GR digital IIの電池を注文

 GR digital IIも買ってから17年目ということで、寒さでバッテリーがすぐに上がってしまうようになった。ということで、検索したらアマゾンで888円で代替品が出ていたので即購入。これは、入社30年目の特別休暇で、パリ用に買ったもの。1000万画素 原色CCD、28mm相当のレンズなので今でも使えている。問題点はひとつだけで、スポットライトなどは素子が飽和してしまうこと、他に不満はない。

 デジタルはこれとSonyのDSC-T30があるから、デジタル一眼やミラーレスの必要性は感じない。しかし、20年以上たったいまでもデジタルカメラがフルサイズ素子に統一できないのは、価格差別化の問題でしかないだろう。

【2009/03/18 火災前のノートルダム】

Leica M6 高騰

 この前ニュースで復刻版60万円とかのニュースを見たような気がするが、さっき検索したら80万円を超えていた。2002年ぐらいに新品で買ったときは、関東カメラの改仕様(黒ボディに黒のエンブレム、巻き上げがM3タイプ)で20万ぐらいだったのに。もう新品で買う日は来ない。

今日は旧妙見神社にお参り

この神社は、日枝神社で採れた献上する「青葉の笛になる竹」を、近くの池で清める時にお祀りをした神社ということで、平家物語の敦盛にちなんだ絵が奉納されています。この神社は山のへりに作られていて、階段が急勾配。お年寄りは無理。
帰りに飛行機雲を撮ろうと思ったら「火の鳥」が。

下の動画の竹を洗った鏡が池がこの神社のそばにあっただそうです。

元旦 午後の部

午後からもちょっと回ってみました。元日なのにそんなに混んでません。さすがに、海外の観光客もいません。いるにしても、霧島神宮の方でしょう。

元旦 一宮四社詣り

 去年に続き今年も一宮四社(鹿児島神宮、稲荷神社、石體神社、卑弥呼神社、蛭子神社)に詣でてきました。試写のコースと同じです。寒い朝で、田んぼの道には霜が降りてました。九尾狐はまだ健在でした。途中7時18分に去年と同じく、神宮駐車場から初日の出を拝む。GRII Digitalの電池が寒さであがり、Sonyも持っていっていたのは正解だった。

今年も大晦日ということで、今年の振り返り

 振り返ると、今年はピンホール カメラにはまった前半だった。自作購入をあわせ10台ぐらいになってしまった。しかし、夏には猛暑のため昼間に出かけるのが危険になり、ほとんど撮っていない。11月の末にようやく涼しくなり再開と、結構多難な年だった。

 年末にはダブルXの販売中止との情報で、最安のFomapanを試写してみたが、やはり品質は値段に比例していることが、ほぼ判明。さりとて、ダブルXをBHPから現時点で購入を試す資力もなく、来年は手持ちのフィルムで過ごすことになるだろう。

 円安が140円程度迄戻ることがあったら、ダブルXの入手を再トライしてみるが、現状の160円近くでは、6万4千円/4巻程度の価格となってしまう。円安が現状の状態で、フィルムが枯渇してきたら、HP5+やDelta400を1巻づつ買うことになりそうだ。

 現状は散歩写真しかないが、やはり被写体が限られてしまうので、来年はなにか新しいことも考えないと。

もうすぐ新年ということで現像液と定着液をつくる

 D-96の現像液が、残り1本分ぐらいしかなかったので、2.5L分(1Lタンク2個分)を作った。ついでに、定着液も捨てて、新しいものに入れ替えた。

 ようやく始めたデジタル化プロジェクト。全部で900本余りの内、終わったのはまだ200本あまりで約25%。2002年9月あたりまで、先は長い。来年もぼちぼちやらないと。そういえば、チクマのネガファイルが販売終了していてショック。

Formapan400 SPD(ISO200) & D96(ISO400)での試撮結果(3)

 今日はいつものコースでまず、ISO200で撮影し、SPD(1+1,11分,20℃)で現像したのが上の右の写真。階段も潰れずに出ている。左はISO400で撮影し、SPD(1+1,11分,20℃)で現像したもの。天気が違うのもあるが、言われているように、Formapan400の感度はISO200程度しかないのだろう。しかし、ISO200ではその分軟調になりコントラストが落ちている。

 これに加えて、一昨日ISO400で撮影していたネガを、D96(1+1,11分,20℃)で現像したのが以下の写真。今回もパトローネが盛大に光漏れをしていて、四角にトリミングしている。これも暗いところは黒く落ちているが、コントラストは適度にいい感じ。

