稚鮎漁

仕掛けを作って稚鮎漁やってました。
県から特別採捕許可をもらって、放流のための稚アユ採捕をやってるようです。 

河津桜の季節の夕暮れの鶴岡八幡宮

トリミングされない方法が見つかったので、とりあえず、ポジのデジタル化はGT-X970のオリジナルソフトでスキャンすることにした。ポジからスキャンした時の色がこちらの方がぬめり感があって、Silverfastより良い。

これもデジタル化の中のポジのコマ。鎌倉に通っていた時期(2002年2月24日)の夕暮れの鶴岡八幡宮の石段横の河津桜。この桜はいまはもう無く、2011年秋の台風の塩害で枯れてしまったようです。空には月齢13日の月が。もうこういうシーンは見られない。

V3 500T(85Bフィルタ無し)の色調整

 現在SilverfastでScanして、Silkypixで色調整をした結果として以下の写真を載せているが、やはり青っぽさが抜けていなかった。現在過去のポジの再Scanをしているが、昔Photoshopで出していた色には程遠く、近づけるために試行錯誤している。現時点で、その技を使ってSilkypixで色修正をやり直したのが、その下の写真。結構青色が抜け、サビの色も実物に近づいている。

【これまでの写真】(Vision3 500T 85Bフィルタ無し)

「技」を使った写真。

 結局、タングステンフィルムでも、85Bフィルタ無しでどうにかなりそう。

撮り溜めたフィルムのデジタル化

 スキャナのソフトを買ったり、ガラスをクリーンにできたことから、自分で撮ったフィルムのデジタル化を考えてみた。そこでとりあえず、フィルムの数を数えてみた。

 結果としては、白黒ネガが670本、カラーポジが130本、カラーネガが40本、スライドにしてある分が70本、合計で910本もあった。そのうち、最初の2002年からの3年が600本ぐらい。
 少なくとも2~3年はかかりそうな数。。

GT-X970スキャナのガラスの清掃

 エプソンのスキャナGT-X970は随分前に保守終了となっているが、ガラスの裏面に小さなカビが生えたり、曇ったりしているので、数年前からどうにかしたいと思っていた。今日『GT-X970 分解』で検索したら、皆さん困っているらしく、解決策が載っていた。

 まず4隅のネジに被せてあるかぶせ蓋は、両面テープを貼ってから、先が平面のボールペン等の先をくっつければ、簡単にはずせるらしい。その下に隠れているネジは+ネジ。 あと、ガラスがついてる部品は、後ろ側からずらせば、本体から外せるらしい。

EPSON スキャナ GT-X970 ガラスの裏面の清掃。原稿台のネジカバーの簡単な外し方。

EPSON GT-X970のガラスの曇り取り
ただしこのページに書いてある、ネジ蓋を針などでほじるのは、傷がつくのでやめた方がよい。

 簡単そうだったので、早速やってみた。
 かぶせ蓋は、かぶせてあるだけなので、両面テープでくっつけて持ち上げるという感じ。あとは、上のHPに書いてある通りで、写真左のガラスがついている部品は、前側でとめてあるので、後ろ側を持ち上げれば取れる。ガラスは普通のレンズ拭きの要領でやったらきれいになった。購入後20年以上のGT-X970は、さらに寿命が伸びることに。なおかぶせ蓋は無くても問題なさそうなので、とりあえず外しておくことにした。
 これで、気持ちよくスキャンができる。

PENTAX Film Project 

 ハーフサイズでレンズはEspio miniを参考にしているとのこと。Espio miniの仕様は35mmフルサイズの3群3枚の32mm F3.5のようです。ちなみに、画角の参考にしたというリコーのオートハーフのレンズ構成は25mm F2.8 3群4枚構成。同じハーフのOLYMPUS-PEN EEのレンズも3群4枚構成。小型カメラでは3群4枚構成のテッサータイプでないと、写りがあまくなる。(スケッチみたいな例外もあるが) 加えて画角はハーフだ。なので、写りという点では選択肢には入らないかな。どうせなら24mmx24mmのましかく画角にしてくれればよかったのに。

 3群3枚構成のレンズは先日ハードオフで拾ってきた、RICOH LX-55W(34mm F4.5 3群3枚構成)に採用されてますが、このカメラ発売時の1994年に1万5千円の定価でした。新機種にはゾーンフォーカスや、電子シャッター、絞り機能がつくのでもう少しましとは思いますが、せいぜい倍の3万円程度の内容かと。ちなみに1994年に発売されたESPIO MINIは3万8千円だったそうで、これにダイヤル等をつけるとなると、5万円程度になってしまいそう。この程度の価格になると状態の良い中古のローライ35や新品のLOMO LC-A+(3万5千円)も価格帯に入ってくるので、販売は苦しいのでは。

