Pocket Fujica 550 (110カメラ) 届く

 縦型の110機としては後期のFujica 550が届いた。レンズは20mmF4のテッサータイプ(35mm換算で40mmぐらい。110の枠の焼付が無いフィルムでは、36mmぐらい。)。目測式の距離計でピント調整。露出はF4・1/125s(EV11@ISO100)~F16・1/250s(EV16)の電子シャッター。ただ、最低がEV11なので、曇の日ぐらいまでとなる。単3電池2本を入れて確認すると、暗い場所では赤ランプでシャッターは押せない。ただ、単3なので重量は重く(263g)なる。向かって右下のレバーでレンズのカバーをすることで電気系統のSWが切れる仕組みになっているらしい。

 また、ダミーの110フィルムで、フィルム送り、そしてシャッターが押せることを確認した。1回目の音でフィルム送り完了、2回めがシャッターチャージ完了ということに。晴れたら試写ということで。なお、価格は送料込みで1000円ぐらいだった。
 作例を見ると写りは良さそうなので期待。

Fujica500で110穴あけ機の試写結果

 110穴あけ機はとりあえずうまく動いていた。しかし、Fujica 500の方は半分ぐらいピントが外れていて失格。とりあえずこの個体は使えないという結果に。次の個体に期待ということに。

Fujica500で110穴あけ機の試写 とりあえず成功ということで。

 今日は昼過ぎから、いつもの試写コースで、110穴あけ機の試写をした。 

 120フィルムから切り出した16mmフイルムを2分割にして12枚撮りとしたが、そこはとりあえずうまく動いていた。穴が3mm径のためか、わずかに画面にかかっているが、これはよしとすることに。現像したネガはまだらのコマになっており、光の強いコマは過露光、弱いコマは露光不足となっており、これはFujica 500自体のものか、この個体劣化による特有なものかは不明。もう一台届く予定なので、それではっきりするだろう。これがローライA110との差になるかも知れない。

 いずれにしても、とりあえず、110穴あけ機は使えそうということで。同機種のパンチで2mmとかあれば良いのだけど、3mmが最小だ。しかし、ネガをよく見れば、コマの右下はもともとカドが潰れている感じもする。正規の110フィルムでは、枠の焼き込みで見えない部分だ。この部分はカメラを見ると、穴の検知ピンを囲ってる部分のようだ。なので元々かどは潰れている。

【Film: Kentmere100 現像:2浴現像 (4分+4分)@20℃】

Fujica Pocket 500(110カメラ)を入手

 やはりFujica 400は画角が狭いのと、3枚玉というところがあり、ひとつ上の機種のFujica 500を入手してみた。状態はFujica400より悪いが、焦点距離は30mmから25mmになり、レンズもテッサータイプになっている。ローライのA110の仕様にも迫るものだ。とりあえず、ダミーフィルムでは動いている。やはりこの機種も、穴を検出しないとシャッターが押せない、普通の110仕様。革が一部貼ってあるが、今では、チープ感しかないので、剥がしてしまった。うまく写るようだったら、新しい革で、貼り直すことに。全面のエンブレムも剥がれてなくなっている状態。外見上はジャンク。電池を入れてシャッターを切ると、明るさに応じて変わっているようではあるけど、いまいちはっきりしない。まぁフィルムを入れて撮ってみるしか無い。

【追記・訂正:2026/04/25】 Fujica 500のレンズ構成をテッサータイプと書いたのは、Geminiの情報でした。今日聞き直したら、3群3枚と言う始末。結局Fujica 500のレンズ構成を書いた資料/公式資料は存在しないというのが実態のようだ。従ってA110より、仕様的には劣る可能性が高い。

Fujica 400 をハードオフで

 今日は雨だったので、ちょっとずるして、ハードオフ往復。いつもは見ない110機が青箱にあったので330円で回収。Fujica 400 という機種。レンズは3枚玉だけど、焦点距離の設定が3点あり、F5.6固定だけど、シャッタースピードが自動の電子シャッターになっている。

 なので、電池を入れて動かなければ、撮ることはできないが、とりあえず光に連動してシャータースピードが変わっている感じ。暗いと赤ランプで赤ベロもでた。穴あけしたダミーのフィルムで動いたので、自家製110フィルムの試験はこれで行う予定。ただ、レンズが30mmなので、20mmのFujica 350等よりは画角が狭い。
 Minolta-16 SGsを3枚玉にしてゾーンフォーカスが付いたような感じだけど、画角が狭いのが難点。35mmカメラの60mmレンズのイメージ。Minolta-16 QTに電子シャッターが付いた感じが近いのだろう。画角が難点なのは同じ。

