
こういう時の予備機ということで、防湿庫に寝ていたFTbの初期型を整備。モルトも貼り直した。というより、もとのモルトはほぼ縮んでいて無かった。ファインダーもクリア、露出計も正常ということで、これから持ち出す回数が増えそう。ただ、巻き上げレバーを替えてみるかもしれない。
【2024/01/14追記】New FTbのレバーに替えたかったが、互換性はなかった。
Vision3 500Tが届いた。フィルムの直径を測ったらDouble Xと同じく160mm程度だった。なので、Double Xと同じく2インチのコアに137回巻けば、約100ftのフィルムとなり、直径が約91mm。フィルムローダの内径が97mmなので、Double Xと同じくぎりぎりOK。【137回では多すぎた。】2インチコアも2個注文し同梱してあった。
空のフィルム巻が必要になるが、この前、100ftの空缶を物置から発掘し間に合うことに。なければ、400FT用の空缶はコダックで800円ぐらいで買える。
ハードオフで2000円で買ったFTb。突然巻き上げのロックが効かなくなった。修理屋さんで見てもらったが、巻き上げのネジの摩耗が不良の原因とのこと。ニコイチで交換するにも2台分解するのは大変ということで、修理を断られてしまった。結構お気に入りの個体だったので残念。ということで、早速ヤフオクで2000円の個体を落としてしまったが、どういう個体がとどくことになるのか?
とりあえずは、予備機で対応することに。
【2024/01/11追記】別の修理屋さんに聞いてみたら、オーバホールベースなら対応可能との回答があった。
【2024/01/14追記】ヤフオクの商品が届いたが使えるものではなかった。予備機を使用することに。
【2024/01/15追記】結局別の修理屋さんに見積もってもらうことにした。
【2024/01/20追記】結局、ボディ交換になるということで、修理は断念。
タングステンフィルム(Vision3 500T)の日中撮影用に使う85Bフィルターについては、ソフトで修正できるという話(色の温度調整をLightroomで+6とか)と、ソフトで調整するのは大変で85Bフィルターで正常な色のネガにした方がよいという話がある。まぁ、使っているソフト次第なのかもしれない。Windows添付の無料ソフトでは難しいかもしれない。ソフトでできるのであれば、フィルターによる減光もない。しかし、フィルター無しで撮った青みがかったままのネガをスキャンして、そのままUPするのは違う気がする。WEBには500Tで撮った普通の写真がUPされていないのが気になる。
また、Vision3 500TのISOの規格は500だけど、設定はISO400ぐらいにしてオーバ目の露光の方が良い結果が得られるようだ。85Bフィルタを付けた場合には、露光計内蔵カメラの設定はISO400で、外部露出計の設定はISO250ぐらいということになる。
2017年に撮影を再開してから、撮影日・機材・フィルム・現像液などをコクヨの測量手帳に書いてきたけど、去年いっぱいで余白が無くなってしまった。手帳を買い足す予定だったけど、カレンダー形式でWEB版(PHP+MySQL)を作ってみた。これだと、撮影に行ってない時期が一目瞭然で、すこし励みになるかも。
しかし、2004,5年の仕事が忙しくなった時期から十年以上ほってあった古いカメラたちが、いまも動いてくれていることに感謝。やはり防湿庫は大事。。
カラーネガフイルムが2000円/本を超え、現像代だけ含めても1本あたり3000円を簡単に超える時代になってしまった。それに反し、カラーの現像液キットが簡単に手にはいるようになった。カラーネガ総数の減少から、多分DPE屋さんも減少していくことが予想され、ここで試しに、カラー現像をやってみるのも価値があると思える。
カラーネガの自家現像の概算のコスト計算すると、Vision3 400ftの価格が5万円。これで80本近く取れるとすると、1本あたり625円。MarixのC-41の現像キットが6000円で34本分。1本あたり176円。フィルムと合計で801円。もろもろ考えても1本あたり1000円程度でネガができてしまうことになる。レムジェットは重曹で除去できてしまうようなので、あまりコストはかからない。また、ECN2よりC-41の方がコントラストが良さそうなので、こちらを選択。
