22:27から30分ぐらいサーバー側でエラーが出ていたようです。23:03分現在では復旧しているようです。
DB再構築とか必要になったら目もあてられないけど、取り敢えずSQLサーバーが止まっていただけのよう。
フィルム写真の終焉という幻
2000年前後のデジタルカメラの登場により、フィルム写真は無くなると言われ続けて来ました。最近でもこんな記事があります。Has the film photography resurgence finally run its course?( フィルム写真の復活はついに終焉を迎えたのでしょうか?) 一見現状を俯瞰した記事にもみえなくはないですが、なんのデータも示しておらず、筆者のフィーリングだけであり、記事にあるフジのX Halfの販促記事に近いものでしょう。 実際には、解像度も行き着くところまでいってしまった現在、デジタルカメラはフィルム写真風の写りに回帰していますが、しょせんはソフトによる疑似です。そこもスマホには勝てません。
フィルム産業はローテクであり、資本があり収益が見込めれば続けられます。なのでコダックだけでなく、欧州や中国で生産されており、多分日本のデジタルカメラ産業より長続きするでしょう。例えば、コダックのVision3の400ft缶の価格を見れば、市販のカメラフィルムにどれだけ暴利がのっているかわかります。フィルムカメラも機械式であれば、あと100年ぐらいは問題なく動くでしょう。デジタルカメラは高額化とともに、スマホの高機能化で、デジタルカメラ人口の減少が進み、税金控除が受けらられるプロの業務用途に限られてくるのではないかと思います。
スマホが有利になってきている理由の一つに、急速に進んだノイズ軽減技術(ソフト)があります。昔はF値の小さい明るいレンズが良いレンズとされていましたが、体型は極太でした。しかし、最近のデジタルカメラでは、ノイズ軽減ソフトによりISO値を大幅に上げることが出来るようになりました。昔のデジタルカメラでは、ISO値を上げるとノイズが出まくっていたのです。なので、明るいレンズが必要だった夜間でも、ISO値を上げて昼間のように撮影することも可能になっています。ミラーレスカメラとスマホは構造的には同じであり、スマホのF値の大きい普通の小さいレンズでも夜間撮影も苦も無くできるようになっているわけです。
スマホがない時代にはカメラを買うことに余り理由付けは必要ありませんでしたが、現在はスマホでも同様の写真が撮れるのに、なぜデジタルカメラが必要なのかという問題に、買う方も結論を出さないと買えない時代になっています。なので、量販店のカメラ売り場から人が消えたわけです。
今回の韓国岳登山のルート図
散歩写真とEpsonのGPS時計
散歩写真にはEpsonのGPS時計を使っていて、エプソンのサイトに接続してデータをアップすると、GPSデータファイルを作成してくれ、どのあたりを歩いたか、カシミールで表示できた。しかし、今年3月末にそのサービスを終了したので、現在はだだの時計になってしまっている。せめてローカルで取り出せるアプリを出してから止めると期待していたけど、なにもなしに終了してしまった。
ランニングや山登りに使っていた人たちは、さすがに困っていて、独自にアプリを開発中だ。ただ、現状リリースしてくれている版では、私の時計の機種ではサマリをCSVファイルに出力できるだけで、GPSファイルの出力機能は未対応だった。Epsonは機種ごとにデータのフォーマットを変えて、メモリサイズを少なくする作りにしていたようだ。なので、サポートしてもらえるのを待つことに。
【追記 2025/09/01】本日のリリースで所有のGPS時計でGPSファイルが出力できるようになった。ありがたい限り。
撮影済みカラーネガの劣化
今回撮り溜めたネガやポジのデジタル化をやってみて、カラーネガの劣化が激しいことを認識。ポジや白黒ネガはあまり問題ないが、カラーネガ(20年以上前のもの)はスキャンした画像が全体的に黄色くなり、特に空の青が出ない。ベースのオレンジ色が濃くなっているよう。(当然白黒化すれば、その影響は薄れるが。) エプソンスキャンの劣化補正機能を使えば自動で補正してくれるが、それでも露出不足のコマなどはそのまま出てきてしまう。なので、現像したフィルムはその時点である程度解像度の高い設定でスキャンして残しておくことが大事ということを再認識。
カラーネガフィルムの場合、たぶんこの劣化が撮影前から始まっているのだろう。なので、画像がうすくなってしまうのでは。
昼間の露出設定の話
改めて露出のことを考えてみた。
1.入射式露出計には被写体の色に起因する補正は必要ない。
