
近年、鴨の飛来が増えてきています。過ごしやすいのでしょう。ここも飛行機の着陸コースなので、韓国同様なのですが、山の上の空港なので高度差があって、バードストライクの話は聞きません。

やはりISO感度を1/3~2/3段落とすと写りが変わる。影の部分も残っている。しっかりと撮るのであれば、三段階露光しておけば、どれかにかかっていると思う。

2025/01/01 XT-3(1+1)の現像例(ISO320)
2025/01/05 XT-3(1+1)の現像例(ISO320)
GR digital IIも買ってから17年目ということで、寒さでバッテリーがすぐに上がってしまうようになった。ということで、検索したらアマゾンで888円で代替品が出ていたので即購入。これは、入社30年目の特別休暇で、パリ用に買ったもの。1000万画素 原色CCD、28mm相当のレンズなので今でも使えている。問題点はひとつだけで、スポットライトなどは素子が飽和してしまうこと、他に不満はない。
デジタルはこれとSonyのDSC-T30があるから、デジタル一眼やミラーレスの必要性は感じない。しかし、20年以上たったいまでもデジタルカメラがフルサイズ素子に統一できないのは、価格差別化の問題でしかないだろう。

【2009/03/18 火災前のノートルダム】
この前ニュースで復刻版60万円とかのニュースを見たような気がするが、さっき検索したら80万円を超えていた。2002年ぐらいに新品で買ったときは、関東カメラの改仕様(黒ボディに黒のエンブレム、巻き上げがM3タイプ)で20万ぐらいだったのに。もう新品で買う日は来ない。
この神社は、日枝神社で採れた献上する「青葉の笛になる竹」を、近くの池で清める時にお祀りをした神社ということで、平家物語の敦盛にちなんだ絵が奉納されています。この神社は山のへりに作られていて、階段が急勾配。お年寄りは無理。
帰りに飛行機雲を撮ろうと思ったら「火の鳥」が。




下の動画の竹を洗った鏡が池がこの神社のそばにあっただそうです。



振り返ると、今年はピンホール カメラにはまった前半だった。自作購入をあわせ10台ぐらいになってしまった。しかし、夏には猛暑のため昼間に出かけるのが危険になり、ほとんど撮っていない。11月の末にようやく涼しくなり再開と、結構多難な年だった。
年末にはダブルXの販売中止との情報で、最安のFomapanを試写してみたが、やはり品質は値段に比例していることが、ほぼ判明。さりとて、ダブルXをBHPから現時点で購入を試す資力もなく、来年は手持ちのフィルムで過ごすことになるだろう。
円安が140円程度迄戻ることがあったら、ダブルXの入手を再トライしてみるが、現状の160円近くでは、6万4千円/4巻程度の価格となってしまう。円安が現状の状態で、フィルムが枯渇してきたら、HP5+やDelta400を1巻づつ買うことになりそうだ。
現状は散歩写真しかないが、やはり被写体が限られてしまうので、来年はなにか新しいことも考えないと。
今回はFomapan400をISO320設定で撮影し、D96(1+1)11分@20℃で現像してみた。ピントがあっていない所は粒子が目立つ感じだ。

2024/12/28 D96(1+1)の現像例(ISO320)
2024/12/19 D96(1+1)の現像例(ISO320)
D-96の現像液が、残り1本分ぐらいしかなかったので、2.5L分(1Lタンク2個分)を作った。ついでに、定着液も捨てて、新しいものに入れ替えた。
ようやく始めたデジタル化プロジェクト。全部で900本余りの内、終わったのはまだ200本あまりで約25%。2002年9月あたりまで、先は長い。来年もぼちぼちやらないと。そういえば、チクマのネガファイルが販売終了していてショック。


今日はいつものコースでまず、ISO200で撮影し、SPD(1+1,11分,20℃)で現像したのが上の右の写真。階段も潰れずに出ている。左はISO400で撮影し、SPD(1+1,11分,20℃)で現像したもの。天気が違うのもあるが、言われているように、Formapan400の感度はISO200程度しかないのだろう。しかし、ISO200ではその分軟調になりコントラストが落ちている。
これに加えて、一昨日ISO400で撮影していたネガを、D96(1+1,11分,20℃)で現像したのが以下の写真。今回もパトローネが盛大に光漏れをしていて、四角にトリミングしている。これも暗いところは黒く落ちているが、コントラストは適度にいい感じ。


(機材はContax RX + Distagon 35mmF2.8)
結論としては、XT-3やSPDのメリットが余り見えないので、Formapan400はとりあえずISO250 or 350程度で撮影して、D96(1+1,11分,20℃)で現像する方向で使ってみようと思う。Formapan400をISO400で撮影してSPDで現像するのは、街なかのスナップには良さそうだ。[追記]ISO200で撮ってSPD(1+1)で現像したやつも、レタッチするといい感じになった。(以下参照)なので、肝心なのは、Fomapan400の場合は、ISO感度を落として使うことだろう。
SPD(1+1)の現像例(ISO200)
D96(1+1)の現像例(ISO400)
ただし、やはり以下のようなコントラストの強いインパクトのあるのは、ISO400でSPDやXT-3を使った場合だろう。今回試写したなかでは一番好きなカット。なので、ISO250で撮っていて、状況に応じて、暗いところを黒く落としたいときには、露光補正で2/3段下げるのもありかと。そういう意味では、1段の差で性質が全く違うフィルムなので、スピードと絞り固定でスナップするには向かないだろう。

[ISO400で撮影しSPD(1+1) 11分@20℃で現像。一脚でF4ぐらいまで絞った。]
2番目がこの年輪。

[ISO200で撮影しSPD(1+1) 11分@20℃で現像。]
【最後の結論】
Fomapan400は難しいフィルム。ISO400で1巻撮れば素晴らしいコマと、だめなコマが混在する感じ。初心者が最初に使うフィルムではない。感度をISO200に落とせば逆に全てが平凡な感じになってしまう。手に入るのであれば、やはりダブルXの方が優れている。