カラー写真の粒子

 Vision 500TはISO500のフィルムなので、粒子が出やすい難点はある。今回も薄暗い逆光気味の場所では下の右の写真のように粒子がのりのりだった。そこで、PhotoDirectorで粒子を70%カットして修正をさらに加えたのが右の写真。若干造りものっぽい感じもするが、このぐらいまでは簡単に修正できる。展示目的であればやはり右の写真になるだろう。

Original                              粒子70%カット

M42 Zeiss Tessarの試写結果

カラーネガのせいか思ったよりガチガチのレンズではなかった。(Takumarで良かったのでは?)
Epson scanとSilverfast両方でScanしてみたが、やはりカラーネガのScanはSilverfastでないと色が出ない感じだ。後ろの電線が邪魔なので消してみたのが右側。

今日の日録

【Pentax SP with Tessar 50mm F2.8 film:Kodak Vision3 500T 現像液:Marix C41現像キット 7分@32℃】

昨日と今日はM42 Zeiss Tessarの試写

 久しぶりにVision3 500Tを使ってみた。24枚巻で使っているけど、散歩写真のカラーだと1回で使い切るには題材が少ない。現像液もちょうど3年目に入ってしまったので、Marixに注文しているのだけれど、届かなかったのでまだ2年物で現像。ネガ上ではどうにか絵は出ているので、まだ使えるようだ。フィルターやフードで切られないかと若干心配だったけど、それはなさそう。現在浴室で乾燥中。

 最近昔の写真を見ていると、ライカの50mm Summicron 沈胴が結構良い。接写ができないのは難点だけど、テッサーにこだわる必要はなかったのではと思ってしまった。このレンズはドイツのネットのカメラ屋さんから買ったM3に付いていたもの。しかし、届いて撮影中に前玉に点傷を発見。そのころ雑誌に載っていた、関東さんの前玉入れ替えサービスで前玉を替えてもらったもの。なので、オリジナルではないが、結構好きな写りがする。一時期、M3にはこの50mm Summicron、M2に35mmのSummicronの組み合わせで出歩いていた。

過去のネガを修正してみた

やはりSilkypixの使い方でモヤが撮れたみたいなクリアな画像になった。
これならカラーネガでも楽しく撮れそう。ここまで自動調整でやってくれると良かったのだけど。

【2024/04/17 鹿児島市】(Konica C35 FM 38mmF2.8 Film Vision3 500T with 85Bfilter)

この日のネガの修正版

こんなネガもクリアになりました。

【2024/04/05 】(Canon FTb with nFD50mmF1.4 & 35mmF2.0 with 85B filter Kodak Vision3 500T)

カラーネガの編集(リタッチ)

 カラーネガの編集(リタッチ)方法が全然分かっていなかったようで、Vision3 500Tの最初にアップしているネガのリタッチをやり直してみたら、全く違った印象の写真になってしまいました。500Tだからこんなものかと思ってましたが、自分が未熟だけだったようです。これならリバーサルに近い感じに仕上がってしまいます。これまでのカラーネガの編集をやり直さないといけないレベル。Silkypixのトーンカーブの使い方を知らなかっただけではあるけど。

オリジナル (2024/01/15 国分自衛隊前 特攻桜)                   再編集後

Vision3 販売拒否の影響

 Kodakが35mm Vision3ネガフィルムの写真家向けの販売をやめてからはや半年、Kodakの見込みとは違って、カラーフィルムから足を洗う人がふえている模様。もともと、カラーはコンデジで十分と言えば十分なので。なので、Kodakのカラーフイルムの売上が増えるわけでもないだろう。
 こちらはまだ3巻分ぐらい残っているので、ぼちぼち使うのみ。

35mmピンホールどうにか参加作できた

 世界ピンホール写真デイということで、Bessa-Tのピンホールを試す。
 ちょうど28mmの画角ぐらいなので、28mm用外付けファインダーで撮影。
 しかし、近接で撮ったバラが切れてしまっていた。
 また、内臓の露出計を信じ過ぎてしまったので、暗い所が出ていなかった。
 明るいところに露出があっていたようだ。
 提出用は700ピクセル、180kbの制限があるので小さな絵になった。

27日撮影分

Double-X&Vision3(35mm,400ft) 販売中止

 知らないうちに、10月末に国内のオンラインショップでの35mmフィルムの販売
 をやめていたようだ。Kodakからのクレームが入ったようだ。(手巻き対策。)
 とりあえずはB&Hで買うことになるので、現在の価格を調べてみた。
 本体:$327.50 Shipping:$37.62 Duties & Taxes:$60.26
 ここでは、Duties & Taxesは払う必要はなく、
 合計:365.25$ x 150円 = 54,787円
 さらに輸入通関時に消費税10%が(5,479円)必要。したがって合計:60,266円