露出計には、入射式と反射式の2つの形式がある。被写体は光に照らされているが、その被写体を照らす光を直接測るのが入射式、被写体に反射された光を測るのが反射式だ。入射式は照らしている光を直接測るので補正の必要はない。しかし、反射式は被写体の色により補正が必要となる。18%グレイと呼ばれる色の場合は入射式と同じ値を示す。白色の場合は、この色を18%グレイに見せるために、2EV(2段)絞った値を示す。逆に黒色の場合は2EV(2段)開放した値を示す。
カメラに組み込まれている露出計は構造上入射式はできないので、反射式となり。なので、被写体の色によって露出補正が必要となる。(現在のデジタルカメラでは色補正を組み込んだ露出計もあるが、その場合、補正の仕方がブラックボックスとなるので、逆にマニュアルにより露出補正をするのが困難。)
したがって、入射式で露出を測れば、適正露出がえられることになる。その上で必要であれば、演出上の露出補正を行えばよいことになる。
2.フィルムの許容範囲(ラチチュード,ダイナミックレンジ)
フィルム上にどの程度の明るさの範囲の被写体を残せるかを考えてみると、カラーリバーサルフィルムが5EV程度。カラーネガフィルム7~8EV、白黒ネガフィルム9EV程度。これに比べ最近のデジタルカメラは14EV程度もあるようだ。
3.被写体の明るさの範囲
昼間の日の当たる場所を、入射式の露出計で測ると15EV(ISO100設定)程度。日陰では3EV低い12EV(ISO100設定)程度。なので、明るさの差は3EV程度しかない。したがって、白黒ネガを使い、晴れた日にF16&1/125sで撮れば、15±4.5EVのものは撮れていることになる。ちなみに、晴れた日のF16ルールはここから来ているのではないか。ISO100のフィルムでF16の絞りなら、1/125sのシャッタースピードとなる。ただし、地上の被写体が主体となることが多いので、実際には(15+12)/2=13.5EV程度に設定しておいて、影の被写体が主体の場合は2段下げればよいことになる。その途中は、ひなたと日が当たらない部分の面積比で決めることになる。
結局これが、ストリートスナップを行う場合の定番露出ということになる。多少ズレていたとしても、フィルム上には情報は記録されているので、再現できることになる。
実際、現像液の劣化でほぼ透明になってしまったネガでも、画像は残っていたりする。
4.具体的には
まず撮影地で、ひなたの部分と日があたっていない部分を、入射式露出計で測る。日の強さの違いを感じたら測り直してみる。そのEV値に応じて、日なた用、日陰用とその中間の絞り/速度を決めておいて使い分ければ、あまり考える必要はないと思う。理論的は、「写ルンです」のように中間の一つの設定でも問題ないことになる。なお、当然ながらISO400のフィルムの場合は、それぞれ2EV高い値となる。
入射式露出計が無い場合には、市販の18%グレイのプレイトに反射させた光を測れば同じ値となる。
5.「入射式は遠方の被写体は測れない」というのは間違い
露出計の説明では、遠方の被写体まで行けないので入射式は使えないという説明があるけど、それは間違い。遠方の山にそそぐ太陽の光も、目前の太陽の光も同じ量。反射式では遠方の被写体では高くでるが、それは空の部分も取り込んでしまうため。例えば、入射式で15EVの場合でも、雲を中心に空を反射式で測ると17EVとかになる。これは雲の色が白色のためだ。したがって、露出計内蔵のカメラで、遠方の被写体を撮ると、空に引きずられて、地上の風景が暗くなってしまう。
逆光の場合も同様で、被写体からカメラ側に露出計を向けて入射式で測れば、逆光に関係なく適切な露出が得られることになる。また、雪景色も反射式では2段暗めになるので、入射式で測るのが確実です。
【追記】反射式でセコニックに比べて高めにでるゴッセンデジシックスを、どうにか使えないか考えてみたけど、セコニックの露出計でも入射式をメインに使うのが正解かもという結果に。セコニックのスポットメータに広角(40°)の反射式露出計の機能がついていないのもこのせいかも。平均値は入射式で測るのが正確で十分ということらしい。
【追記(2025/08/24)】実際にこの方法を試してみたが、暗いところが極端に潰れるFoma400をISO400で撮ってみたこともあって、薄く揃っていない、まだらなネガとなった。適正露出とするなら、明るい部分と暗い部分の露出からその中間あたりということになるのだろう。
断水中 (教訓:水圧が下がったら、浴槽に溜める)
