Minolta-16 QT予備機

 Minolta-16 QTの予備機を購入。どちらも1000円前後で送料のほうが高かったりするの基本ジャンク品。
 左の2号機は1/30sのシャッターが3秒ぐらい開いたりしていて、これは個人的に修理できず、1/250sのみで撮るしか無い。3号機の右は届いたときには巻き上げできず、なのでシャッターも押せない状態。上蓋開けて見てみたら、1号機と同じクランクが固着気味で止まっている状態。1号機と同じく、少し清掃して油を少々で動くようになった。ただし、1回閉じてから再発したので、もう1回清掃しなおして様子見状態。QTが巻き上げ出来ないときには、ほぼ同じ箇所が原因と思われる。なお、3台ともに露出計は動かず。これもなにか同じ原因があるのだろう。QTはAEではないので、写真を撮るのには露出計不動は関係ない。

 なお、QTの分解は2本のネジをはずすだけなので、比較的カンタン。ただし、上蓋を閉じるときに、1/30sと1/250sのトグルを連結する必要があり、比較的面倒。1/30s付近に向けておいて閉じるのがコツ。でもなかなか噛み合わない。

【追記】露出計は、絞りだいやるに付いている金属部分を押すことでスイッチが入るようで、1号機は露出計が動きました。正確ではないですが、だいたい合ってるような。上の2台は露出計はやはり不動でした。

おすすめの16mmフィルム

 16mmカメラには、16mmフィルムを53cmぐらいに切って、フィルムマガジンに手で巻いて使う。これで20枚程度撮影できる。市販のフィルムとしては、Kodakの製品があり、白黒はDoubl X(30.5m巻)、カラーはVision3から選べる。私の場合は250D(30.5m巻)を選んだ。価格は約1万円で57本程度とれるので、175円/本程度となる。いずれも片側に穴のある、シングルパーフォレーションのフィルム。

 他の方法としては、写真のような120フィルムを4分割する器具を作ると、120フィルムから4本のフィルムを作ることができる。1本あたり15mm幅になったりするが、もともと、パーフォレーションで2mmは使えないので、フィルムをパーフォレーションの無い方に巻けば問題はない。120フィルムは83cmあり、2つに割れば、撮影枚数は少なくなるが8本とれることになる。1000円のフィルムで4本とれば250円/本。2000円のカラーフィルムなら500円/本となる。この場合、自分の好きなフィルムが選べる利点がある。
いずれにせよ、負荷がかかるので、一回のフィルム長は53cm程度に留める必要がある。

 なお、110カメラで使うフィルムのパーロレーションの間隔は16mmフイルムの間隔より3倍ぐらい広い。110フィルムではこの穴で、コマ間の調整やシャッターのチャージの制御をしている。したがって、16mmは110カメラではそのまま使えない。機種により対応する必要がある。ハード的に対応してしまうと、今度は110用のフィルムが使えなくなるので、110カメラは110用のフィルムを使うのが基本。
 110カメラ用にフィルムパッケージに入った110フィルムは、あらかじめ画像範囲の焼付がされていて、17x13mmしか実際の写野はない。ロモのフィルムの場合、この範囲の外は薄く写っていることになる。他社のフィルムでは写っていない。

おすすめの16mmフィルムカメラ

 おすすめの16mmフイルムカメラはフィルム画面サイズからMinolta-16のMG-SかQTとなる。MG-Sのレンズは3群4枚だが(焦点3.5mの)パンフォーカスの設定。QTは3群3枚だけどゾーンフォーカス(1.2m,2m,3.5m,10mの4点)のピント調節ができる。QTは露出計が壊れていてもマニュアルで調整できる(ただし、速度は1/250s or 1/30sのみ)が、MG-SはAEのみなので、露光の調整はできない。まだQTは1回しか撮影していないが、ピント調整ができるという点で有利と思える。どちらか選ぶとなるとQTになるだろう。しかし、実際にはQTも3.5mのピントで撮影することが多いと思うので、レンズの性能にもよる。

 フィルムの画面サイズの違いはこんな感じ。当然広い方が解像度は良くなる。なお、MGはPsなどと同じでせまいので要注意。WEBで上下の穴にかかったネガを見るが、あれは、ダブルパーフォレーションのフィルムを使い110のカメラで撮った場合。MG-S/QTも、シングルパーフォレーションのフィルムであっても、入れ方を間違えると、画面に穴があくことになる。

 なお、110カメラ用にフィルムパッケージに入った110フィルムは、あらかじめ画像範囲の焼付がされていて、17x13mmしか実際の写野はない。ロモのフィルムの場合、この範囲の外は薄く写っていることになる。他社のフィルムでは写っていない。

Minolta-16 QT 現像結果

 パンフォーカス+4枚玉(MG-S)よりゾーンフォーカス+3枚玉(QT)という感じがする。とりあえず、1/250sと1/30s両方正常で、修理の悪影響はなかった。

[Minolta-16 QT, Kodak double X, D-96(1+1) 9.5分@20℃,ノイズ除去30%】

Minolta-16 QT 修理後の試写

 今日は昼から雨の予報だったので、国分の図書館に本を返却がてら、試写の続き。帰ってから早速現像したところ、どうにか修理前のコマも、後のコマも絵が出ているので、とりあえずシャッターと絞りは問題無しのようだ。しかし、1/250sと1/30sという割り切った使用なので、今日のような曇では、F8まで落とすか、1/30sで撮るかの選択になってしまう。

訳アリだったMinolta-16 QTを入手

 Minolta-16の最終機種であるQTを入手。MG-Sに比較して、焦点距離設定が可能となっているが、その代わり、レンズが4枚から3枚に。いつもながら、どっちつかずの設計。入手した個体は若干の期待も虚しく露出計は作動せず。どこか線がきれているのだろう。でもマニュアルで設定できるので、早速試写へ。QTはスピードが1/250sとフラッシュ用の1/30sと割り切った設計になっている。絞りはF3.5からF22まで可変。

 早速試写に出かけてみたが、10枚目でシャッターが押せなくなりスタック。撤収して早速WEB記事頼りに分解してみた。入手初日に分解するという最初のケース。ちょっと触ってみたところ、カウンターにつながる大きなギヤ(写真右下)が、油汚れで固着してしまっていた。手で戻すと、シャッターが切れた。なので、クリーニングして、油を少しつけてどうにかスムーズに戻るようになった。あと1/250sと1/30sの切り替え機構に違和感があったけど、見ないことにして、閉めておしまいということに。写りに影響ないといいのだが。スピードは変化しているようだ。とりあえずは、MG-Sとの比較ができればOKということで。

後からこの写真を見て気づいたのが、違和感の正体。やはり、カムが別のところに噛んでいた。でも、多分露出計関係だったので、影響がなかったのだろう。分解の最初に写真をとっておくことは重要。