最近は自転車にのらなくなっているが、前のタイヤに亀裂が入ってきた。涼しくなってきたので、どうにか昼間にタイヤを交換した。ついでにチェーンにこびりついていた油と泥を落としてクリーンな状態に。



28mmのレンズまで使えるという、55口径用の穴開きフードを買ってみた。55mm用の広角フードとしては、市販の真ん中のフードを持っているが、これは35mmのレンズまで。コンタックスの標準では左のようにm55/86mm変換リングを付けてHOOD1を付ける指定になっている。しかし、これは大げさ過ぎるので、変換リングだけ使っていた。
今回買ったのは右のフードで28mmのレンズまで使えるらしい。価格も千円なので試しに買ってみた。55/86mm変換リングの直径が89mmなのに対し、このフードは79mmと一回り小さい寸法になっている。これが使えれば、広角レンズを使っても、大げさな見た目にはならなそうだ。
オールドレンズでシャープな写りを期待するのであれば、Tessarの名前の付いたレンズを使えば間違いはない。Tessarは3群4枚のレンズ構成。だからといって、3群4枚構成のレンズは全てテッサーかといえばそれは大きな間違い。それの良い例がMamiyaのスケッチ。レンズが3群4枚構成なので、テッサータイプと説明しているWEBもあるが、Tessarタイプではないことはその写りから明解だ。F8ぐらいに絞らないとくっきりしない、普通の昔のレンズだ。多分、3枚玉に1枚加え改良を加えたのだろうけど、テッサーの写りではない。
なので、Tessarの名前の付いていないレンズを、3群4枚構成のレンズだからといって「テッサータイプ」と思ってしまうのは危険だ。
もう、おとついになるけど、久しぶりにMinolta 16 QTのマガジンに16mmのフィルムを手詰めして、散歩に持っていった。しかし、被写体がみつからず3,4枚しか撮れなかった。久しぶりなので、撮り方忘れていて、ピントのゾーンを合わせるのを忘れたりといろいろありました。QTは取り敢えず3台買ったけど、露出計まで動くものは1台。1/250sと1/30sのシャッターが動くもの1台。1/250sのシャッターしか動かないものが1台。QTの露出計は結構面倒なので、単体露出計を使ったほうが早いと思う。しかし、MGsより動かないものが多そう。Minolta 16 QTの電池はだるま電池と呼ぼれるやつだったけど、当然今無いので、625GHを2個テープでくっつけて入れれば、良い感じで動く。
やっと散歩写真ができそうな気温になってきて良かった。
今日はウォーキングを早めに切り上げてハードオフへ。しかし、ジャンクの棚にはフィルム機はほぼなかった。ヤシカのレンジファインダーのみ。昔はもう少しはあったのだけど、この地方ではフィルム機は出尽くしてしまったのか? と言っても、買ったのはコニカC35とか、2,3千円のものしかないけど。
WordPressを使い始めてかれこれ6年。最初からテーマに『Winter Solstice – Twenty Seventeen』を使っているが、一つだけ不満があった。それは、画面の左半分がコンテンツで右半分がメニューという意図が良くわからない画面構成。いつか修正しようと思っていたが、CSSは良く分からず。で、今日検索してみたところ、同じような思いを持っている人もいるようで、これを追加CSSに貼れば良いというコードを公開されていた。で、さっそく貼ってみたところ、画面が1200pixに広がり、コンテンツとメニュウーの比率も1対1から2対1に修正された。これで、写真も広く表示される。
ちなみに追加したコードはこれ。ただメインの割合を60.0%から65.0%に修正してある。参照元記事
/* TwentySeventtenの最大幅を1200pxに変更 */
@media screen and (min-width: 79em) {
.wrap {
max-width: 1200px;
padding-left: 5em;
padding-right: 5em;
}
.has-sidebar:not(.error404) #primary {
width: 65.0%;
}
.has-sidebar #secondary {
width: 31.3%;
}
.navigation-top .wrap {
max-width: 1120px;
}
.site-footer .wrap {
padding-left: 10em;
padding-right: 8em;
}
}
現像時間を(1+1) 12分@20℃から9分に短くして、2回目の現像をしてみた。結果はほぼいい感じ。普通のネガになってきた。今回は明るさの調整のみで、強めのコントラストはかけていない。しかし、ネガでみるとまだ空が真っ黒なので、現像時間はもう少し短く8分ぐらいてもよさそう。 しかし、これだけ写ればKentmerepan 400は散歩写真の常用フィルムとして問題なく使えそう。
本日の散歩写真