8日(金)未明の豪雨で、送水管が破損して埋まっていた路肩が崩壊、断水が8日夕方から続いている。復旧は明日11日(月)以降と。被害は隼人町全域(2万世帯、人口約4万人前後)とその周辺部。ネットでは情報があったようだけど、気付いたのは、8日16時ごろにシャワーの水圧が落ちていたこと。ネットで調べたら、断水見込みということで、急いで浴槽と容器、ペットボトルに水を溜めた。
いま給水所が出来ているが、長い列ができている。事前に水を溜めておいたおかげで、どうにか、列に並ばなくても、生活できている。こういうときは車がないと大変だ。
教訓:水圧が下がったら、浴槽その他に水を溜める。
霧島市から公開されている、現場の写真。橋のたもとの道路の路肩が崩壊したようだ。パイプは直径50cmとのこと。今復旧に向けて鋭意作業中。


壊れたパイプは、右の写真のパイプではなくて、手前側にあり、そこから水が吹き出ているのだろう。たぶん、右側が路肩が崩れる前の写真。左が路肩が壊れたあとの写真。川の水の勢いで川の擁壁が削られ、基礎を失ってパイプが破損したのだろう。
ここが壊れた場所。結構な谷の深さのようだけど。
【追記 2025/08/11 12:09】とりあえず今日00:55頃仮設のパイプが設置され、6:45からカラになった貯水池での貯水が始まったようだ。
陥没地点の逆側に仮設のパイプが設置されたようだ。嘉例川への道路は当分通行どめか?

フィルムデジタル化プロジェクト進捗
横浜の桜の名所(I)
ようやく、2003年の桜の季節になりました。

【Filmデジタル化 2003/03/30 横浜・文学館傍】
PC クーロン化ツールが有料化されていた
データはバックアップを2重、3重に取っているが、SSDが逝った場合の対策を取っていなかった。ということで、クーロン化ツール(MiniTool ShadowMaker)を3年ぶりぐらいに起動してみたら、スクリプトのエラーが多々表示され、アップグレードが促された。なにも考えないで、バージョンアップしたら、クーロン化が有料になっていた。知っていたら、バージョンアップしなかったのに、と思っても後の祭り。2023年の暮れからそうなっていたようだ。ネットを探しても古いバージョンはおいてなかった。料金は1回(1か月)2000円か、年間4000円ぐらいの設定。クーロン化しか使わないのでちょっと高い。
仕方がないので、別のノートPOにインストールしていたソフトを、デイレクトリごとコピーしたら簡単に動いた。当然、煩わしいのでネット回線はオフにして。(ネットに繋いでいても、エラーメッセージを無視すればよいみたい。) 500GのSSDだけど、1TのHDDにコピーして1時間10分ぐらいでクーロン化完了。
2~3ヶ月ごとのクーロンコピーと、2~3日毎のデータコピーをしていけば、万一SSDが死んでも回復できそう。
とにかく暑い
大銀杏を背にお宮参り(七五三)
現在2002年末のフィルムをスキャン中。

【鶴が丘八幡宮 2002/11/30】 [Filmデジタル化プロジェクト]
Windows10サポート終了への対応
Windows10サポート終了まで数ヶ月ということで、ちょっとどうするか考えてみた。現状のニュースとしては、数千円払えば1年間延長とかいうオプションもあるようだけど、先延ばしに過ぎない。しかし、このオプションが出た背景には、1年もすればWindows12がリリースされる可能性もあるのではないか。
また、Windows11関係を調べていくなかで気付いたのが、最新のOfficeにAccessが同梱されてないこと。ライセンスの継承がうまくいかなければ、新品PCにつけるOfficeは買い切りで5万円近くなってしまう。なので、windows更新に伴ってハードも更新するのにもリスクがある。
また、機能が足りないマシンも、裏技でwindows11に更新する手もあるが、今後のwindows11の更新バージョン(25H等)でその手が使えるかも、現時点では不明なようだ。windows12になればさらに不明。
結局、現状の対策としては、Windows11に更新できるように、windows11のisoファイルをDLLしておき、様子を見ることにした。今年の年末にはWindows12の動向もはっきりしてくるだろう。そのときには、Windows12に適合するハードを購入するというのが、現時点ではスッキリする案。それにしても、Accessが別売り2万円というのも困ったものだ。複数の数表からキーを使って一つの数表を作るのに便利なので。
現在のPCを購入したのは2017年7月。もう8年も前。夏の暑さでCPUが飛んでしまった。それからは、室温が30度を超えないようにちゃんとエアコンを入れて使っている。しかし、CPUの計算能力はあんまり早くなっていないような感じを持っているのも、更新に踏み切れない理由。