TAXONAと手ブレ

 初撮りでは低速シャッターの時に手ブレのコマが多かった。このカメラは軽く(364g)、シャッターボタンを押すのではなく、回すタイプなので、カメラ自体が動いてしまう可能性が高い。シャッターを押すのに違和感もある。幸い今回入手したTAXONAはシャッターレリースが付くタイプなので、手ブレ防止用に、短いレリーズはないかと探したら、ローライコード用に希望するものがあった。ローライコードもシャッターボタンではなく、TAXONA同様回すタイプなので、手ブレが起きるのだろう。3千円と高いけど試す価値はありそうだということで、早速オーダしてみた。

 Robotは重量が倍あるので、手ブレの問題は感じなかったが、その分普段使いには重いということになる。TAXONAはスナップ向きということだ。

【2024/02/11追記】上のレリーズ届いたけれど、TAXONAにはサイズが小さすぎて、シャッターにとどかず残念ながら使えませんでした。スローの時には、普通のレリーズのケーブルが短いものを使うしかなさそう。

ボタン電池の電圧(テスター導入)

 持ってるFTbなどは、カメラ側のバッテリーチェックが働かないので、テスターを買って見た。値段も千数百円であまり考える値段でもない。バッテリを測ってみると、LR44やSR44は1.55v前後。PR44は1.4v。LR44もへたってきたものは1.4vに近いものがある。全然だめなのは1.2v以下の感じ。これで、気分ではなく、電圧の数値で判断ができるようになった。
 SR43から電圧を変換するアダプタでは正常な電圧値を示さず、テスターの内部抵抗などの問題があるのかもしれない。いずれにせよ、水銀電池の代替えはPR44で十分。寿命もそんなに短くはないみたいな感じではある。今度記録してみないと。

久しぶりの体重比較

久しぶりに手持ちのカメラの体重測定。(電池無しでの状態。(*)は前回より追加。)
やはりRobotは、小さいくせに結構重い部類。

機種 フィルムタイプ コマ サイズ 重量(g)
Ricoh GR1s 135 36x24 180
Contax T3 135 36x24 235
Rollei A26 126 30×30 290
Konica C35 E&L 135 36x24 350
(*) Taxona Tessar 37.5mm/F3.5 135 24x24 364
Konica C35 Flashi matic 135 36x24 375
Rollei 35 135 36x24 380
Mamiya Sketch 135 24×24 440
Bessa-T+35mm/F3.5 135 36x24 590
(*) Konica I型 Hexar 50mm/F3.5 135 36x24 592
Leica IIIf+35mm/F3.5 135 36x24 640
(*) Robot Star Xenar 38mm/F2.8 135 24x24 664
Contax Aria+35mm/F2.8 135 36×24 745
Leica M2+35mm/F3.5 135 36×24 765
Contax S2b+35mm/F2.8 135 36×24 850
Canon FTb+nFD35mm/F2 135 36×24 1040
Contax RXII+35mm/F2.8 135 36×24 1090
Canon nF1+nFD35mm/F2 135 36×24 1130
SONY DSC-T30 デジタル 165
Ricoh GR Digital 2 デジタル 200

FTbボディ交換(2台目)

 先月FTbの巻き上げが壊れたときに、交換用に動作OKでヤフオクで2000円で調達したFTb。中身を確認すると、プリズム腐食、TOPへこみ、フィルムカウンタがリセットしない等の問題を抱えていたため諦めて、予備のFTbとボディ交換をした。

 ヤフオクのFTbはほってあったが、プリズムが1個余ることから、今回TOPと併せて前の予備機から交換してみた。カウンターのリセット不良は、メモリ盤にへこみがあったのが原因で、平面に戻したら、リセットするようになった。一点露出計の動きがおかしかったが、今日再確認したら、プリズムを固定するときになくしたネジが隠れていた。ネジを取り出して露出計もOKに。これで予備機も復活した。

FTb修理不能品のボディ交換

 巻き上げができなくなってしまったnFTb、二軒めの修理屋さんでも部品交換はできず、ボディ交換の見積もりが上がってきた。流石にボディ交換なら自分でもできるので、修理不要で引き取った。最初の修理店でも言われていたが、FTbで巻き上げ部品のスプロケットが壊れた場合、手の施しようがなく諦めが肝心ということに。高くついたセカンドオピニオンだった。
 そこで、ヤフオクでドナーを見つけるのはリスクが高いので、外見に難がありほとんど使ってなかった1号機のボディに移植してみることにした。交換したのは、TOP、底板、セルフタイマー、それにプリズムももう少しで腐食し始める段階だったので、これも替えてみた。これで2号機がどうにか復活した。

Ariaの露出補正表示点滅の不具合

 Contax Ariaで露出補正をしていないのに”-“が点滅する不具合。半年前に対処法で消したはずなのに再現。設定の認識に1/3絞りの食い違いが出ている。前に見つけた、「3コマ連続自動露出補正」をいったん「+1」とかに設定して、シャッター切って、戻したら、前回同様「+0」で点滅表示がでなくなった。電池を抜いて保管しておくと、戻ってしまうようだ。

