今日は鹿児島女子駅伝 流石にトップは神村勢

今日は地区対抗女子駅伝。1区中間点、やはり強い人は神村にいっているみたい。
今回から名称やルールが変更され、中高生主体の大会の印象だった。

この大会で実業団引退の上原美幸選手の駅伝レースでのラストラン。
鹿児島地区4年ぶりの優勝で有終の美。
都道府県対抗女子駅伝(2013)1区での後続を寄せ付けない走りは忘れられない。

ピンホールカメラに適するフィルムサイズ 

 ピンホール写真はピンボケ写真とも揶揄されるが、逆に解像度の高い映像を求められている写真だ。ピンホール写真は理論上は全面でピントがあってる写真であり、ピンボケに見えているのは、小さなネガを大きく拡大しているのも一つの理由だ。以下は各フィルムの画像の面積を比較した表だ。35mmフィルムと比較すると、6×6フィルムは3.6倍、6×9フィルムは5.4倍、4×5フィルムは13倍も広い。それだけ拡大せずに済むわけだ。作品として公開されている写真も手製の4×5カメラのものが多い。それはレンズで撮ったものにも劣らない感じもある。

 したがって、解像度という意味では4×5が一番良いわけだが、フィルムの価格は面積に比例する。現状4×5のフィルムは200~400円/一枚なので、135フィルムや120フィルム(860円)の値段で2~4枚程度しか撮れないことになる。また撮影や現像の手間もそれだけ増える。このバランスを考えると、普通に撮る場合には120フィルムが最適ということになる。

ピンホールカメラ 必要な画角が得られる焦点距離

 ピンホールカメラで必要な画角が得られる焦点距離を逆算してみた。ピンホールカメラではセンターから離れるに従って減光していき、画角120°で2段落ちる。なのでこのあたりの画角で設計されているピンホールカメラが多い。これは35mm換算で焦点距離約12mmの画角だ。
 また超広角(35mm換算で焦点距離約7mm)は画角150°あたり。通常見る広めの広角レンズの35mm換算で焦点距離20mmの画角は約95°だ。

 具体的には6×6フィルムでの145°は12mm前後、120°は23mm前後、95°は36mm前後だ。Zeroimage2000は25mmで120°を狙っていることになる。しかし、Zeroimage6x9は40mmで画角は102°となり、超広角の画像を求めるには、物足りない仕様となっている。6×9用としては、やはり30mmぐらいがほしい。なので日本針穴写真協会で会員用に販売している、6×9用焦点距離28mmのピンホールカメラをの完成品を注文してみた。なお、日本針穴写真協会は年会費が2000円で、入会金は2025年度まで無料になっており、本格的にピンホールカメラを使いたいなら利点が多い。
 ピンホールカメラは4×5判なら自作も比較的容易にできるが、中判120フィルムを使う場合はには、巻き上げ機能が必要で、自作は難しく、6×9カメラのフィルムバッグを使うことが普通。でもこれが重く、比較的安価で出来あいのものがあるのであれば、それを利用しない手はない。海外製品はやはり数万してしまう。

美瑛がひどいことになっている

 私が美瑛に行ったのは2003年の2月初め。美瑛は冬ということで、この時期に行ったけど、観光客はわずかしかいませんでした。帰りの富良野発旭川空港行きのバスはほぼ満員だったけど、途中の美瑛から乗ったのは一人だった。いまは宿を確保するだけでも大変なのかも。歩きだったので、泊まった宿のご主人に車で半日案内してもらったりと、のどかでした。今ではもう無理でしょう。京都と同じで、行くのが困難になった観光地ですね。 この車列みるとうんざりですね。生活道路がこれだと困りますね。確かに美瑛の「名前の付いた木達」を伐採すると観光客は激減するでしょうけど。

美瑛 2003冬

Y2,YA2フィルターによる減光

 白黒写真の説明書には、フィルターの減光は黄色は1段、赤が2段とよく説明されており、信じていた。スポットメータがあることだし、測ってみた。すると黄色のY2フィルターは1/3段の減光、オレンジのYA2フィルターで1段の減光しかなかった。なので、フィルムにもよるけど、イエローフィルターは常用しても問題ないレベルだったことが分かった。

ユニバーサルファインダー(4×5用)を発見

 防湿庫でフィルターの在庫確認をしていたら、4×5用のユニバーサルファインダーを発見。4×5のレンズの選択に使うもの。これも買ってから20年ぐらい、防湿庫なのでカビはきていない。広角用だけどピンホールにも良いと思う。58mmで画角が約105°。広角の120°には脇に若干足りない。ちょっと重いのも難点。町工場製作品なのか、検索しても同じものが出てこない。

ハッセル用フィルター

 在庫確認をしたら、ハッセル用のイエローフィルターが無いことが判明。どういうわけか、今では入手困難と思われるSWCの落し蓋用の黄と緑のフィルターはあった。いろんな検索をしても、ほぼ販売終了でヤフオクにも出てない。理由を考えると、ハッセルからノーマルのねじ込み式変換アダプターがあれば事足りるからのよう。B50⇒B60アダプターと67mmのY2フィルターはあったので、B60⇒67mmのアダプターをアマゾンで発注。

【追記 2025/01/22】B60⇒67mmのアダプターが届いたので付けてみたが、当然ながら、B50のフードが使えず、B60のフードがどうにか付く感じ。これは面倒ということで、どうにかヤフオクでB50のフィルターセットを見つけて落とした。やはり、ヤフオクないと不便になるな。

Loweproのカメラバッグ(II)