【追記(2024/01/21)今考えると、保存期間等から、3200円/12本の方が良かったのではと思う。定着剤が34本もつのかが心配。この場合でも270円/本と合計で1000円/本は切る。】
フィルムは50D、200T、250D、500Tの選択肢があるが、人気のありそうな感度の高い500Tを選択。ただし、500Tはタングステン光用のフィルムなので、日中に撮る場合は85Bというオレンジ色のフィルターが必要。海外Amazonで55mm用と52mm用を注文。ライカも52mmのフィルタが付く39mmフードをつければ標準レンズあたりでは問題なさそう。しかし、このフィルターは日本ではほぼ製造が終わっており、日本ではこのフィルタを使ったwebやYoutubeの記事はなさそう。
【追記(2024/01/21)フィルターを付けて撮っても、スキャナーの性能により、ホワイトバランスの調整は必要なので、結局フィルター無しで撮って、最後にホワイトバランスを調整するのが現実的なのかも。】
【追記(2024/03/21)500Tを EpsonのGT-X970をEpsonscanでスキャンした場合、85Bフィルターを付けて撮影すれば、ほとんどの場合ホワイトバランスの調整は不要。85Bフィルターなしの場合、普通の色に戻すには、レタッチソフトと感性が必要。昼間しか撮らないのであれば、250Dか50Dを選択するのが正解。】
ということで、これらを(来年度の予算の先付けで)一揃い発注した。今月末くらいからはできそうな感じ。
【2024/01/05】Marixから現像キットは注文殺到で来週中にはなんとか発送との連絡がきた。考えることは皆おなじみたい。
【2024/01/08】Amazon.usaから85B(Tiffen)のフィルターが届いた。調べるとケンコーのW12フィルタも同じ機能で、定価も52mmが5000円、55mmが5500円とそうかわらない。Amazonのケンコーストアだと合計で9400円ぐらい。
【2024/01/12】Marixから現像キットが届いた。
まだ半分は残っているが、合計で35枚x12本,25枚x9本,13枚x2本。
初めての夜明け前からの三社詣ということで、6時45分出発。
まだ明けの明星が輝いてました。
鹿児島神宮の参拝場所は混んではいませんでした。
この暗さでは、コンデジはやはり手ブレしてしまいます。。
次に詣でたのは最近個人的に流行りの稲荷神社。
ここは地元でも知らない穴場。正月なので灯りついてました。
気になる九尾ちゃんはまだいました。
よく見ると九尾はなさそう。。
7時30分初日の出。東がひらけたところで皆さん待ってました。
次は安産の神様の石體神社。ここの狛犬は小さいです。
石體神社にちなんだ茂吉の歌碑があるのをみつけました。
『せきたいの かみのやしろに こいしつむ
このえにしさへ いとしかりけれ』
今日は雲ひとつ無く、桜島もくっきり見えています。
最後は蛭児神社。
ここはやはり鬼瓦。この時間だと珍しく日がさしてました。
そして、帰り道。振り返ったら、霧島山もきれいでした。
『ひかり浴び あぜ道もどる 初参り』
委託品のたなに並んでいるのを見つけてしまった。人気モデルでもないが、そのフォルムに一目惚れ。今のカラーネガフィルムの2,3本分の価格。初期型(F3.5)の後期なので1950年頃の生産。73年前の国産カメラ。Tessarタイプの沈胴レンズなので、普通に良く写ると思う。この時代のレンズは直射日光に弱いので、32mmの被せフードY2フィルター付きを500円ぐらいで入手。
シャッターとシャッターチャージはレンズ側、フィルム巻き上げは本体側。2重露光防止機能がないので、巻き上げないと簡単に2重露光の撮影ができてしまう。ピント合わせも明快。
フードが届いた。左がACE製のコニカ・パール向け角型フード。右がワルツ製の丸形フードでY2フィルター付。左が500円、右が300円。角型の方が似合いそうだったので、どちらも買ってしまった。いずれも内径32mmのかぶせ式。左下は19.5mmのスケッチ用UVフィルター。コニカ用は19mmとなっているけど、19.5mmでも付いた。【追記】イエローフィルターは必要なかった。
このカメラ2重露光防止がついてないので、撮るときの作法が4×5に似ている。
①露光計で光を測定。
②スピードと絞りを設定。
③シャッターをチャージする。
④後ろのボタンを押して、フィルムを巻き上げる。
⑤ピントを合わせる。
⑥シャッターを切る。
結構面倒。。【追記】これだけやっても、24枚で2重写しが3枚も発生。