してくれているところがよい。

ピンホールカメラ用 フィルターホルダ

ピンホールカメラ用のフィルターホルダを作ってみた。と言っても、プラ板にフィルターの空枠をつけただけ。フィルターが必要な時には、これを穴の前にマスキングテープで貼って、フィルターを付けることにした。シャッターレリーズが無いものには、これで十分だろう。

オリンパスシックスには面倒なので、前にガラスだけにしていたものを、裏側に付けてみました。接着ガムというのが、剥がせて便利なようですが、とりあえず紙の円筒で抑えただけにしてみました。上のフィルターホルダも、全面に置けないようなら、裏に貼る手もあります。黄色(1/3EV落ち)やオレンジ(2/3EV落ち)なら常用でも構わないでしょう?空が黒く、雲が白くなります。