ハードオフのCanon FTb修理不能ということに

 ハードオフで2000円で買ったFTb。突然巻き上げのロックが効かなくなった。修理屋さんで見てもらったが、巻き上げのネジの摩耗が不良の原因とのこと。ニコイチで交換するにも2台分解するのは大変ということで、修理を断られてしまった。結構お気に入りの個体だったので残念。ということで、早速ヤフオクで2000円の個体を落としてしまったが、どういう個体がとどくことになるのか?
 とりあえずは、予備機で対応することに。

【2024/01/11追記】別の修理屋さんに聞いてみたら、オーバホールベースなら対応可能との回答があった。

【2024/01/14追記】ヤフオクの商品が届いたが使えるものではなかった。予備機を使用することに。

【2024/01/15追記】結局別の修理屋さんに見積もってもらうことにした。

【2024/01/20追記】結局、ボディ交換になるということで、修理は断念。

撮影メモのWEB化

 2017年に撮影を再開してから、撮影日・機材・フィルム・現像液などをコクヨの測量手帳に書いてきたけど、去年いっぱいで余白が無くなってしまった。手帳を買い足す予定だったけど、カレンダー形式でWEB版(PHP+MySQL)を作ってみた。これだと、撮影に行ってない時期が一目瞭然で、すこし励みになるかも。
 しかし、2004,5年の仕事が忙しくなった時期から十年以上ほってあった古いカメラたちが、いまも動いてくれていることに感謝。やはり防湿庫は大事。。

レーザ距離計を買ってみた

 レーザ距離計も安くなってるようなので、買ってみた。なかなか届かないと思ったら中国直送品だった。。

【2023/12/21追記】今日ようやく届いた。iPodの1.5倍ぐらいの大きさ。赤レーザが出ていてそこまでの距離が測れる。距離計の無いカメラの、近距離の静物撮影に威力を発揮しそう。

【2023/12/26追記】昼間使ってみたけど、近距離ならレーザ光も確認できて、問題なく使えた。

水銀電池の代替え電池

 水銀電池の代替えとしは、PR44の空気電池というのが1.4Vで、ほぼ同じで良いのだけど、消耗が激しいのが玉にキズ。裏のシールを剥がしたら、電池の消費がはじまるようだ。なので、このまえ大量買いしてしまった。6個入り5セット、合計30個で1080円。

Robotが帰ってくる

 どうにか修理が終わって来週には帰ってくることに。何回か洗浄しないとだめだったみたい。まぁどうにか不都合なしにシャッター切れるようになったようだ。それでも、なんでも修理してくれるカメラ修理屋さんはありがたい。

【2023/12/16追記】 1/250から1/500が重たいのは、この頃のカメラは、ここでもう一段バネを入れて、シャッタースピードをだしているのが理由みたい。。

【2023/12/19追記】 どうにか修理から帰ってきた。6ヶ月同一個所故障の保証がついているので、とりあえず安心。

最近のデジカメ出荷台数

最近のデジカメの出荷台数は800万台程度のようですね。今年も同程度のようで。1990年代に2000万台あった銀塩カメラに比べ半分以下ということに。結局スマホに食われてしまったようですね。

nFTb スローシャッターの不具合修理

 いつも使ってるNFTbが、1/1秒のシャッターでミラーアップすることを発見。
このページの最後の調整を参考に、まず注入する液がカメラから出るように底蓋をはずし、ミラー室の下の隙間(下の写真)から無水エタノールを注射器(油注入用)で注入。すると、すぐにミラーアップしたままになることがなくなった。空シャッターを繰り返し、2、3回洗浄した。

 しかし、数時間たつと、元通りミラーアップが復活。。 ということで、「溶剤」を調べた結果、「ベンジン」がシャッター回りの油取りには良いということで、イオンの薬局に走り、160円の「Aベンジン」というのを購入。ちなみにコスモスには置いてなかった。
 今度はベンジンで2,3回洗浄。こちらは一晩たっても、とりあえずミラーアップは再発していない。ということで、とどくかどうかわからないけど、注射器のはりを油につけて、ちょっとだけ油をさして、からシャッターを継続してから、裏蓋を閉じた。

下の写真の赤ポチの間の隙間から注入。

ちなみに、上の赤ポチがついているネジ2個で付いている「被せ蓋」は、簡単にはずせるようで、以前のドナーを開けてみたのが以下の写真。蓋をとるより、付けるときの方がネジの取り付けに苦労した。現れたギヤが、スローガバナーのギヤとのこと。この方が確実に作業できることになる。また起きたら試してみることに。

 スローシャッターの不具合はFTbではよく起こる不具合のようで、簡単に修理できるのはありがたい。ちなみに、他の4台(??)の低速は元気だった。

【2024/01/03追記】ほぼ一ヶ月たっても正常にシャッターが切れているので、ベンジンが正解だったよう。