ローライ スタンダードの後期型F3.5には水準器が標準で付いている。しかし、見づらいうえに感度が高いので水平にするのが困難だ。もともと視野をふさぐので取ってしまっている個体も多いようだ。そのため、市販の水準器をそのまま収納できるようにヤスリで削ってみた。これでこのまま蓋が閉められる。
本格的に使うのなら、スクリーンの裏に貼ってしまうのがよいのだろうけど、とりあえずはこのままで。


朝の外の光でピントを再確認したら問題を発見。①拡大鏡を使ったピントの確認には、近視用のメガネではややぼんやりしていて、遠視用のメガネで鮮明に見える。昨晩の確認も遠視用のメガネでやっていた。②スクリーンの下の部分がやや欠けている。これは、昨日のガラス切りの失敗をテープで誤魔化した部分で、やはりまともなミラーを作る必要がある。メガネについては考えないと。
でも、当初のほとんど見えない状態に較べると雲泥の差ということで。

カメラではダイナミックレンジが狭いので中心部しか写っていないが、実際にはスクリーン一杯に絵はでている。ピントは無限遠の時。
【追記 01/08】表面鏡の店に見積もりを取ったら予備含めて2枚で送料税込3400円余りだったので、注文してみた。(1枚なら2400円ぐらい。) 大きさは上辺:27mm、底辺:48mm、高さ:54mm。
【追記 01/11】1月9日に送金して正式発注。19日の週に届く予定。使えているので、急ぐ必要はない。
【追記 01/13】1月18日(日)に配達予定とのこと。
今日午後ミラー(10cmx7cm)届く。ガラスカットの練習用端材(2cmx10cm)が同封されていたのでやってみたが、うまくいかず。練習用ガラス板を買うべくハンズマンへ。でも大きな強化ガラスしか置いてなかった。ガラス板の需要はないのだろう、仕方がないので、近くのダイソーでガラス板を使ったフォトフレームを探したらどうにかあった。(220円)これを使って何回か練習したらどうにか切れるようになった。
しかし、本チャンのガラスではボロボロ。両端の長さがが足りなくなり、とりあえずテープで補修して、本体へはテープどめすることに。ネットで調べると、表面ミラーのメーカーでは、指定の長さに切ってくれるところもあるので、最初からそこに頼んだ方が無難のような。
で、結果としては、下の写真のように劇的改善。電気の付いた部屋でもピント合わせが可能になった。最初の昼間でも全然見えないのとは大違い、ブライトフレームも必要ない感じ。ということで、やっと普通に撮れるカメラになりました。

最初に買ったローライフレックスは2.8F。横浜駅ジョイナスの2Fにあるカメラ屋さんで購入。しかし、不具合が見つかり一晩で返却。不具合の他にシャッターが重かったというのもあって、それ以来F2.8には興味が無くなった。指がへこむぐらい重かった。ボタン自体が固まっていたのかもしれないが。
で、次に購入したのが3.5F。これはシャッターが軽くフィーフィングも合った。これは岡山のコトブキカメラというところから通販で購入。Summicronの35mm F2もここで購入。信頼のおける店だったけど、いまなぜかネットで見ることができない。
3.5Fは尾道やパリにも連れて行った。しかし、ここ10年ぐらいこれで写真を撮っていない。ハッセルもそうだけど、中判や大判はやはり被写体を選ぶ。横浜や東京だったら、撮影するものはいろいろあるけど、ここでは・・。今年は、気軽に持ち出せそうなStandardで撮っていきたい。

【2009/03/18 Rollei 3.5F Fuji Presto D-76(1+1)】
入手したローライフレックス スタンダードは、F3.5&1/500sまでで622と呼ばれるタイプで、1934年から1938年にかけて製造されたようです。ツアイスレンズの製造番号178777xxから見ると1936年に製造(1674882-1942806)されたレンズのようで、スタンダードのほぼ後期のもののようです。1936年生まれということは、今年でちょうど90歳になるということが分かりましたす。ちなみに、226事件の年ですね。
ミラーが明るくなったとしても、ピントスクリーン自体も交換が必要と思うので、ヤフオクで検索してみたが、1万円前後してしまう。そのなかで、一番安かったのがAliExpressの”Bright Screen” for Rollieflexというやつ。2千円(送料込み)だったのでダメ元で注文してみた。これが、AliExpressへの初めての注文。どうなることか?
記事を検索すると、Rollieflex Standardにも、ピントスクリーンの他にプラスチックのフレネルスクリーンが付いている個体があるようだ。最初からついていたものか、後付なのか不明だけれど。他の記事では、文房具のフレネルスクリーンをつければ良いという記事もある。
【追記】試しに、ヨドバシで360円のフレネルレンズをいうのを注文してみた。
ローライフレックスは蟹爪のストラップで留めるのが一般的だが、スタンダードは蟹爪で留める細いピンがないので使えない。なので①写真のように金具に紐を通すか、②カウンターのリセットボタンのある太めのピンを使用するしかない。しかし、金具の幅は狭く細い紐しかつかえない。なので、②の太めのピンをつかうことに。
検索するとハッセルブラッドのストラップ金具の同等品を使っている例があった。リセットボタンがない右側のピンはそのまま使えたが、左側のピンは穴の幅が狭くてはいらない。なので、小さなヤスリで穴を広げてやる必要がある。しかし、ステンレス製なのでなかなか削れない。『薬屋のひとりごと』の正月一気見を見ながら削ること3時間ようやく使える状態に。紐はOM-1についてきた革紐をつかってみた。これも硬かったがミンクオイルを使って柔らかく。本当は、この革紐だけで使う予定だったけど、ピンが太すぎてだめだった。ハッセルブラッド同等の金具はAmazonでも売っている。
【追記 01/08】①の左写真のように、本体肩にある金具の枠はストラップの紐を通すだけのもので、本体を支える強度は無いもよう。金具が小さなネジでとめてあるだけだ。なので、大きな力が加わった場合、曲がるかちぎれる可能性はある。なので、一番良い方法は、ハッセルの金具と細めの紐を使い、肩の金属枠を通せば正式な使い方となる。今回のストラップは太いので、肩の金属枠は通らない。


