ローライA110でDouble X(16mm)を試写

 フィルムの方向を間違えて、パーフォレーション部分に写ってしまった。
 50cmのフィルム長では13コマしか写せなかった。そのうち1枚は真っ黒、
 たぶん光センサーを指で覆ってしまったのかも。(と思いたい。。)
 この画像のノイズは3割カットしているが、流石にテッサーという感じ。
 16mmカメラに比べフィルムが広い分だけ画角が広いので撮りやすい。
 110カメラの画角は17x14mmとされているが、実際には20x14mmぐらいが
 写っている。市販の110フィルムだと、17x14mmしか写る範囲がない。
 ロモの110フィルムで外れた部分は2重露光のような感じになっている。

[Rollei A110, Double X(16mm), D96(1+1) 9.5分@20℃, Noise 30%除去]

Double Xの粒子(グレイン)も消えてしまう

 デジタル写真も、ノイズを載せてフィルム写真風に見せる現在、フィルム写真の粒状性を、フィルムの銘柄、現像液の種類、現像方法などで、アナログ的に制御する古き良き時代は終わっているのかもしれない。

 ノイズを消して、デジタル写真で使っているXXフィルム風ノイズを入れれば、銘柄を替えられることになる。

古写真復元

ノイズ除去技術を使えば、簡単に古写真も現代の写真として蘇りますね。
これはPhotoDirectorでノイズを除き高画質化して、Silkypixで自動補正した写真。
写真は敦煌の莫高窟で発見された文書を1908年にロウソクの灯りを頼りに調査しているペリオさん。積まれている文書は900年代の始めに洞窟に隠された文書。この部屋の入口は土で埋められて壁になってました。
ただ、右上の部分は暗いのでうまく出ていません。原紙を使えばもっと良くいくでしょう。

Mamiya-16 Automatic試写結果

 とりあえずこんな感じでした。(PhotoDirectorでノイズ30%を除去しています。) 今回はスキャン上がりでノイズを軽減してから作業を始めたが、最終段階でノイズを軽減した方が効果がありそう。なお、全てのコマで付属のイエローフィルタを使用しています。

[Mamiya-16 Auto. with Y2, Kodak double X (16mm), D96(1+1) 9.5分@20℃]

MARIX 16mm現像リールの巻き方(覚書)

苦戦した16mmフィルムのリール(パターソンタンク用)への巻き方のメモ。

まず、写真の例のようにフィルムの先端の角を落としリールのフィルム止めの差込口に入りやすいようにしておく。

差込口にフィルムを差し込み、テープで止める。長く出すと、一回りしたフィルムの画像面に接触してしまうので。

リールの片側を付ける前に、フィルムの片側を溝にはめた状態で、フィルムを写真のように寝かせる。その状態のまま、片側のリールを取り付ける。(片側のリールを付ける前に、フィルムを寝かせておかないと、付けた後で寝かすのは難しい。) フィルムを逆に寝かしてしまうと巻けない。

そのままフィルムを寝かせた状態で、リールを回し、フィルムを溝にはめこんでいく。フィルムが無くなったら終了。50cmだとリールの少しの幅しか使っていない。たぶん、35mmフィルムと同じで1.5mぐらいは巻けるのではないか。

Marixの実演も同じことをやっているのだが、映像から読み取るのは難しい。映像では片側のリールを付けてからフィルムを寝かしているが、片側を付けたあとのリールの間は13mmぐらいしかないので、16mmあるフィルムの取り回しが難しい。
 

なお16mmのプラスティックのリールは軽いので、現像中にタンクの中で浮かないように、重しとなるものを上に置いて現像タンクに入れる。1巻の現像なら250cc、2巻なら400ccほどの液量が必要。

Mamiya-16 フイルムマガジンの怪

 Mamiya-16のフィルムマガジンの最初は、こういう真ん中に軸がある金属製の同じマガジンを左右に並べて使うものだったらしい。

 たぶん次に出たのは、これをバーでつなげたプラスティック製のタイプ。これも両側に軸がある。本来は右の送り側には軸は必要ないが、この軸を使っている機種があることを想定したものなのか? このタイプは軸が無いと、穴の中央が空洞となってしまうので、光が穴から直接入り込んでしまう。 私のマガジンのように、軸がないものを見受けるが、どうやって使っていたのだろう? 穴をふさぐか、光を防ぐ黒い筒状のものが内部に必要だ。

