
水神様のまわりにも鬼百合が咲き始めた
6月分をようやく現像

今月も4本しか撮れなかった。それも試し撮りが2本。
一番右がKonica C35 Flashmatic、その左がMamiya Sketchの試し撮り、その左はFTb_square。どうにかC35の露出計とスケッチのシャッター&絞りは正常みたいで、絵が出ている。1枚飛んでいるのは、バッグのなかで空シャッターを切っていたみたい。スケッチは長巻機で25の目盛りまで巻いたフィルムで36枚撮れていた。スケッチの露出測定はコシナ(VL)の小型露出計を使った。スケッチは絞りを変えるのに、レンズに指を突っ込む形で、ここも面倒な構造。ピント調整も、個体によるのか、白いはっきりしたものでないと2重像が出てこない。FTb_squareは正方形に難があり微調整中。
【2023/07/02追記】
スケッチのネガをスキャンしてみたが、やはりテッサー系のレンズに比べ、解像度はよくないようだ。C35 Flashmaticは一部光線を引いているコマがあったが、パトローネの問題と思う。写りはC35 E&Lと同じ、露出も同じく精度もいい。
尾道の写真を掲載

2006年GWの尾道の写真をUPしました。
フジのハガキの印画紙にプリントしていた分をスキャンしてみました。
とりあえず写真だけで、コメントは後入れします。
この電信柱いい味だしていたんですけど、翌年のGWには下の変わり果てた姿に。

そして、最近では昔の面影はひさしのみ。(Googlemapより)
電柱をまた建てるのなら、昔のままでもそう問題なかったのではと思いますが。

また鬼百合の季節に
マミヤ スケッチが待ちきれず

修理終わるのが待ちきれず、マミヤ スケッチの別の個体を手に入れてしまった。フードは前に買っていた、Canonの被せ方式のもの、予定通り内径42mm用がピッタリはまった。このフードには、挟み込み式のY2フィルターも付いていた。重量は、フィルム無しのこの姿で473g。試し撮りは、撮り残しのフィルムが終わってから。
Konica C35 更なる不具合整備
水銀電池代替え電池の特性

水銀電池で検索したら平成19年の資料にこんな図があった。LR44を使う場合は劣化に注意が必要だ。PR44はどうなんだろうか?

PR44の特性のグラフがあった。これを見ると、結局水銀電池の代替えはPR44の一択しかないことになる。
PR44も予備が無くなったので補充した。価格はヨドバシの通販で6個入が522円だった。補聴器用ということで、近い将来ディスコンされるリスクはないだろう。(2023/06/06)
またジャンクコーナーからお出迎え

強い日差しの中、遠めの1000円床屋さんに行く途中に、涼みのつもりで入ったHardOffのジャンクコーナーの棚に、前から欲しかったC35の距離計付きのFlashmaticが置いてあった。
モルトがボロボロだったけど、2重像はしっかり合っていた。レンズもカビなし。電池が入っていたけど、露出メータは動かず。電池室はきれいだったので、電池切れと判断。この機種、露出計にスイッチがないので、使わないときは電池を抜いておかないといけない。帰ってからPR44を入れて確かめたら、ほぼ正常の振れをしていた。あとの難点は、上の写真でも分かるように、正面ファインダー窓の横に、カビのような白い汚れがあること。これは、上蓋開けたら取れるかもという判断で即購入決定。値段はこの前のFTbと同じで税込み2200円。ヤフオクならこの値段でも、送料加えたら4000円近くになってしまうのでありがたい。モルト剥がしと、貼りをがんばらないと。
【当日夜追記】
古いモルトを剥ぎ始めたら、明日まで待つのが面倒なので、結局モルトを貼ることに。ということで、新しいモルトに張替え完了。C35は裏蓋を開けたところにもモルトが貼ってあった。また、スクリーン横の汚れは、上蓋を開けたら、本体のフレームの鉄が白くサビていて、そのサビがカバーにくっついていた。無水エタノールでサビを拭き取ったら、圧着がなくなり白い汚れは消えた。開けたついでにファインダーの清掃も完了。
ということで、すぐに使える状態となった。多分、試し撮りも不用と思う。同類のカメラとしては、オリンパス35の方が人気があり、価格も高いが、写りから見ればC35がお買い得と思う。使い心地も、T-3よりもこちらの方が良い。T-3は小さい分ホールドが効かず手ブレしやすい。
なお入っていた電池はナショナル製の【MR44】という電池で、調べたら水銀電池だった。水銀電池は1990年代なかばに生産中止になったようなので、このカメラは20年以上使われていなかったようだ。よく液漏れしないでいてくれた。このカメラ、露出計によるシャーッタースピードと絞りの自動設定なので、電池が無いと、写真はとれない。シャッターが押せても、露出計がダメだと、本当のジャンクなので要注意。結局、50年前に製造され、20年以上棚に放置されていたカメラということになる。
5月後半の散歩写真を登録
あじさいは雨の日に
5月初めの分を散歩日録に登録
FTbのプリズム移植とましかくカメラ化

ヤフオクで1000円(+送料1200円)でプリズムが使えそうなジャンクFTbを落としてみた。送料の方が高かったが、電池室になぜかSR43からの電圧変換用のアダプタが残されていて、それなりだった。本体は動いたらどうしようと思っていたが、幸い(?)レンズの絞りと連動しない本当のジャンクだった。とりあえずプリズムは使え、ファインダーもクリアになった。
ついでにジャンクのファイダーについてた金属フレームを切って、24mmx24mmのフレームとして、プリズムの下の本来のフレームと重ねて置いたのが上の写真。露光計に入る光が弱くなるが、ちょうど、SR44をそのまま使った時のメータの振れ過ぎが相殺され、ほぼ適当な絞り値となった。ちなみに機種はファインダーに速度が表示されない初期型の後期(巻き上げにかしめねじが無い)と思われる。ドナーはねじのある初期型、フレームにも露出計の突起がなかった。

フィルムの遮光は、FTbにはマスクを差し込む隙間がないので、メトロカードで作った端切れを、窓の両側に両面テープで貼る簡易式にしてみた。光もれを防ぐために、テープをかぶせたが、ここだけが直接フィルムのパーフォレーションの部分に触れるので、若干心配。
戸棚に放置されてから約6年、ようやく使えるようになったFTb。
正面からだとこんな感じ。
