昨日届いた110の空きフィルムパッケージ2個を分解してみた。いつもはそのまま始めるが、ジェミニになにか簡単な方法はないか聞いたところ、エタノール漬けは効き目なしで、70度ぐらいのお湯で温めるのが良いということ。ということで最初はお湯に付けてから、いつものように、ちょっと出っ張っているところにカーターで割れ目を入れ、くるっと一周すると、後は上半分を持ち上げて、割れた。しかし、2個目は、途中まではうまくいったが、右側の付け根が止めてあるらしくなかなか二つにわれない。カッターで差し込みを入れてようやく完了。製造ラインが違うと、止め方もちがうのかもしれない。とりあえず新品の空パッケージが2個できた。今使っているのは、トラブルなどでギヤの刃がかけてきているので、そろそろ取り替えが必要。とりあえず2個スペア確保。
(※カッターによる作業には細心の注意を払いましょう。刃先の方向に手を置かないこと。行う際は自己責任でお願いします。)
Lomoの110フィルムはISO400のフィルムでもパッケージ側はISO100用と同じなので、カメラ側に設定する機能がないと2段オーバーになる。若しくは、自分で400用の切れ込みを入れるしかない。なので、正式版のISO400のパッケージが欲しければ、昔のFujiのフィルムとかを手に入れるしかない。
ISO400の検知が出来るカメラは、フィルムボックスの右側に検知ピンがついていて、それが押されればISO100、押されなければISO400という仕組み。ISO400のパッケージにするには、パッケージ右側の出っ張りを下から6.5mmまでカットすれば良いらしい。改造のやりかたはここにある。
ちなみに、ローライA110は、ドイツ生産前期型には検知ピンは着いていないので、ISO400には対応していない。対応しているのは、ドイツ生産後期型とシンガポール生産分だけらし。Fujica 550には検知ピンがついている。



なお、110フィルムを使うカメラは、基本的にパーフォレーションをシャーターチャージにも使用している。なので、120から切り出したままの自作穴無しフイルムは使えない。使えるのはシャッターチャージに使用していない、Pentax Auto 110ぐらいのようだ。他の機種には「穴あけ機」が必要となる。検知ピンをつぶせば、なんとか使えるが、フィルム送りが長めになるので、今度は市販の110フィルムが使えないことになる。市販の110フィルムは、フィルム枠が焼き込んであるため、フィルム送り間隔が違うと、画像が切れてしまうことになる。どうしても、手作りフィルムを使いたい場合は、穴あけ機を造った方が、簡単で無難というのが経験から言える。