 そして最後に出たのが、フィルムタンク側の穴をふさいだタイプ。これで光漏れの心配はなくなった。

Mamiya-16 Automatic 試写

 先延ばしになっていたMamiya-16の試写を行った。
 まず、フィルム詰め。もともとカラーフィルムが入っており、その長さは53cmだった。やはり50cmでは20枚撮るには少し足りないようだ。フィルムマガジンは右左同じ構造。しかし、よく見ると、フィルムを巻き取る軸でマガジンの中央にある穴を塞ぐ構造になっている。しかも、この軸は巻取り側にだけあり、フィルムタンク側にはない。なのでフィルムタンク側は光がだだ漏れすることになる。とりあえず、テープで軸の穴をふさいだ。よくわからない構造になっている。念のため、カメラへのマガジンの装着まで、ダークバックの中でやるようにした。
 実際の撮影はMinolta-16と同じく、画角が35mmカメラ換算で60mm近くなので、ファインダーが狭い。とりあえず、1本撮り終えたが現像は明日以降ということで、今日の試写は終了。

【追記 2025/03/23 正午】 現像してみた。4度目の正直ということで、今回はリール巻きも1回で成功。現像も絵が無事に出ていて、ムラもなさそう。全てダークバックの中でやったので、カウンターの18枚目から始め、23枚撮れていた。もう一枚ぐらい大丈夫だった。Minolta-16だと、カウント0で巻き上げがストップするらしい。

Mamiya-16 Automaticによるカラー画像の調整例

 早くからいろいろなことに挑戦され、私も参考にしているPHOTOWALKさんの承認を得て、WEBに掲載されているMamiya-16 Automatic(16mm)による「あじさいの花」の写真をPhotoDirector 365で調整してみました。なおそれぞれの機能は0-100%で加減できますが、今回は全て100%で処理した場合です。その他は手を加えていません。なお、16mmのフィルム上の画面(14mmx10mm)は35mmフィルムの1/6です。

 左がオリジナル、右が各種調整後(全て100%で処理した場合)の画像です。それぞれの調整後の画像は下に添付しています。なお使用フィルムはVsion3 50Dです。

Before                          After (By Mamiya-16 )

ちなみに30%ずつ処理した場合がこちらです。こちらがより自然です。

オリジナル

自動ノイズ除去(100%)後

自動色調調整(100%)後

さらに自動カラーエンハンス(100%)処理後

フィルム写真のノイズ除去は話題になってない

 検索してみても、フィルム写真でのノイズ(粒状感)除去は話題になっていない。その理由を考えてみた。

①フィルムの粒状感は銘柄と現像液で決まる。フィルムユーザは自分の好みに合う粒状感の組み合わせを見つけそれを使い続けているので、そもそも、ノイズ除去/調整の必要性を感じない。

②ノイズ除去技術はデジタルカメラのノイズ対策として開発されてきたもので、対象画像はRAWファイルが基本。なので、フィルム写真には使えないと思っている。Jpgファイルにも使える高性能の製品があることを知らない。

③レタッチソフトのノイズ除去機能を使ってみたけど、操作が面倒で、効果もノイズ改善のレベルでいまいちだった。

④普通にフィルム写真をやっている人は、110やハーフ写真での粒状性の悪化は理解しているので、そもそも手を出さない。なので、16mm写真の粒状性向上などの願望は起きない。35mmからフィルムの粒状性を問題にする人は、フィルムの広い中判方向に進む。

 昨今のフィルム価格高騰で、粒状性の良いフィルムは手の届かない価格になってしまった。また、ダブルXの写真ユーザーへの販売停止なので、粒状性の悪い低価格のフィルムを物色する必要が出てきた。これまで現像が済んだフィルムの粒状性を改善する手段はなく、フィルム写真のノイズ除去技術が注目されるのはこれからだろう。

16mm 現像リール巻練習中

 ようやくコツがつかめたので、1日10回ぐらいはダークバックで練習してみることに。次回は失敗しないように。
 次はMamiya-16の試写の予定。露出計は壊れているのに、それだけで100gぐらい重くなっている。露出計なしのバージョンもあるけど、そちらの方が高い。

110カメラの粒子だらけの画像に失望した人へ

 110フィルムが現像から返ってきて、粒子が粗いのは予想していたけど、ここまでとは思わなかったという人も多いかもしれません。この写真はLOMOMATIC 110を使いOrca110 B&Wのフィルムで撮られたもので、Youtubeの画面からのスクリーンコピーです。小さな画像ではそれほどまでではありませんが、クリックして拡大すると粒子で満たされていることが分かります。WEB用の写真としては使えません。それでも半世紀前に流行したのは、小さな紙にプリントしていたからでしょう。

 しかし、この画質を理由に110カメラを捨ててはいけません。これからCyberlink社のPhotoDirectorのワンクリックでノイズを除くと、元が良いので、インパクトのある写真に変身します。これは同社の「MyEdit」というオンラインソフトでも試せます。

 さらにPhotoDirectorで画像をエンハンスすると、地面のタイヤの跡まで見えてきます。もはや、110カメラで撮られた写真とは思えません。

ただしPhotoDirectorもソフトで補正しているために万能ではありません。小さな花の集まったものは、隣の花が合体してしまうこともあります。