16mmフィルム切り出し機の試し切り

 昔作っていた、120フィルムから16mmx82cmを4本切り出す装置、まだ使ったことがなかったので、とりあえず120フィルムの裏紙で試験してみた。1回目では力が弱かったために、切れていない部分が発生。2回目は、刃を立てて、力を込めて切ったので、どうにか成功。切り残しが出ると、後処理がグダグダになるので、やはり、力を込めて一気にきらないといけないようだ。

 120フィルムは幅が62mmなので、16mmx4本はとれず、15mm~16mm幅になってしまう。切った裏紙を使い15mm幅に近いものでも、どうにか穴あけはできることを確認した。あと、120フィルムの両脇にはロゴなどの文字が写し込んであるので、それを穴を開ける側に持っていかないといけないが、印が難しそう。切る前に、端に切り込みを入れるとかだろうけど。

【追記】雨戸を閉めて、とりあえず切ってみた。やはり1回めでは切り残しがでて、2回目で完全切断。若干2度切りしているところもあったけど、どうにか使えそう。フィルムはさらに硬いので、やはり気合を入れてきらないといけない。裏紙なしで、フィルムのみで切った方がよさそう。

110フィルムのパーフォレーションの穴あけ機の検証成功

とりあえず、16mmのダミーのフィルムに、今回製作した穴あけ機で穴をあけて試験してみた。
左は16mmの片穴のフィルムに穴を開けたもの。画像は穴と穴の間に写る。右は無穴の場合の試験用に普通の16mmの片穴フィルムを裏紙に巻いて、カセットにいれたところ。101の穴は上側にくる。

最初に、穴のないフィルムで試験した所、Fujica 350はフィルム巻き上げがどこまでもできる状態で、シャッターも押せず。Kodak Ektralite 400は、一回の巻き上げで止まるが、やはりシャッターは押せず。両機は、これまで扱った110機種(Rollie 110やOptima500)と違い、パーフォレーションの穴をシャッターチャージにも使っていた。

次に、今回の穴あけ機で穴を開けたフィルムを巻いて試験したところ、Fujica350は2回めのカッチという音で巻き上げにストップがかかり、シャッターを押せた。裏紙の枚数表示ともほぼ合った動きをしている。Kodak Ektralite 400も、巻き上げがストップした位置で、ちゃんとシャッターが押せるようになった。ただ、フィルム送りがちょっと長めだ。これは穴の大きさが関係しているのかもしれない。いずれにしても、今回開けたパーフォレーションの穴でちゃんと、110カメラが機能することが確認できた。

これを使えば、細工すること無しに、110カメラがそのまま使えることになる。ただし、フィルムは120フィルムからの切り出しなど、無欠のフィルムが必要。市場には、16mmのパーフォレーションの無いフィルムは無いようだ。110カメラの画角は、上のような片穴のフィルムでも、穴に画面がかかってしまうため、110カメラの画角全域を使おうとすると、無穴のフィルムが必要だ。

試験用110カメラみつかる

昔、一箱いくらで落とした中に、まだ110機があった。シャッタースピード固定で、パンフォーカスなので持ち出していないものだった。左のFujica Flash 350はF5.6で1/400sの固定。ISO100でEV13.6なので晴れた日用。KodakのEktralite 400は、F9.5で1/125sの固定。ISO100でEV13.5なので、Fujicaと同じ晴れの日用。電池なしで使える機械式シャッターのようなので、試験用に使ってみることに。

Fujica Flash 350はフラッシュをポップアップさせると、1/100sになる仕様のようなので、EVが2段さがり11.6になり、夕方などはこちらが良さそう。いずれにしてもフラッシュ自体はコンデンサが死んでるだろう。電池がいらない、写ルンです仕様。Kdakはフラッシュではスピードが1/60s、絞りがF6.8に。

両方とも、ISO400のフィルムの検知ピンがついているので、Kodakはスピードを1/250sへ、Fujikaはスピードを1/100sへ。どちらかというと、Kodakの方が有利だろう、解像度という面で。というか、F5.6でパンフォーカスなら、近場しかピントが来ないということに。結局、Fujicaは絞りF5.6固定で、フラッシュまで使おうとして、中途半端な仕様になっているようだ。絞りの制御がない分造りは簡単になる。