 それに問題はハーフということ。36枚撮りで72枚、24枚撮りで48枚も撮れてしまう。最近一日で36枚撮るのが難しくなってきたので、長巻から巻くのも24枚撮り用にしている。なので、ハーフのカメラにはまだ手を出していない。若い人は撮り切るまで現像に出すのを待ちきれるのだろうか。ハーフだから経済的というのは、天文学的に値上げしてしまったフイルムメーカの都合でしかない。

 いずれにせよ5万円前後の大衆機に的を絞ったようだけど、そこに大衆はまだいるのか? 本来のフィルムカメラファンはRollei 35 AF(T-3レベル?)に流れそうだ。

【追記 2024/03/13】今の時代『キレイに撮れないカメラ』を探しているようで、コダックのハーフも結構売れているようだ。なので、ハーフ市場を狙うのもありそうだが、その場合やはり値段が1万円超えでは勝負にならなそうな感じがする。

V3 500TでSilverfastを使う場合には85Bフィルタが必要かも

 昨日届いたScanソフトのSilverfastでこれまでのフィルムを再Scanしているが、オレンジフィルタ(85B)を付けて撮影していないものには、青みに寄ったコマが出る。原因はSilverfastはScanする時にフィルムのタイプ(Portraとか)を指定しないといけないが、これが市販の昼光用だけしか選べない。結局、昼光用のフィルターでタングステンフィルムを読んでいるので、ホワイトバランスがずれている。 

 一方エプソンのGT-X970のオリジナルソフトでは、幅広く調整しているようで、タングステンフィルムでもホワイトバランスをある程度調整した結果が出力されているようだ。なので、500Tで85Bフィルタが要らないのはGT-X970のオリジナルソフトで読み込む場合のみで、他のソフトでScanする場合は、そのソフトに依存することになるようだ。「negative lab pro」では対応しているという話があるが、「Lightroom」の使用が前提となるのでバツだ。WEBに青によった500Tや200Tの写真がよく掲載されていて、タングステンフイルムは昼間は使えないと思われているのは、このScanソフトの違いによるものだろう。

 しかし、Silverfastを使ったものと、GT-X970のオリジナルのソフトでは、解像度に格段の差があり、GT-X970ではピンボケに見えるコマが出る。なのでオリジナルのソフトには戻れない。また、GT-X970では36mmx24mmの場合24mm方向が、自動読み込みではトリミングされてしまうという難点もある。したがって、Silverfastを使う場合には、できるだけ85Bフィルターを付けて昼光用フィルムのレベルにWBを調整して撮る方が無難ということになる。

【2024/03/02追記】今までUPしたカラーは、光引きのネガを除きSilverfastで再Scanしたもので更新した。85Bフィルターを付けない場合には、とりあえずSiverfastで読んで、SikypixでWBを調整し、どうしても調整ががつかない場合は、GT-X970のオリジナルのソフトでScanするという対応になりそう。
 現状の85Bフィルターを付けないネガの処理は以下でどうにかなりそう。
①Silverfast(portra設定)を使いGT-X970で読み込み。
②Silkypixでまず自動設定で調整したあと、WB設定で温度を最大600度程度上げて、自動では明るくなりすぎるので、明るさを少し落とす。
③出力された画像をさらにWindow付属のソフト(イメージ/PixelLT)のガンマ補正で明るさを1,2段落とす。
  結局WBを調整できるソフトがあれば85Bフィルターはいらなそうだけど、85Bフィルターを使ったネガの方が素直な色に仕上がっていると思える。

【85B無しのフィルムをGT-X970のオリジナルのソフトでScanして、Sikypixで色調整したもの】ぼやけた絵になっている。特に左奥のブロックなどの解像度が低い。手前のブロックでも先の方のはぼやけている。特に右奥の遠くの港のブロックはつぶれている。

【同じネガをSilverfastを使いGT-X970でScanして、SilkypixでWB補正をしたもの】同じハードでScanしたとは思えない解像度。右奥の港のブロックも形を残している。Silkypixを使ってしまうと、もう後戻りはできない。

LOMO LC-A初撮り&初現像

 予想以上に結構まともな写りをしていた。今日ライセンスとセットアップCDが届いたSilverfastをエプソンGT-X970に付けて読み込んだもの。
 「Minitar-1」は3群5枚の構成でトイカメラのレンズとは物が違うようです。
散歩写真

【朝日に映える椿】(Vision3 500T C41現像 7分@32℃ 52Bフィルター無し)

ゴッセンの露出計

 小型のゴッセンの露出計を入手。5cmぐらいしか無いので、携帯するのには便利。で、散歩の途中でEv値を測ってみたがISO100の設定でEv15~16と出た。高めなので、セコニックやコシナの露出計やコンデジの露出と比べると1段高めに出る個体だった。なので即修理調整に出した。ヤフオクの品は完璧なものは少ない。

