Kentmere400 調整後はこんな感じに

Fomapan400との違いはコントラストが低いこと。しかし、暗いところがつぶれていないので、ソフトで調整可能。調整と言っても、windows付属のPizef LTで3step分暗くして、コントラストを25で調整しただけ。とりあえず、使えそうなフィルム。次回はネガを薄く仕上げないと。

9月18日の散歩写真

スキャナーからの出力                     画像調整後

Kentmere400 初撮影/初現像

 朝は雨だったけど、昼から天気もよくなったので、夕方Kentmere400の初撮影に。とりあえず現像はFuji SPD(1+1) で10.5分@20℃でやってみた。10分が標準のようだけど、安全策で若干長めに。取り敢えず画像は出ていて、若干濃ゆ目。次回は若干短めにやることに。Fomapan400ではまだらになることが多かったので、シート全体に画像が出てきているのは久しぶり。やっと普通のフィルムに戻ってきた感じ。しかし、スキャンしてみないと本当のところは分からいけど。

 ただ、フィルムが普通と逆方向にそねっていて、リールに巻くのに苦労した。フィルムを裏表逆に巻けばよいのだろうけど、乳液面に傷が付く可能性もあるのでやりたくない。

【追記】以下が何も加えていない、スキャンの出力画像。濃いめの現像だったこともあり、うわさ通りのフラットな画像。明るさやコントラストをソフトで調整する必要がある。Fomapanの場合はそのまま使えるほどのコントラストが付いた画像が出てくる。ただ画像を見てわかるように、ほぼ暗くつぶれたところがない。Kentmere400はコントラストが弱いのが欠点とされるが、ソフトで調整することを前提とするのであれば、こちらの方が向いている。なぜなら、コントラストがきつい画像から、コントラストを落とすことはできないから。次回は現像時間を9.5分ぐらいまで落としてみることに。

次の35mm常用フィルムにはKentmere400を発注

  Fomapan 400を1年近く使ってきたけど、そろそろ尽きるということで、次のフィルムを改めて検討してみた。Fomapan400はその価格に惹かれた面が強かったけど、結局ISO感度が200も無い(100近い)ことが原因して、試写に終始してしまった。次のフィルムとしてFomapan200を検討してみたけど、感材は違うけど同じような特性(明るい部分は伸びて、暗い部分は落ちる)と思えるので却下。Fomapan200もISO感度が200は無いらしい。ストリートスナップなどには使えると思うけど、Fomapanは被写体を選びすぎと思う。400に増感する手もあるけど、結局明るい部分しか伸びない気がする。非常に疲れるフィルムでした。

 ということで、120用のKentmere100も問題がなかったし、昔検討していたKentmere400を発注。感度が一様で、コントラストが弱いという評判だけど、そこはフィルターや現像液でどうにかなりそうな気がする。いずれにしてもISO400の感度があることが大前提。散歩写真には、昼から夕方まで、明るいとことから暗いとことまで、一様に写ることがまず重要。たぶん普通に撮れるフィルムと思う。

 価格は、カワウソ商店で14,900円(30.5m)。35枚撮り19本ぐらい取れて、784円/1本。いまはほとんど24枚撮りで使っているので、24枚撮りで26本ぐらい取れて、573円/1本ぐらい。Fomapanだと1万円を切るので、1.5倍のコストUPだけど仕方ないということで。

古いカラーネガから:パリ 自由の炎

このオブジェはアメリカとフランスの友好の印として1987年にアメリカから贈られたものですが、この広場の下にあるトンネルで事故(1997/08/31)が起きたため、その後ダイアナさんの慰霊碑になりました。
これも出張の時に撮ったもの、本格的に写真を初めてからはカラーはポジを使ったため、これがカラーネガの最後です。

トンネルはこんな感じです。

【Filmデジタル化 2001/03 パリ】

古いカラーネガから:イラン ペルセポリス

イランも日食観測のついでに観光。
やはりイランといえばペルシャ、ペルシャといえばペルセポリス。

日食の観測はイスファハンのモスクの中で行った。

コロナはアルバの写真に比べて全方向に広がっている感じ。

【Filmデジタル化 1999/08 イラン】

古いカラーネガから:中南米の島国 アルバ

1998年の日食観望に行ったのは、ベネズエラの沖にある島国・アルバでした。もとはオランダ領だったような。大型客船も就航するリゾートの島でした。水平線に沈む太陽です。

300mmの望遠に2倍のテレプラスを付けて撮った皆既日食中の太陽。両側に長くのびるコロナが見えています。最初の頃はポジで撮ってましたが、このころは普通のカラーネガです。皆既日食は一度見ると人生観が変わります。

ゴーストが出てしまっていますが、皆既食が終わったとき(第3接触)のダイヤモンドリングです。天の岩戸がひらいた瞬間ということで。

【Filmデジタル化 1998/02 アルバ】

Fomapan400と2浴現像は相性が悪い

今日はFomapan400をISO400設定で撮影し、2浴現像をしてみたが、やはり暗いところが黒がつぶれ相性は良くないようだ。途中にわか雨で雨宿りした。なお、初出動のOM-1nに問題はなかった。

明暗差のない場合には問題ないのだけど。
急な雨で雨宿りしたあずまやから。

今日の結果(うまく撮れたものをセレクト)

【追記】いろいろやってみたが、Fomapan400をISO400の設定で使うのは難しい。そもそも実効感度がISO160ぐらいしかないようだから。ならば、次に試すとしたら、Fomapan200をISO400に増感して見ることだろう。数を撮るとしたら、100ft缶を1万円程度で買えるのはFomaのフィルムしか無くなっている。

古いカラーネガから:トルコ トロイ遺跡

 ここも出張のついでに、イスタンブールからの日帰りツアーで行きました。ツーアーと言っても参加者1名で、車が一人貸し切りとなり結構払いました。ヒサルルクの丘の上に遺跡がありました。ここは城壁の跡です。天気はあまり良くなく、帰りは大雨にあいました。

【Filmデジタル化 1997/03 トルコ】

古いカラーネガから:モンゴル

モンゴル日食の観測も終わり、ダルハンからウランバートルに移動中、貸し切りの小型バスがパンク。そのタイヤ交換作業中に通った、10数人の遊牧の家族。なにか競技会でもあるのか、子供でも馬に乗る様が決まってました。

【Filmデジタル化 1997/03 モンゴル ダルハン】

古いカラーネガから:クレムリンの教会

赤の広場からクレムリンにちょっと入ったところにある大聖堂。入口の壁がが素敵でした。ロシア正教会の4 世紀に建設された『生神女就寝大聖堂』。 モスクワの冬は、核の冬みたいに暗い雲で覆われ寒かった。

Filmデジタル化も本日で完了。6月の末から一日約10シートでようやく終わった。

【Filmデジタル化 1995/12 モスクワ】