右穴のようにけっこう大きくしないと入らない。
【追記 01/11】OM-1の両側が革の紐は寒空では硬すぎたので、F-1に使っていたPentaxの紐(革?)に替えた。普通のストラップの端は取れないように糸や金属で固定されているので選択肢は少ない。OM-1の革紐は、油にでも浸さないと柔らかくならないような感じ。

ローライスタンダードを開けてみたら、ミラーはこんな状態。向こう側が透けているので反射する訳がない。ということでとりあえず、ミラーに「Mirror finish」という鏡面シートを貼ってみた。しかしこれも、反射率が50%程度しかない模様で、劇的改善は見られず。ただし、これまでほぼ見えなかったピントスクリーンに像が写るようになり、構図ぎめはできるようになった。あとは、プリズム補修でやられている、ミラーペイントという手もあるかも。
ピント合わせまで改善するならば、ミラー交換とフォーカススクリーン交換しかない見込み。でも、オーバホール費用までとられて、4,5万はかかるだろう。流石に2万以下の個体にそこまでかけられない。
なお、ヘッドの部分を取って、以下の状態にするには、ヘッドの脇のネジ4本を外すだけ。またミラーをはずすには、左の写真の上の方にある止め金具の2本のネジを外せばミラーがはずれる。丸い金具はガラス製の水準器が乗る枠。


【追記】ヤフオクで二眼レフ用のミラー(10x7cm 1mm厚 新品)が1000円ちょっとで出ていたので注文してみた。送料が200円ぐらい。厚さが少し足りないようだけど、紙を敷けば大丈夫だろう。ミラーの幅は5cmぐらいなので2枚分取れそうだ。ガラス切り1回の失敗はゆるされることに。
【追記2 01/06】この表面で反射するミラーは、世間では「表面鏡」とよんでいるようだ。10cmx10cmで1000円ぐらい。しかし、送料が1000円ぐらいかかかる。しかし、一眼レフのプリズムの腐食より対処は簡単だ。
届いて早速午後から試写にいったけど、現像で定着液を先にぶち込んでしまって、撮れ高ほぼなし。以下のコマは生き残ったコマ。左は定着液の影響か、雲が流れている。しかし、Tessarらしい写りはしている。中版ということもあるけど。
しかし、問題もいろいろ見つかった。
まず、①ファインダーが暗いというより、見えない!! なので、ピント以前に構図が見えない。蓋がスポーツファインダーになるので、今日はそれを使って構図ぎめ。ピントは目測。で、帰ってから開けてみると、ミラーが腐食していて、ほとんどミラーの役目をしていないことが判明。まともに使うなら要交換ということに。しかし修理に出すと3,4万はかかるだろうから、安く仕入れた甲斐がない。とりあえずは、プリズム補修に使おうと思って買っていたミアーシートをミラーに貼るのも良い手かも。フォーカススクリーンも暗いけど、まずはミラーか。
あと、やはり②シャッターがチャージ出来ない時があり、焦ってしまったので、冷静に再度チャージするように練習しないといけない。また、昔買ったローライコード用シャッターレリーズが使えないかやってみたが、使えることは使えるが、レリーズのネジのネジ山が合わず固定ができなかった。テープドメすれば使えるのではないかと思う。横にずらすシャッターは手ブレを起こしやすいので。
ネットで言われているような、③12コマ撮れないという問題も確認。12コマ目がフィルムの最後ギリギリで、感想するピン留めに重なっていた。これは、フィルムの「start」位置をカドまで巻いてから、閉めて6回巻けばよいということに従ったから、4回ぐらい巻くことで問題なく無くなるのではないか。なおコマ間隔は同じで問題はなかった。
それに、露光不足のコマが多かった。これは、定着液の関係か?、もう少し試写をしてみないと原因は分からない。
今日の試写の結論としては、ミラーがどうにかなれば、結構使えるのではということに。


発送が元日ということで、今日届いた。思っていたよりも状態はよさそう。
レンズキャップは付いていた。単体で探すと結構する。フードはYashika44についていたものがそのまま使えた。ストラップは3.5Fのものは使えず、とりあえず普通のカメラの物をつけてみた。
シャッタースピードは1/500sまで付いているが、このスピードではシャッターチャージが出来ないことがあり、ちょっとクセがありそう。ファインダーは暗くピントはほぼ分かりづらい。目測で測ることになりそう。
【追記 01/08】写真でストラップの紐を結んだ本体肩にある金具の枠はストラップの紐を通すだけのもので、本体を支える強度は無いもようなので要注意。