  (機材はContax RX + Distagon 35mmF2.8)

結論としては、XT-3やSPDのメリットが余り見えないので、Formapan400はとりあえずISO250 or 350程度で撮影して、D96(1+1,11分,20℃)で現像する方向で使ってみようと思う。Formapan400をISO400で撮影してSPDで現像するのは、街なかのスナップには良さそうだ。[追記]ISO200で撮ってSPD(1+1)で現像したやつも、レタッチするといい感じになった。(以下参照)なので、肝心なのは、Fomapan400の場合は、ISO感度を落として使うことだろう。

SPD(1+1)の現像例(ISO200)
D96(1+1)の現像例(ISO400)

 ただし、やはり以下のようなコントラストの強いインパクトのあるのは、ISO400でSPDやXT-3を使った場合だろう。今回試写したなかでは一番好きなカット。なので、ISO250で撮っていて、状況に応じて、暗いところを黒く落としたいときには、露光補正で2/3段下げるのもありかと。そういう意味では、1段の差で性質が全く違うフィルムなので、スピードと絞り固定でスナップするには向かないだろう。

[ISO400で撮影しSPD(1+1) 11分@20℃で現像。一脚でF4ぐらいまで絞った。]

2番目がこの年輪。

[ISO200で撮影しSPD(1+1) 11分@20℃で現像。]

【最後の結論】
Fomapan400は難しいフィルム。ISO400で1巻撮れば素晴らしいコマと、だめなコマが混在する感じ。初心者が最初に使うフィルムではない。感度をISO200に落とせば逆に全てが平凡な感じになってしまう。手に入るのであれば、やはりダブルXの方が優れている。

ヤフオクSMS認証導入

 1月下旬から順次導入するというメールが届いた。まぁこれでヤフオク卒業ということで、カメラの増殖がとまり、悪いことでもないようだ。しかし、『2013年10月6日以前に、Yahoo!オークションを利用したことがある。それ以前に質問、入札、出品を行ったことがあるYahoo! JAPAN IDでご利用の場合は、入札できます。』とかあるから、まだどうなるか分からない?

Formapan400 XT-3 & SPDでの試撮結果(2)

 今日は、F1+FD30mmF2とFTb+newFD30mmF2で同じコマを撮影し、XT-3とSPDで現像しようと思ったのだけど、SPDの方でまた現像ムラが発生。違うカメラと違う現像液なので、原因はプラステック詰替え用パトローネの光漏れと思われる。とりあえず、プラのパトローネに巻いた分4本は消化したので、今度は使用済みの金属パトローネに巻くことに。2台ともローダがふさがっているので、片方無理やり巻いて空けないと。(と思って、ローダを見るとDoubleXがずいぶん残っていることが発覚。あと3巻分あるようだ・・。なので、追加注文は中止。少なくなった時に考えるということで。)

 現像はXT-3(1+1) 11分20℃と、SPD(1+1) 11分20℃で行った。両方とも薄めなので、12分ぐらいで良いのかもしれない。問題点としては、ラチチュードが狭いので、明るい所に合わせると、暗い所は飛んでしまうことになるようだ。

【2024/12/26追記】
 どうにかXT-3とSPDの現像が終わりD96も含め比較してみた。どれも同じ条件でスキャンした取って出しの状態。D96の場合は柔らかな感じで、暗いところも残っている。SPDとXT-Cはほぼ同じで、若干XT-3の方が硬い感じ。両方ともに黒が締まっている。やはり、Fomapan400を使うのは、このコントラストを求めているのだろう。D96では普通のうつりにしかならない。SPDとXT-Cでは1L用で価格差が約1000円あるが、その差はあまりないと思う。SPDとXT-Cはもう少し現像時間を短くしてもよいのではと思う。

左から、ISO200 D96(1+1)10分@20℃、ISO400 SPD(1+1)11分@20℃、ISO400 XT-3(1+1)11分@20℃
左のD96は撮影環境が違う。上半身だけ日が当たってる状態。たぶんD23とかでもD96と同じ感じではないか?なおレンズは左から、newFD35mmF2、NewFD35mmF2(F8,1/1000)、FD35mmF2(F5.6+1/2,1/1000)。

なお、参考までにD96をソフトで調整した後は以下。これと比べると、SPDやXT-3はこれ以上触れられない感じ。

SPD(1+1)の現像例(ISO400)
XT-3(1+1)の現像例(ISO400)
XT-3(1+1)の現像例(ISO400)
D96(1+1)の現像例(ISO200)