冷蔵庫の整理でFormapanの発注ミス発見

 そろそろDoubleXを巻かないといけないので、冷蔵庫の中を捜索。DoubleXはどうにか見つけたが、整理の途中でFormapan4x5の発注ミスを発見。届いたまま冷蔵庫に入れた封筒を開けてみたら、Formapan4x5 100を発注したつもりが、Formapan400だった。ちょっとショック。しかし、運用を考えると、ISO100では曇や日陰ではすぐに分の露出時間になってしまうので、特に長時間露光の特性が悪いFormapanでは400を発注していたのは、逆にラッキーだったかも知れないと思い直した。(フィルムの感じは焼いてみないと分からないが・・。)

『ピンホールカメラの露光時間の目安』にFromapan100/400を追加したけど、やはり100は昼間の明るい所しか使えそうにない。なお、Fromapan100/400の相反則の時間は、0.5s,1.0s,10s,100sの4箇所からの近似式を使用している。

Zero 6×9の試写

 今日はまともな三脚を背負ってZero6x9の試写。最初の撮影場所でレリーズを落としてしまい、次の撮影地点から2km引き返して、往復4km、1時間のロス。しかし、やはりしっかりした三脚だと、ゆっくり撮れる。帰って現像しようとしたらD-96が200mlしかなく断念。ロジナールを1+50で、15分@20°。ちょっと濃いめな感じだった。

 今回は6×9で全8コマ、ダブりもなく撮れていた。やはり撮影後すぐにフイルムを巻くことが大事なよう。最初のコマは電車が通過中だけど、7秒ではさすがに止まってくれない。
 Zero 6×9は焦点距離40mm、画角は105°程度で35mm換算で17mm程度しかないが、レタッチすると周辺減光も大きい。被写体が大きいせいか、もしくは現像液のせいか、画像もこれまでのものより解像度がいいように思える。ピンホールのサイズも0.18mmと計算値の0.23mmより小さいが、特に問題はないようだ。張り替え用に純正の0.25mmのピンホールも用意していたが無駄だったようだ。
 今回の試写で残念だったのは、フォーマットを変更する敷居板からトゲが出ていて、フィルムを傷つけていた。Zero2000では薄いフエルトが貼ってあるが、Zero 6×9は木のむき出しだったので、やすりで滑らかにした。写真は線が目立つものは修正したが、目立たないものはそのまま。これも試写ということで。
 あとこの120のフィルムを6×9で撮ると、コマ間がほとんど無く、ちょっと困る。最初の方が10cmぐらい余っているので、裏紙のコマ番号の割り振りに余裕を持ってもらいたいものだ。フィルム上で縦が56mmぐらいに対して横が90mmちょうどあるのが原因ではあるようだ。縦横比が6x9なら1.5だが、56mmx90mmでは1.6もある。

World of Pinhole

Holgaピンホール改造機I型(45mm)試写結果

 改造したHolgaピンホールカメラで試写してみた。とりあえず画像はうまく出ていたが、一番下の写真のように、小さなまるい輪っかのゴミが各画像の上端に出ていて、いまのとこと原因不明。ピンホール回りのゴミであれば、もう少し大きく出てもよさそうだけど。それにホルガ特有の光線漏れが4枚程度あった。いずれもUPした写真はソフト(Silkypix)で修正している。135換算で25mm程度なので、超ワイド感はない。今回はNDフィルターを使う代わりに、全てにY2フィルターを付けている。今回残したホルガのレンズ台座は、ほぼ52mmで、ガラスを外したフィルターの枠がちょうどはまるサイズだった。

