今日は曇りで気温も上がりそうになかたので、いつもの港を目指して散歩写真。機材は黒にグリップを付けて黒のストラップ。OM-1は黒が人気あるようだけど、結構似合っている。OM-1はレンズを付けて700g余りと、散歩写真には最適な機種だ。
帰る途中にコスモスで備蓄米が2000円で出ていること発見。お金を持っていなかったので帰ってから買い出しに。冷蔵庫には、フィルムと印画紙、それと備蓄米。


同じ販売者からスプリットのフォカススクリーン(1-13爪なし)の2個目を購入。価格は千円ちょっと。この方大量に仕入れているような気がする。付け替えは2度目なので問題なく終了。遠方と7mあたりで正しく測距されていることを確認。
あとひとつ気になるのが、50mmF1.8レンズの絞りリングが重いこと。単体では問題ないが、ボディにつけると重くなる。本体との絞りの連結で重いのだろうけど、他のレンズと比べ極端に重く粘っている。レンズ単体でも絞り連結部分に圧をかけると、他のレンズに比べ極端に重くなる。レンズ側の連結部が粘っているのだろうけど、マウント部を開けられる小型のプラスネジ(0.6mmぐらい?)がなくて今日は断念。
2000年前後のデジタルカメラの登場により、フィルム写真は無くなると言われ続けて来ました。最近でもこんな記事があります。Has the film photography resurgence finally run its course?( フィルム写真の復活はついに終焉を迎えたのでしょうか?) 一見現状を俯瞰した記事にもみえなくはないですが、なんのデータも示しておらず、筆者のフィーリングだけであり、記事にあるフジのX Halfの販促記事に近いものでしょう。 実際には、解像度も行き着くところまでいってしまった現在、デジタルカメラはフィルム写真風の写りに回帰していますが、しょせんはソフトによる疑似です。そこもスマホには勝てません。
フィルム産業はローテクであり、資本があり収益が見込めれば続けられます。なのでコダックだけでなく、欧州や中国で生産されており、多分日本のデジタルカメラ産業より長続きするでしょう。例えば、コダックのVision3の400ft缶の価格を見れば、市販のカメラフィルムにどれだけ暴利がのっているかわかります。フィルムカメラも機械式であれば、あと100年ぐらいは問題なく動くでしょう。デジタルカメラは高額化とともに、スマホの高機能化で、デジタルカメラ人口の減少が進み、税金控除が受けらられるプロの業務用途に限られてくるのではないかと思います。
スマホが有利になってきている理由の一つに、急速に進んだノイズ軽減技術(ソフト)があります。昔はF値の小さい明るいレンズが良いレンズとされていましたが、体型は極太でした。しかし、最近のデジタルカメラでは、ノイズ軽減ソフトによりISO値を大幅に上げることが出来るようになりました。昔のデジタルカメラでは、ISO値を上げるとノイズが出まくっていたのです。なので、明るいレンズが必要だった夜間でも、ISO値を上げて昼間のように撮影することも可能になっています。ミラーレスカメラとスマホは構造的には同じであり、スマホのF値の大きい普通の小さいレンズでも夜間撮影も苦も無くできるようになっているわけです。
スマホがない時代にはカメラを買うことに余り理由付けは必要ありませんでしたが、現在はスマホでも同様の写真が撮れるのに、なぜデジタルカメラが必要なのかという問題に、買う方も結論を出さないと買えない時代になっています。なので、量販店のカメラ売り場から人が消えたわけです。
露出計が動いている2台のOM-1/OM-1nの露出計と、セコニックの露出計の表示を比べてみた。結果は両方ともセコニックとほぼ同じだった。50年たっても結構動いているみたい。故障している1台についても、故障箇所だけ修理してくれるところがあれば、修理に出したい。でも、なかなか無いようだ。
あと、OM-1のフィルターサイズは49mmと通常より少し小さい。カラーのタングステンフィルム用のフィルターは52mmと55mm用しか持っていないので、49mmから52mmへのステップアップリングを注文してみた。
シャッター/巻き上げでスタックしていた、ヤフオクから届いたばかりのOM-1が、修理できたとのことで販売者から戻ってきた。チャージレバー動作不良ということで、分解し、レーバー駆動部に注油で治ったとのこと。とりあえず、数十回連続でシャッター/巻き上げを繰り返しても再発しないので、たぶん、当分は大丈夫なのだろう。違和感のあった巻き上げも普通に戻っている。

この個体モータードライブに対応していないので、1970年代初期の個体、本当に50年ものだろう。また、フォーカススクリーンが標準のプリズム式なので、早速前と同じ、ツバなしスプリット式のスクリーン(1-13)を落としてみた。試写はそれからということに。露出計はだいたい合ってるようだ。レンズは50mm F1.8がついているが、あまり使わなさそう。また、フラッシュシューも着いていたが、使わないのではずした。フラッシュシューはOM-1用とOM-1n用は違っている。OM-1n用にはピンが2本出ているので、OM-1には使えない。でもフラッシュは使わないのでどうでもよいこと。強いていえば、露出系が動かないOM-1白用に使えるが、MCメータを付けるとごつごつして格好は悪くなる。なお、使うときには、プラステックの跡が残るので、メンデングテープなどを裏に貼り保護が必要。
今日は霧島連山の最高峰(標高1700m)、韓国岳に登ってきた。でも麓のえびの高原(標高1200m)まではバスなので、実質の登山は500mあまりしかない。バスで行こうにも乗り継ぎが面倒そうで行ってなかってけど、調べたら、一日周遊券が1100円という、実質半額以下なので行ってみた。
出かけ際のどさくさで帽子を忘れてしまったけど、曇りがちでちょうど登山日和だった。下界は雲でみえなかったけれど。さらにちょうど頂上では雨に振られてしまった。どうしようと思ったけれども降ったのは10分もなかったぐらいで良かった。大浪池方面に下るルートも考えていたが、霧で先が見えず今回は断念。

行く途中で神話の故郷、霧島神宮にも寄り道して参拝。
夏休みもあけた平日早朝、観光客も数人しかいなかった。
宮司さんや巫女さんが準備中だった。