 この前買ったのは20Lぐらいのバッグだったけど、10Lぐらいの小さめのバッグが売れ残ってたので買ってしまった。ハッセルにちょうど良いぐらい。どちらとも使用感はなかったけど、現行品のType IIIに対して、Type IIの型落ちみたいなので、整理されたのだろう。これなら自転車移動でも振動の心配は無い、サイドバッグは自転車にも乗りにくい。

Spot meter(L-508)届く

ほぼ最後の落札品としてスポットメータが届いた。30年ものにしては結構相場が高い。機種はL-508 Zoom Masterという名前。2003年ごろに生産終了ということで30年ぐらい経ったものだろう。L-308Bより一周り大きい感じ。

できることは、1度~4度の調整ができる反射式スポットメータと入射式メータ。広角の反射式の測定はできない。3個のメモリ機能があって、その平均も計算してくれる。スピード固定の場合、絞りの値がスケール上にプロットされるので、明暗差がすぐに読み取れる。1回の測定では、EV値とスピードと絞りが同じ画面で確認できるのも便利。ISOも2個設定できて、2番目はボタン押してる間そのiSOの場合の値が表示される。最新のものはほとんどがパネル操作になってるようで、やはりボタン操作の方が安心。スピード固定と絞り固定の測定ができるが、絞り固定では平均ができない。結局Ev測定モードのスピード固定という測り方になるのだろう。一回測ったら、ダイヤルでスピードを変化できる。
L-558とかは、スポットメーターの窓内に、基準値との差を表示させる機能があるようなので、まず設定値を中間に決めてから、暗い部分と明る部分を比較する場合は便利のよう。

18%グレー板を反射式で測った場合、入射式と同じ値が表示された。L-308Bの入射式とほぼ同じ値。デジシックスもほぼ同じだが、値が不安定。

若干ダイヤルの仕様が違いますが、この動画と同じモデルです。
この動画でも4:30辺りで、光が全体的に辺りハイライトや影等がなければ、入射式で完璧な計測ができるとしています。なので、スポットメーターだけでなく、入射光でも測れるような仕様です。測定方法はカメラの方向に向けて測定しています。また、7:10ぐらいからは、18%グレイカードに当たる光を反射式で測定すれば同じことができるとしています。たぶん、入射式の無いスポットメーターはそうやってるのでしょう。

18%グレイのカード

 Amazonに注文した18%グレイのカードが届いた。名刺サイズの大きさで、白、黒、18%グレイのカード3枚とネックストラップが一つ入って400円余り。

 理論上は18%グレイのカードに当たる光を反射式で計ると、入射式で測った値と同じになるわけだ。そういうわけで、早速テストしてみた。まず、セコニックのL-308Bはほぼ同じ値。ゴッセンのデジシックス2はやはり、反射式が入射式より1EV高い値が出た。したがって、デジシックス2を反射式で使うときには1EV(1段)引いて考えないといけないことになる。
 また、白い板だと2EVぐらい大きく、黒い板だと逆に2EVぐらい小さく出る。こういうものを反射式で測った場合には補正が必要になる。

 カメラ内蔵の露出計も、18%グレイの板を測れば入射光式の値が得られることになるが、そういう使いかたにはもう少し大きな板が必要。

風景写真も入射式露出計でOKという動画

なるほど、という動画です。
「同じ光だったらどこでも同じ。」という考え方もありということで。
「入射式は室内用。遠くにあるものは測れない。」という考え方がミスリードと。
 フィルムのラチチュードが±2EVあれば、光があたってる所の値 ±2EVで大抵のものは写っていることになるのでしょう。

なおこの方が撮ってるのは、「マジソン郡の橋」(RosemanBridge)のような木製の屋根付き橋ですね。屋根があるのが不思議でしたが、木製のため屋根をつけることで橋の耐用年数が延びるそうです。いまでもあるようですが、車は通行止で、歩行者専用の観光橋になってますね。ちなみに、主人公のナショナルジオグラフィックのカメラマンが使っていたのはNikon Fでした。
「マジソン郡の橋」(RosemanBridge)

同様の説明が以下にありました。

被写体が遠い場合
被写体が遠くにある風景写真の場合、わざわざ被写体の所まで行って測るのは不可能。だが実際にはカメラの位置で腕を伸ばし、光球をレンズに向けて測ればOKだ。主光源である太陽光は、自分が立っている場所にも同じ強さで降り注いでいると考えられるので、どこで露出を測ろうと測光値に大きな差は出ない。ただし白っぽいコンクリートなど地面の反射率が高いと、照り返しの影響を受ける場合がある。こんなときは、光球の下に手をかざして余計な反射を遮ると良いだろう。
このほか入射光式露出計は、ステンドグラスなどの透過光、自ら発光するイルミネーションなどの測光は苦手。このような被写体には反射光式露出計を使用するしかない。」
https://camerafan.jp/cc.php?i=279

また以下のページには、入射式と反射式の露出計を使った場合の比較があって、中間辺りに、橋から川の風景を撮った写真があります。反射式では空の明るさに引かれて暗く写ってますが、入射式だと明るめに写ってます。結局、同じ光を浴びているのであれば、入射式ではそのままの値が使えるということになります。
https://photo.yodobashi.com/live/lightmeter/02/

結局、同様の光を浴びている風景写真の場合、入射式で設定値を仮ぎめし、スポットメーターがあれば、明暗箇所をチェックすれば万全ということかもしれません。
反射式の場合、空とか明るい部分に引かれるので、全体的に暗めになり、暗い部分が真っ黒になってしまう可能性がある。問題は、被写体の大部分とカメラの位置に明暗差(光の当たり方が違う)がある場合だろう。