反面、レンズはFujikaは3群4枚のテッサー型、Kodakは3群3枚のプラスチックレンズのようだ。構造をレンズで補っているのか。

そういう意味では、これらのカメラはメカニカルシャッターのカメラであり、AgfaのOptima5000やRolleiのA110などは、電子シャッターにテッサー型レンズを付けた、当時では最新の一段進んだカメラだったことになる。いずれにせよ、110カメラは画面サイズの制限に寄る画質から、35mmカメラやそのハーフ版に、需要を食われていくことになる。

110フィルムのパーフォレーションの穴あけ機の製作(II)

こんな感じでとりあえず完成。ただ試験用の110機は探してみないと。基本ピンをつぶしてしまったので。110フィルムの場合は、126フィルムと違って、画鋲のピンの上を画像が写る部分が通るので、フィルムに傷がつかないように、ピンのあたまにキャップ or カバーを付けないといけない。

110フィルムのパーフォレーションの穴あけ機の製作(I)

 110フイルム用の穴あけ機、必要は無さそうと書いてみたが、材料は余っていたので、雨の日の今日作ってみることに。とりあえず126フィルム用と同じコンセプトで、材料を切り出してみたが、フィルムの左右を固定する枠の高さが高くて、使いづらそうなことが判明。これから1cmぐらい削らないといけない。

 110フィルムの穴は16mmフィルムの下側1mm残して、縦2mm横2.5mmぐらいの穴があいている。今回は、下を1mm残して直径3mmの穴をパンチで開けることになる。ちょっと大きめの穴となる。しかし、カメラ側の検出ピンは下側ギリギリについているので、検出してくれるか若干心配。
 穴の間隔は26mm。なので、画鋲のピンから穴あけの中心まで24.5mmということに。

おすすめの110カメラ

 いろいろ試写した結果として、おすすめの110カメラはローライのA110となる。やはり、Tessarのレンズが付いていて、ゾーンではあるが距離設定ができるところ。パンフォーカスではやはり甘くなる。さらに手のひらサイズで小さいこと。LOMOのカメラは新品で買えるが、レンズや大きさなどに不満がある。

 使用するフィルムは、自家製のフィルムを手巻きするとなると、パーフォレーションの穴制御の無効化などいろいろ手間多く、撮影枚数も少なくなるので、LOMOのフィルム(千円ちょっと)を買って使うのが一番だろう。現像だけは自分でやるという手も残っている。

 手巻きの16mmフィルムを使う場合、シングルパーフォレーションのフィルムでは、穴にフィルム画面がかかってしまう問題もある。これを防ぐには、120や135フィルムから切り出したフィルムを使用する必要がある。

16mm 単孔フィルムの実装方法

 フィルム上に写る画像は以下の図のようだ。Minolta-16IIの場合は10x14mmの画像なので、ダブルパーフォレーションであっても孔にかからないので、方向はどちらでもよい。Mamiya-16も同じ。

 Minolta-16 MG-Sでは12x17mmの画像がフィルムの上部にくるようになっている。なので、カメラの下の方に孔がくるように、フィルムを実装する必要がある。Minolta-16の場合は、フィルムマガジンを上下逆にしてカメラに装着する。なので、フィルムマガジンにフィルムを入れるときには、フィルムマガジンの左右を結ぶバーの側に孔がくるように巻く。

 110カメラにシングルパーフォレーションの16mmフィルムを使う場合には、カートリッジの巻き上げギヤがついている方に、孔がくるようにする。しかし、上の図のように下側の1mmぐらいには、孔がかぶってしまうことになる。ただし、画像は上下逆なので、屋外での写真であれば、空に穴があくことになる。

16mmフィルムカッター作成中

 ハンズマンで材料を買ってきて、120フィルムから16mmフィルムへのカッターを作成中。とりあえず刃は、15mmフィルム4本用と16mm+35mm(126)用を2つ作ってみて仮止め中。120のフィルムは測ってみたら61mm幅あり、裏紙は62mmあった。とりあえず裏紙のまま敷けるように、台座の溝幅は62mmで作ってみた。また、15mmの角材4本だと、刃を3本入れた時に広くなってしまうので、角材の1本は8mmと6mmの角材を張り合わせて14mmにしてみた。カッターの方は実際に使うときには、カッターの刃が動かないように、写真にあるクランプで固定して使う予定。