 自作ピンホールレンズを付けた改造機のフィルム試写としては初めてだが、うまく行ったと思う。なお、前の着色は濃かったので、薄茶に全て修正した。

「世界Pinhole写真の日」ということで

 今日はピンホール写真の日ということで近場を回ってみたが、2重露光を2度もやってしまい、撮り高が少なかった。

【追記】上記のウエスタンというフィルターはやり過ぎ感があったので、若干赤みを加えたものに修正しました。

フィルム(120,4×5)を買い増す

 円安が加速してもうすぐ160円。少量ながら120と4×5のフィルムを買い増した。120はヨドバシのKentmere100の840円。4×5は一時期無くなっていたがかわうそ商店のFormapan100(8900円/50枚)。ほとんどの4×5フィルムが400円/一枚になった現在、180円/一枚で買えるのは貴重だ。4×5は一日せいぜい数枚しか撮らないが、5枚撮って1000円と2000円はえらい違いだ。Formapanは長時間露光には向かないが、AcrossやDelta100のストックもあるから大丈夫だ。

 なお、白黒フィルムは20年ほっておいた経験上、冷蔵保管していればほとんど劣化はないようだ。カラーリバーサルもいっぱい残っているが、まだ撮っていないので状態は不明。

ピンホールカメラ プロジェクト(7)

今年の世界ピンホールの日(4月の最後の日曜日、2024年は4月28日)を前に、ピンホールのページWorld of Pinholeを追加してみました。Zero2000で撮ったものをSilkypixの既存のフィルターでレトロ風にしてみました。Silkypixで光線引きも修正してみました。

【追記】上記のウエスタンというフィルターはやり過ぎ感があったので、若干赤みを加えたものに修正しました。なおCanonF1の20mmで撮った画像はこちらに。

ピンホールカメラ プロジェクト(6)

 Zero2000で撮って、画像の回りをトリミングしただけで調整無しのものを下に貼った。12枚とも露光時間は計算通りであっているようだ。②枚目は光線漏れが大きかった。(巻き直しによるもの。) ①③④番目は光線もれが目立たないようにトリミングしている。観覧車はいつもは止まっているのだけれど、この日はお客さんが来てちょうど回り始めてしまった。なので若干ぶれている。フィルムだと⑫の室内も結構写っている。フィルムはKentmere100 (120) D-96 11.5分。Kentmere100 はコントラストが高くないのでピンホール写真向けのフィルムだ。

各露光時間(上の右から左へ)
露出の計測はGR Digital IIによる。
晴れた日はEVが14以上、露光時間が1秒以下となるので、UVフィルターが必須。
2秒以上に伸ばした方が誤差が少ない。
国分寺跡
①F3.5 1/810 Ev=13.25 ⇒ 2.3sec/F138
城山公園
②F7.1 1/760 Ev=15.25 ⇒ 0.5sec x UV4 = 2sec
③F7.1 1/760 Ev=15.25 ⇒ 0.5sec x UV4 = 2sec
④F7.1 1/460 Ev=14.50 ⇒ 0.8sec x UV2 = 1.6 ⇒2sec
⑤F7.1 1/560 Ev=14.75 ⇒ 0.7sec x UV4 = 2.8 ⇒4sec
高座神社
⑥F3.5 1/100 Ev=10.25 ⇒ 32sec
⑦ 同上 32sec
⑧ 同上 32sec
⑨F3.5 1/73 Ev=9.75 ⇒ 50sec
⑩ 同上 50sec
⑪F3.5 1/270 Ev=11.75 ⇒ 8.6sec
自室
⑫F2.4 1/40 Ev=8.0 ⇒ 3.8分

露光時間については、ピンホールカメラの露光時間の目安を参照。

ピンホールカメラ プロジェクト(5)

 Zero2000とCanon F1に20mmを付けて、Zero2000の試写に。ピンホールカメラといえば観覧車ということで、国分の城山公園に行ったが、ちょうど市内(鹿児島県で市内と言えば、鹿児島市)の女子中学校の遠足(?)のお昼休憩と重なってしまって落ち着いて撮れず。とりあえず、学生さんにはカメラは向けないことに。
 もう一箇所の高座神社は、今日は掃除する地域の方々もおらずゆっくりと撮れた。早速現像したけど、とりあえず写っている感じ。しかし、最初の方のコマは、赤窓にでるフィルムカウントの数字の見方がわからず、何回か巻き戻したこともあって、光が入っていた。後からは暗袋でやったのだけど、最初ののが効いたらしい。120は何度も使っているが、裏窓で枚数を確認するタイプは初めてだった。
 ここらで撮るためには20kmぐらい歩かないといけないので、機材の重さもあって大変だった。

