神宮に暦を買いに

今日は鹿児島神宮に来年の暦を買いに。早めにお参りする人が多くいた。
写真は神宮前にある宮内小学校。県民歌「茶わんむしのうた」はこの宮内小学校が発祥の地。

ハッセルブラッド 6×45マスク

 グリッドのスクリーンだと必要無いけど,長年探していたマスク(右)をようやく入手。左が薄いプラ板でA16の穴を参考に自作したスクリーンマスク。純正品の穴の形は正方形で横の長さは37mm。トリミング前提で,16コマの正方形ネガを想定しているようだ。127のベスト判を意識しているのかもしれない。しかし,これでは6×45として撮るには左右のプラ部分が気になってしまいそう。
 グリッドのスクリーンでは,穴の部分にグリッド線があるので実用上は必要無いが,グリッドありの明るいスクリーンはプレミアがついていて手が出ない。

ロジナールを無水亜硫酸ソーダ割り

 きのうの夕方はCanon FTbにUltron 40mmを付けて散歩。Rodinal現像液は粒子が気になるので,ネットの情報を参考に,粒子を潰す効果がある無水亜硫酸ソーダ(ナトリウム)を1Lに30gの割合(3%)の溶液を作って水の代わりに使ってみた。とりあえず現像があがったネガを見ると,現像に問題はなさそう。

2020/12/25 追記
今日スキャンしてみたが,やはりカリカリ感がうすまり,軟調に仕上がっている。

水銀電池の代替え

 Canon FTbとKonica C35の露出計がLR44やSR44では振れすぎなので,代替えを検証してみた,一つは1.5Vから1.35Vに変換してくれるアダプタ(+SR43)。もう一つは空気電池とよばれる1.4VのPR44電池。そもそもC35にはこのアダプタは入らないが,2機種ともにPR44で露出計とほぼ同等の結果を得られた。 したがって,水銀電池互換のアダプタを使うまでもない。

ローライA26最終形

 手持ちで可変のNDフィルターをレンズの前に置くと,撮りづらい。そこで,55mmのフィルターが付く46mmのフードに支えのプラスチック板をテープで貼りつけて,かぶせフード風に作ってみた。絆創膏テープを両面にして軽くつけている。フードはKonica C35(40mm)用に使っているものなので,けられることはないだろう。しかし,ファインダーの右下はけられるので,できればフィルター径は小さい方がよい。これでホールディングも良くなり,カメラの絞りを調整している体で撮影ができる。

A26過露光対策(III & 結論)

 きょうは別の個体で試写したが,結果としては同じだった。さらに,EV10以下では露光不足。結論としてはEV11,減感しているのでEV10(1/60,f3.5開放)ぐらいで固定で動いているようだ。すなわち2台共に自動露光が動いていないことになる。正常に動いている個体は極めてまれらしい。なのでA26を卒業して,一眼レフのSL26に手を出す人が出ることになるようだ。しかし,SL26はパーフォレーションの穴がないとシャッターが降りないようで,また苦労することになる。

 A26の露出不足の部分を多くたすけるためには,減感現像をやめ,過露出の場合はEV10にもってくるようなNDフィルタの設定が必要いになる。中古のA26で遊ぶにはこのぐらいの手間が必要ということになる。
 Holgaなどは1/100・F8(EV13ぐらい)の固定なので晴れ曇りでも±2ぐらいでどうにか使えている。(晴れ用の設定F11もあるが,絞りの穴がレンズより大きくて効いていないようだ。)

 A26のパッケージのセンサとしては,パーフォレーションのチェックのピン以外にもう一つ,パッケージ上部の切り欠きをチェックするピンがあるが,これもISO設定とは関係ないことが判明。テープを貼って切り欠きをなくした所,パッケージをセットしてA26のふたを閉めることができなくなった。したがって,この切り欠きは感度設定とは関係なく,A26にはフィルムパッケージのISO感度を識別する機能はない。

 改めてA26のマニュアルを見ると,プリントが明るすぎるという質問に,答えはASA50のフィルムを使うようにとなっている。したがって,A26はASA50ぐらいのオーバ目の設定になっているようだ。

 パーフォレーション無しフィルムのコマ送りに関してはやはり捨てシャッターは必要なし。ただし,フイルム間隔は長く8mm,一枚あたり約4cmとなっている。通常の35mmとほぼ同じ間隔。また,パーフォレーションがあれば,シャッターを切らない場合は,そのまま閉めてもフィルムは進まないが,パーフォレーション無しの場合はシャッターを切らなくても1回毎に8mm進むような感じ。

A26巻き上げギヤの交換

今日は割れているフィルム巻き上げギヤの交換。死んでるA26から部品取りをして付け替えた。真ん中のネジを外した後に,軍艦部に付いている3つの小さいネジをはずして,カバーを取るとはずれる。写真上の個体がすでにカバーをはずした状態。
プラスチック製なのでよく壊れるようだ。どういうわけか,ギヤにネジが埋め込んであるので,そこから割れてしまう。

A26をパーフォレーション無しのフィルムで使う

 パーフォレーション無し白黒フィルム ORWO UN54 (ISO100)をKODAK126フィルムパッケージに詰めて試写してみた。パーフォレーション無しでもシャッターは押せるので問題なく撮影できた。なので出来上がったネガはA26 with 126フィルムの持ち味である穴のない「真四角写真」。
 ただ現像が上がって驚いたのは,コマ間が1コマ分あり長く,12コマ撮ったのに8コマ目で切れた終わっていた。穴ありフィルムと同じで,一回撮るごとに,レンズを隠して捨てシャッターを押していたのが原因。A26ではパーフォレーション無しフィルムではまともにフィルム送りがされ,捨てシャッターが必要ない模様。(未確認なれど)下の写真は風呂場で吊った状態で撮ったので見にくいがこんな感じ。
 したがって,A26でパーフォレーションの穴のない「真四角写真」を撮るのに面倒なのは,NDフィルタのかぶせだけ。

A26過露光対策(II)

126フィルムパッケージにパーフォレーション無しのフィルムを巻いて試写してみた。

条件:
使用フィルム:パーフォレーション無し白黒フィルム ORWO UN54 (ISO100)
現像液:ロジナール (1+50) 6分(減感,標準8分)

結果;
1)EV11(ISO100)では問題ない。
2)EV12以上は露光過多
3)EV14では完全に露光オーバ

曇りの日や日影がEV12(例えば1/250s・F4)。
したがって,晴れた日の戸外では3~4段程度落ちるNDフィルタが必要。
今回は手持ちで可変のNDフィルタをかぶせた(レンズの前に置く)が,結果は良かった。
あと1,2段落とせれば,NDフィルタがなくてもどうにか使えそうだが。

原因:
やはりシャタースピードがEV11の設定以上ではついて行ってない感じ。
露出計が壊れてシャッタースピードが1/60ぐらいで固定になっているのかも?

追記:今回KODAK Urtra400のISO400のパッケージを使ってみたが,やはり自動で認識はされていない。Kodacolor IIと同じ動き。このフィルムは手動で設定できる高級機種用のようだ。
このページのソラリス200のパッケージの写真でも切り込みが同じところに付いている。

126フィルムパッケージの遮光:
 フィルムを126パッケージに詰めて,その126パッケージをカメラにセットするところまで暗箱(袋)のなかでやれば,流用しているパッケージ自体はテープで止めるだけで遮光の必要はない。また,フィルムを裏紙に巻く必要もない。ただしフィルムカウンターを見るための穴は黒紙で塞ぐこと。