 コダック国内販売の価格は49,753円だったので、一万円近く高い。
 Vision3も同様。事前告知してもらえば良かったのだけど。。
 $/円が125円ぐらいまで上がるのを待つしかないか?
 現在Double-Xが2巻分、Vision3が3巻分残っているので当分は大丈夫だけど。

【追記 2024/12/14】結局B&Hでも日本向けにはDouble-X&Vision3(35mm) 販売中止したようです。なので、今後日本では入手できないようです。代替え品をゆっくり考えないと。

【追記 2024/12/21】B&Hでは、純個人であれば販売しているという情報もあり。Double-Xを試しに注文しようとしてみたが、サバットで日曜まで休業中だった。月曜にまたトライしてみることに。

Vision3 500T 32℃ 8分での現像はオーバー気味

【国分の市街地越しの霧島連山】 

 溜まっていた3月のフィルムを現像した。いつもは32℃ 7分で現像していたが、標準が8.5分ということなので、試しに8分で現像したところオーバー気味で粒子が見えすぎ。次回は7分に戻す予定。 おまけに85Bフィルターを付けたフード(適合焦点距離が35mm以上と書いてはある)で四隅がケラれていた。こちらは次回UVフィルターをはずしてみることに。やはりタングステンフィルムは素直に85Bフィルターを使った方が、WBの手間もなく、自然な色がでる。

2024/03/21(Leica M6+50mmF2+85B Filter)
2024/03/29(Lomo LC-A 85B Filter無し)

Vision3 500T タングステンフィルムのISO設定値

 Vision3 500Tを使う場合にちょっと悩むのが、カメラや露出計に設定するISOの値です。フィルムの説明書には感度は以下となっています。
【感度(露光指数 E.I.)】
タングステン:500
デーライト :320(コダック ラッテン2 ゼラチンフィルター No. 85 使用時)

 これから、フィルター無しで撮影する場合には、カメラや露出計をISO500(400+1/3)に設定すれば良いことになります。では85Bフィルターを使用する場合にはいくらのISO値を設定すればよいのか?
 これは、カメラや露出計の側光部分に入る光がフィルターを通っているかどうかで変わります。例えば一眼レフやミラーレスやM6などでは、フィルタをつけたレンズを通ったあとの光で測光しているので、ISO値には500を設定します。単独の露出計や測光部がレンズとは別に測光窓ついているレンジファインダー機ではISO320(200+2/3)に設定します。測光部が別であっても、フィルターがその部分(測光の窓)をカバーしているのであれば、ISO500に設定します。

 Vision3 500Tに85Bフィルターをつけた場合には、250Dとの感度の差はほぼ無い(+1/3)ことになります。

 なおTiffenの85Bフィルターの減光の仕様は0.6(2/3)段の低下ですが、ケンコーのW12もしくはW10は1段の低下としているので、ISOを250(200+1/3)にする必要があるようです。W10の方がW12より色が薄いので、もし入手したら、露出計で減光具合を調べてみる必要があります。

タングステンフィルム用85Bフィルターの入手方法

 タングステンフィルム(Vision3 200T,500T)を日中の太陽光で使う場合、手間がかからないのは85Bフィルタを付けて撮影すること。しかし、85Bフィルターで検索しても日本の販売サイトでは「Tiffen」の一枚一万円を超える高額なものしか無い。日本製としては、ケンコーのW12フィルタが同等品だ。

 WEBやYoutubeなのでは、フィルターを付けずに、青みの画像をそのまま掲載しているサイトもあるが、それは200Tや500Tの本来の使い方では無い。

 私の場合には、検索したらアメリカのAmazonにTiffenのものが出てきたので、52mmと55mm2枚で一万円ちょっとした。ケンコーの直販サイトのW12だと、同じ2枚で9400円ぐらいで少し安い。とりあえずは大きめのフィルタを一枚買って、ステップアップリング(数百円)で対応する方法もある。ライカ用の39mm口径の85B/W12フィルターはもともとないので、私の場合は52mmのフィルタが装着可能な39mmのフードで対応している。

 【追記 2024/03/26】Tiffenの減光の仕様は0.6(2/3)段の低下ですが、ケンコーのW12もしくはW10は1段の低下としているので、測光部がフィルターを通らない露出計やレンジファイダー機では、ISOを250(200+1/3=400+(1/3-1))にする必要があるようです。一眼レフやM6などの場合は気にすること無く、フィルターをつけてもISOの設定は500です。