とりあえず、コンデジの城山からの眺望。2,3日前の72時間で鹿児島空港での春の別れをやっていたけど、途中に入った夜景はここからの夜景だった。真ん中にあるのは京セラの新しい工場。本体は左側の画面の外にあり増殖中。

ワシントンの桜まつり(1993/03/24)

ワシントンにいた頃の桜まつりの写真。
国会図書館の裏の道に路駐して、ポトマック河畔まで歩いてきてます。
ネガをスキャンしたので、Wordpressのギャラリーの作り方の練習を兼ねて。

Vision3 500T 32℃ 8分での現像はオーバー気味

【国分の市街地越しの霧島連山】 

 溜まっていた3月のフィルムを現像した。いつもは32℃ 7分で現像していたが、標準が8.5分ということなので、試しに8分で現像したところオーバー気味で粒子が見えすぎ。次回は7分に戻す予定。 おまけに85Bフィルターを付けたフード(適合焦点距離が35mm以上と書いてはある)で四隅がケラれていた。こちらは次回UVフィルターをはずしてみることに。やはりタングステンフィルムは素直に85Bフィルターを使った方が、WBの手間もなく、自然な色がでる。

2024/03/21(Leica M6+50mmF2+85B Filter)
2024/03/29(Lomo LC-A 85B Filter無し)

世界遺産に出ていた「ガジュマルの根が抱く仏頭」

この前スキャンした中にあった。(1991/03/24 マハータート寺院@アユタヤ) この頃は観光客も少なかったです。現在の写真を見ると監視員もいるようで、前も草敷に整備されていてずいぶん印象が違います。ガシュマルも育っていて、向かって右の目の近くまできているようです。

4×5フィルムの初スキャン

 ピンホール用に4×5の写真機触っていたら、最初のころの写真が懐かしくなって、4×5フィルムを初スキャンしてみました。普通にスキャンできました。これまでUpしているのは、プリントからスキャンしたものです。

 この写真はリンホフを入手して最初に撮った室内での試し撮りの一枚です(2003/12/15)。レンズは本体についてきたシュナイダーのSymmar 150mmF5.6。このブログで振り返ると、もともとドイツの店からSWCを買ったのだけど、不具合があって返送し、その代わり買ったみたいです。このころは結構ドイツの店から買ってました。
 この頃住んでた横浜の田舎のアパートの室内なので絞りは開放。アオリを使ってないのでピントが浅く、なぜかノートパソコンの前のケーブルあたりにあります。テレビは当然ブラウン管テレビ。ノートパソコンの上には多分ザウルス。その上に当時始まった屋外WiFiサービスのアダプターが見えます。使えるのは通勤途中の駅だけでした。机の下にあるのはVHFのレコーダとCSのチューナーのようです。時代を感じます。この頃は室内もまだ整頓されてました。

 試し撮りと4×5初現像がうまくいったので、下の写真は次の日曜(2003/02/23)に横浜へ出かけ、大桟橋から山下公園方向を写したもの。実際には、金曜日に行ったのが光線引きで再挑戦した結果のようです。氷川丸の左手は今はさら地でガンダムパークになってしまった倉庫群。倉庫の下の白い点はゴミかのようだけど、拡大すると車だった。さすがに大判フィルム。この日の記事をみると4×5で12枚も撮って現像している。元気だったんだ。この頃はまだフィルムもアクロスが1枚100円で、12枚撮っても気にならない時代だったよう。ところで、全くの偶然だけど、『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』は今日(2024年3月31日(日)までの開催だったらしい。

【2023/08/27日写す by GR digital II】