【追記】結局ゴッセンの露出計は日本では調整できなかった。ヤフオクで仕入れたゴッセンのデジシックス2の調整は、ユーザでもできる±3Ev程度を1/3Ev単位で固定で補正する方法で修正することになった。しかし、時間が経つともとに戻るようだ。セコニックのL-308Bと比べると、反射光式の計測値が+1Ev高い。したがって、反射光式で-1Ev補正すると、今度は入射光式が1Ev低くでる。もともと、入射光式で出荷検査してあるようだ。有名メーカのなので信じられなかったが、ゴッセンの小型露出計はこんなものみたい。
 結局、露出計を買うなら、日本で検査してあり、故障に対応できるものにしたほうが良い。現行品ならセコニックのL-308X、中古ならL-308Bがおすすめ。(2024/04/01)

Scaner(GT-X970)のソフト(Silverfast)を導入予定

 使っているエプソンのスキャナの一番の不満はネガの上下がトリミングされてしまうこと。横を750pixとすると、縦は450pixしかない。本来の36mmx24mmだと、750pix x 500pixないといけない。なので500pixから450piへ一割もトリミングされていることになる。

 今日はスキャンの結果が良くなると紹介されているSilverfastというソフトを試しに使ってみた。そのソフトを使ってGT-X970から読み込んだほぼそのままの画像がこれ。(まだ試用段階なのでロゴが入っている。85Bのフィルター無しのネガなので、さらにWBの補正も必要。) 何もしなくてもこの程度の画像が出てくる上に、上下が約50pix延びて、ちゃんと角が画面内に入っている。ということで、AMAZONでGT-X970用のソフトを購入してしまった。(同時にAmazonカード申し込みで、1/3ぐらいの値段になった。) GT-X980への更新を考えていたが、もう少し長生きしそうだ。

 スキャナの比較をしている動画もあるが、問題はスキャンのハードではなく、多くは取り込んだ後の処理で差が出ていると思う。流石に20年以上前のソフトでは時代遅れになっていた。ただ、フィルムの選択にVision3 が無いのは気になるが・・・。

 GT-X970付属のソフトとSilverfastで違いが大きく出たのが次のコマ。GT-X970のソフトで読み込んだ次の写真は木の裏側が白く飛んでいて修正しようがないのでボツとした。

 それに較べて、Silverfastで取り込んだものは木の裏側にも空の青さが残っている。また、上下に延びて元々の構図にもどっている。

スナップ(露出計無し)の絞り値のまとめ

 スナップの時の絞り値の話をまとめるとこんな感じになる。

 まず「晴れた日のF16ルール」と呼ばれるものがあり、ISO100の場合晴れた日はF16で1/100。これはEv値にするとEv15となり、「快晴」の場合だ。快晴の日にこれで撮れば適正となるが、普通の晴れの日や空の少ない写真ではアンダー目の写りとなる。

 ブロッソンは晴れた日は1段下のEv値のEv14(F8・1/250s)としている。なので、晴れの日には一段下のF11ルール(F11・1/125s)が目安としては良いと思う。これを基準に、曇若しくは日影では、2段落としたEv12(F5.6・1/125s)。ISO100ではスピードは落とせないので絞るしかない。

 レンズの特性が良いとされるF8にこだわれば、F8に一段絞り スピードを1段上げて、晴れの日には、ISO100ではF8・1/250s、ISO200のフィルムでF8・1/500s。同様にISO400のフィルムは、F8・1/1000s。「晴れたらセンパチ」というのがこの設定だ。なのでF16ルールとは1段違う。F16は「快晴」の設定で、「晴れの日全般」に使える設定ではない。

 いずれにしても、『晴れた日は絞りF11でスピードは1/ISO秒。日陰や曇りは2段落とし。』と記憶しておけば、あまり外れはないことになる。露出計を使う場合は、現在の絞りと速度の設定値のEv値から0.5だけ変化したら、一段開けたり、絞ったりすればよい。

 普通のカメラでは、絞りやスピードは1段づつしか変えられないので、露出計を使ったとしても最大±0.5段の誤差がある。これが±1段に悪化するわけだが、フィルムの許容範囲に入るだろう。ただし、フィルム全体をみれば、コマごとに+1段から‐1段までの濃淡のあるネガになると思う。

【追記 2024/03/04】露出を説明する時、絞りとシャッタースピードのみで説明される場合が多い。しかし、その説明では何も残らない。上の表のようにEv値と関連させた説明でないと、頭に入ってこない。たぶんEv値は初心者には難しいとして省くのだろうが、実際にはEv値が分からない限り、適正露出が分かることは無い。一番良いのは、Ev値が表示できる露出計を持って、町をぶらついてみることだ。普通の晴れた日では、順光であればEv値は14~15(ISO100の設定で)ぐらいであることが体得できる。なので、Ev14の設定(F11,1/125sもしくはF8,1/250s)でよいことになる。アンダー目より、若干オーバ目の方が良い。ぼかしを楽しむ場合は、F4,1/1000sで良い。(昔のライカだとISO100のフィルムが必須。) また曇の日は、伊達に2段絞りを開けるわけではなく、Ev値が2Ev下がるから、2段開けているだけだ。