コントラストが弱いKentmerepan400に硬調の現像液を試してみた。しかし、現像時間が分からずとりあえず、D-19(1+1) 12分@20℃ で試してみたが、明らかに過現像だった。次回は9分で試してみることに。D-19はハイライト部をアップしてコントラストを上げる硬調の現像液。始めはFomapan400用に作ってみたが、ハイコントラストのFomapan400にさらにコントラストを上げても仕方ないので試していない。
なお過減象のため、空などに粒子が一杯でるコマがあったけど、PhotoDirector365を使えば、無かったことにしてくれます。以下は66%除去した例。画像が小さく分かりにくいので、詳しくは本編で確認ください。
【追記】記事部の枠を広げたので、違いが見やすくはなっている。こ汚い空が透き通る空に変わった。


なおD-19の処方は以下。10リットルの原液を作るのに約1万円かかる。1本現像するのに1+1で125cc必要なので10リットルで80本分。135円/本となる。しかし、現像液は同じような薬品を使うので、D-19以外の現像液も簡単に作ることができる。なおMarixでMX-19という同等品を880円/1リットル販売していおり、興味のある人は、これを試してみるのもあり。

処方の出典は『暗室百科』(写真工業出版社、2003 第9刷)p.53。
これを撮影したのは2002年5月のゴールデンウイーク。飛鳥から京都を巡って尾道という若干変則なコースで尾道を訪れた時。尾道でのメインはやはりタイル小路。ここはずっと残るものと思ってましたが、裏では撤去の話が持ちあがっていたようです。翌年2003年3月始めの週末には小路に埋め込まれているタイル以外は撤去され、休み明けには清掃事務所に持ち込まれたため、市観光文化課で保管されることになったようです。なので、2003年のGWに訪れたときには、道案内の看板もはずされ、タイル小路は無かったことになってました。それでも、まだ空き家だったので、小路は通れてましたが、最近では左側の家もリフォームされ、私道表示の石も置かれたようなので、通行も制限されほぼ完全になくなったことになるようです。いずれにしても、ここは私有地なので。
私が小さい頃は、大通りに出るのが面倒で、近道で人の家の庭を突っ切って小学校へ通学してましたが、今はどこの家も塀で区切られて、そういう時代ではなくなりました。
タイル小路は住人の方が、自分の家の通路にタイルを敷いたのが始まり。これが、映画「時をかける少女」(1983年公開)にロケ地として使われ、一躍有名に。そして、ロケ地巡りで訪れる観光客も増加した。観光客は、思い出ノートの代わりに、住人の方が用意したタイルを少額で買ってメッセージを残し、それが通路の脇に飾られ残された。しかし、観光客の騒音などの周辺住民の苦情や、始めた住人も高齢化などにより管理ができなくなって、映画公開から20年で撤去という流れになったようです。やはり、個人の住居で始め、公共の支援もなかったことに無理があったのでしょう。
この時に撮影したものが、最終期の観光名所幻の「タイル小路」の記録になったことになります。最初に尾道を訪れたときから、タイル小路、向島のクレーン群、福本渡船と、尾道の目玉の観光スポットがなくなっています。(中には入れなかったけど、尾道城も撤去済みとのこと。)

【2002年5月GW】これは2024/11にスキャンしたポジ。ポジのフィルムの経年劣化はほぼ無かった。
1)一眼レフ、ミラーレス、その他フィルターを通った光を測光しているカメラ
この場合は、フィルム記載のISO感度をそのままカメラに設定する。
ISO400のフィルムならISO400。
2)フィルターを通らない光で測光しているカメラ
フィルターで減光する分、ISO感度を下げてカメラに設定する。
例えばイエローフィルターで1/3EV減光する場合、
ISO400のフィルムであれば1/3EV感度を下げてISO320を設定する。
3)露出計を内蔵していないカメラで、単体露出計を使う場合。
2)と同じくフィルターで減光する分、ISO感度を下げて露出計に設定する。
この補正値は一般には、イエローフィルターで1段(1EV)、オレンジが2段(2EV)、レッドが3段(3EV)が目安とされているが、実際にはこれほど減光していない。大体、イエローフィルターで1/3段(1/3EV)、オレンジが1段(1EV)、レッドが2段(2EV)ぐらいで、目安と1段ぐらい差がある。自分の露出計で、フィルータ有りと、フィルター無しの場合の、EV差もしくは、シャッタースピード固定で絞り値の差を比べてみるのが良い。